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赤いひまわり

ねー、ねー。

最近、うちの下の子(6歳:未就学児)はよくしゃべる。


ねー、ねー。聞いて〜。


保育園での話、流行っている話など話したくてたまらないらしい。


はい、はい。聞きますよ。元気に話す娘の話に耳を傾ける。


だと、怒られるんです(笑)


体ごと娘の方に向かないとめっちゃキレる(笑)


真剣さが足らんのだと。もはや正座して聞くのが我が家のスタンダードになりつつある。


普通は「今日は◯◯ちゃんがね」とか「◯◯先生がね」で日常生活を話してくれるのだが、本日の話題は…

赤いひまわり知ってる?

だった。


不覚にも見たことない。ありそうなものだけど、見たことないものを知ってるとは言えない。

私「えー、知らない。赤いの?」

娘は本当に鼻が伸びたのかな、と思うほどドヤ顔で

「あるよ!真っ赤なの!でもヒマワリなの!」

と手を大きく広げて説明してくれた。


私「え?見たの?赤いひまわり」


これまた、さらに鼻高々になって

「見たよ!だってこんなに大きくて、真っ赤だったもん!他にもね、こんなちっちゃいやつとか、背の高ーいやつとかいっぱいだった!」


へー、保育園の近所の庭にでも植えてあったのかな?などと想像を巡らせていると


近くにあった本を取って

「こんな感じの本!」


ああ、なるほど。「図鑑」ね。


どうやら今日は「花の図鑑」を読んでいたらしい。


「そっか、すごいね。パパも見たくなったから調べてみようか」

こんなときにすぐGoogle先生に頼るところがダメなんだよな〜などと思いつつ、子どもの興味が熱いうちに共有しないと意味がないのでiPadで

赤いひまわり

と検索。

で、出てきたのが、こちら。


赤っ!思ってたより真っ赤!

ちょっとびっくり。娘が興奮して話すのも理解できた。


濃いワインレッドからルビー色まで変化のある赤茶系品種のひまわり「クラレット」と言うらしいですが、詳しくは分かりません😅


黄色のヒマワリとは違い、葉はナスの葉ににているそうです。

保育園児に教えてもらった豆知識でした。

子どもの探究心は大人を超えてるし、よく物事を覚える。


大人になっても脳は鍛えられる。ただ毎日のリズムに変化を感じなくなるので、いつの間にか動いてはいるが「思考停止」に陥っていることが多い。

「何故」を大事にして「思考」を広げる練習をしていかないとなと、子どもには教えられることばかりだ。

大人だからと、変に偏った知識で子どもにマウントを取るより、一緒に勉強し、観察し、調べまくる方がよっぽど生産的だ。

うん、子どもは先生だな。

そんな今日の結論、でした。

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