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惚気る酔っぱらいの電話

今日の彼はベロベロだ。
突然電話がかかって来て、何か緊急なのかとびっくりしたが、「もう家の近くまで来てるよ!」という酔っぱらいのかわいい報告だった。

ほっとしたのと同時に、テンションの高い彼が続ける。「俺はお前と一緒になれて良かった。早く会いたい。(中略)やっぱり、どんなに辛くても、幸せな時もはるちゃんが居ないとつまらない。刺激が足らないよ。どんなに忙しくても一番考えているのはお前のこと。直接は照れて言えないけど許してね」って。

彼はいつも感謝の言葉や愛の言葉を言ってくれるけど、酔うとより顕著になる。少しネジの外れた彼のストレートな言葉が意外と甘く、キュンとすることが多い。いつもは冷静で淡々としてるから、酔ってテンション上がって甘い言葉を言っているのが可愛く思える。

しばらくして家のインターフォンがなり、モニターに接近してくる彼の無邪気な顔。ヨタヨタしてて、無事に帰って来れたことに安堵した。

彼がうれしい言葉をたくさんくれたので、私も心から愛していること、愛おしいこと、感謝していることを伝えた。

それに、明日のイベントをすっかり忘れていたが、「はるちゃん!明日はおしるこの日だよ!」と彼が教えてくれた(近所の公園でつきたてのお餅をおしるこにして無料で振る舞うというもの)。これは、掲示板でたまたま見つけて、これ行きたい!一緒に行こう!と1ヶ月前くらいに話したことだった。当の本人が忘れていたのに、6時間くらい仕事の人と飲んできて、疲れている彼が覚えていてくれた。

私が何気なく言ったこともほんとうによく覚えていてくれる。そういうところも大切にしてくれているだなとわかるし、愛されている実感になる。

ほんとうに出会えてよかったよ。
これからゆっくり夫婦になっていく私たち。
貴重な独身生活もしっかり味わって、
歳を重ねる度に絆を強くしていくような
頼もしい夫婦になろうね。

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