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育児日記#9 父親はおっぱいなしで赤ちゃんを寝かしつけられるのか?

寝かしつける選択肢を広げる

 赤ちゃんの寝かしつけとは文字通りそのもののことなのですが、めちゃくちゃ大変ですよね。
 「泣いている赤ちゃんをあやす」と同じくらい必要なスキルだと思います。赤ちゃんが寝ないと親も寝れないし、赤ちゃんは寝ないと機嫌悪くなって泣くからね。
 最初はどうしたらいいのかよく分からずテンパってしまうかもしれませんが、ひと月もすれば自分なりの対応方法が分かってくると思います(必ず効くとは限りませんが、、)。
 こちらも人間、万能ではないので泣いて泣いてどうしようもないときはそのまま泣かせておいて良いと思います。

ゲーム感覚でクエストを進めていく

 
 育児全般そうですが、初期は特にRPG的な要素がありますね。簡単なクエスト(ミルクあげ、おむつ替え、着替え、抱っこ、沐浴、寝かしつけ……)を反復試行して、こちら(親)と赤ちゃんの経験値を上げていく感じ。赤ちゃんが寝ている間にこちらもHPとMP(これは精神力、メンタルポイントですね)を回復して…。
 途中で抱っこ布団、おしゃぶりやスワドルなどをストアで調達し、より効率的にクエストをこなしていきます。
 赤ちゃんも自分たちも経験値が上がってくると、多少のことでは動じなくなります。もちろん日に日に新たなクエストが追加され、難易度が上がっていきますね。鼻水が詰まったり、💩出なくて暴れたり、夜中全く寝なくなったり。

 お、「昨日までの経験値では対処出来そうにない新たな敵が現れたな、どれどれ…」くらいの気持ちでいきましょう。何で泣いてるの…どうして泣き止まないの…と途方に暮れて落ち込む必要はありません(気持ちはとてもよく分かります)。
 育成RPG、ちょっと試したことのないコマンドを操作してみるか、みたいな心持ちでいいんじゃないでしょうか。もちろん人と比べる必要ないし、「育児日記#2」でも書いているように、最適解は常に変わっていくので。


自分のイメージとしては、パワポケ4の裏サクセスです


パターンが見えてくる…?

 生後1ヶ月頃くらいから、だんだんと生活リズムが出てきたように思います。出産直後は3時間おきに寝て起きてを繰り返していたのが、その後2〜3週間ほどはバラバラで、昼たくさん寝たら夜はなかなか寝なかったり、数日ごとに昼寝る・夜寝るを繰り返してなかなか大変でした(個体差ありますね。もちろん新生児期当初もギャン泣きよくありました。)。
 ただ、1ヶ月あたりからだんだんと生活リズムのようなものが出てきました。夜を分かっているのか、静かでしーんとしているのがいいのか、夜に長く寝てくれたり、昼間はあまり寝ずに機嫌良く起きててくれたり。そして、何となくではありますが、どこのどのタイミングで何をすればすやすや寝てくれるのか、逆にどのタイミングで何をすると暴れて起きてしまうのかのパターンが分かってきたように思います(もちろん、分かったつもりになっているだけで、真実は赤ちゃんに聞かないと分かりません。でも「育児日記#7」で書いたように、赤ちゃんの泣いてる理由を思い詰めて考える必要なんかないからね)。

赤ちゃんの呼吸

 まずは赤ちゃんの呼吸です。浅く頻回の呼吸をしているときは、眠りが浅く、置くと泣き出します。赤ちゃんの呼吸音が聞こえないくらいすやすやする、が一番大事だと思います。
 次に目と手の動きです。浅い眠りのときは目と手が(無意識下でも)動いています。赤ちゃんってよく白目になりますよね、あの可愛いやつ。それはもう眠りに入ってる合図ではあると思うんですけど、まだ置くと泣きます。目を閉じて、手がだらんとなってバタバタしなくなったら、だんだんと深い眠りに近づいています。
 
 おっぱいやミルクを飲んでからここまで円滑に進めばいいですが、感覚的に最初は2回に一回は失敗するイメージですね。
 おっぱいを飲みすぎて苦しい、とか💩が出なくて踏ん張って顔を真っ赤にしている、とか泣き叫んだ後なので覚醒している感じがある、とか…。
 
 こういうときに、対処できるパターンをいくつか持っておくと良いですよね。何でもかんでもおっぱいに頼ると奥さんも疲れるし、何かちょっと情けないなとなりませんか?笑 おっぱいなくてもやれるんだぞ、と笑

 そこで、大小色々ありますが思いつく限り列挙してみました。

  • 抱っこしたまま一定のリズムで歩く

  • こちらの心音を聞かせるように抱く

  • 少し早く歩いてみる(きょとんとします)

  • 抱っこして屈伸運動の要領で両サイドに揺れる

  • バウンサーに乗せる

  • おしゃぶりを与える(経験上、おしゃぶりはギャン泣きしているときには拒否します)

  • 手のひらでしっかり背中をトントン

  • いつもと抱っこの向きを変える

  • お腹に息を吹きかける(効いた試しなし)

  • 赤ちゃんに話しかける

  • 変顔をする(たぶんまだ見えてない)

  • 音楽を耳元で聞かせる(巷ではポイズンが有名ですが、ポイズンなんかで泣き止んでいいのか?ということでエミネムのlose yourselfを聞かせる)

  • 赤ちゃんが落ち着いてよく寝るというような音を聞かせる(テレビのシャーシャー音とか)

  • 音の鳴るおもちゃであやす

  • 膝を立てて太ももに寝かせる

  • 綿棒で鼻の穴の入口をくりくり→くしゃみをして鼻水が出てくるときがあります

  • 赤ちゃんの足をM字にして自転車を漕ぐようにする

  • お腹をのの字に撫でる

  • おくるみで手足がバタつかないようにする

 まあどれも全く効かずに結局おっぱいで応急処置…となることも多いですよね。色んなパターンを組み合わせて試してみて、ある日はこれで泣き止んだ、また別の日にはそれが効かなくて別の方法で…を繰り返していくことになるんですよねきっと。
 赤ちゃんは例えば3つ不快なことがあったとして、そのうち1つが取り除かれると、他の2つを忘れてしまう気がします。おっぱいの効能はネットの海に譲るとして、だから、おっぱいは万能でジョーカーなんですよね。
 (もちろん、ギャン泣きでおっぱいすら飲んでくれず、どうしようもない…となることも、子育てしてる皆さんならお分かりですよね、、泣)

 とはいえ、感覚的なものではなくて、きちんと科学的に研究されたものを信じたいですよね。

これも帰納法的なものではありますが、意外と効果ありますよ。皆さんも試してみてください。

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