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自社の事業の未来のために、地域全体を元気にする。空間と人と仕事がうまくつながる好循環を生み出す取り組み

新しい不動産業研究所とは
新しい不動産業研究所とは、不動産事業の取り組む企業や個人が、従来の取り組み領域だけにとらわれず(業の領域拡大と呼びます)、不動産オーナーや使い手さらには地域市民からの共感を得て時に協働しながら事業を進める(業の民主化と呼びます)ことができる事業者へと自身をアップデートするために仲間が集い知見やノウハウを高め合う場所です。

きっかけは「自社の未来」をどう創るか
島田さんの所属する喜田建材様は建材販売が本業。その中で不動産業を始めた理由は工務店の営業支援。
顧客である工務店(住宅建設会社)が受注を取れなければ、そもそも建材が売れず本業が厳しくなるという悪循環が一旦始まってしまうと自社の事業の未来も暗い。
工務店の営業プロセスを聞くと、大きな課題は土地が決まらないという悩みを抱えていることがわかったことで、その悩みを解決して「三方よし(施主は建てられる、工務店も仕事ができる、自社も建材が売れる)」を実現するために始めたのが不動産事業。
 

喜田建材が取り組んでいる事業



不動産事業を通じて見つけた「地域の」課題
不動産業をやる中で「空き家の管理に困る」「相続したけどどうしようもない」という「地域の課題」に直面する。実は自分の地域では「ただでもいいから貰ってくれ」という声も上がるほどすでに不動産価値が下がりすぎて不動産業も手を動かさず、買い手もボロボロの家を見て「買いたいと思わない」市場になっていたことに改めて気づく。

地域ローカルファンド「3つのファンド」のつかいかた

 

「地域の」課題を生む悪循環。根本的な理由の解消を「チャンス」にする
今回の不動産クラウドファンディングを使った取り組みの根本にあるのは自分たちの事業、業界が生きていかなければならないというのが始まり。地域の価値をみんなで作り、面白い街になれば新しい人が集まり、地域での暮らしが楽しくなればまたそこに人が集まる。そういう状況を生み出せる好循環を作りたい、作るべき。買取り再販の話は入り口。この先は「つくるファンド」「育てるファンド」「持続させるファンド」という3つのファンドの組み合わせ。「つくるファンド」は買取り再販で、住める家を増やして、地域に住民を増やし、「育てるファンド」は地域で仕事をしたい人、事業をしたい人に空き物件を使える物件化して事業の機会を育てるきっかけに、そして「持続させるファンド」で地域の企業(自社を含め)が自己資本や借り入れで投資してきた事業が回ったらファンドに転換することでやりたいことをより早くよりたくさんできるようにする。そんな価値の循環を生み出す。

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