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耳とハートの不思議なつながり

今日は、耳に「ただいま」してみよう。
目を瞑って目からの情報をオフにし、
耳が拾っている情報に意識を集中させる。

エアコンの音
冷蔵庫のモーター音(時々強くなる)
時計の音
鳥のさえずり
外から聞こえる不明音(虫の声のように聞こえる)

次第に世界がシーンと静まっていく。
耳を澄ませることで頭の中の騒音が消えていく。
たったコレだけで、平穏な世界が現れる。

耳は、心の門番。
安心して心の奥深くに降りていけるように、耳が門番になってくれている。

面白いことに、Heartというスペルの中にはearが入っている。単なる偶然かもしれないけれど、ハートの形も耳を2つ合わせたような形。興味深い。。

さて。繊細な人ほど、耳は敏感だ。
耳を澄ませて心が静まるのは、心が健康なとき。
心病んでいるときは耳を澄ませることに絶えられないし、もっと酷くなると耳は聞こえなくなる。
心理的な難聴は、自分を攻撃する声から身を守る現象。でも、その攻撃は外側から入ってくる以前に内側で発している。

歳とって耳が遠くなるのも、歳のせいだけではない。聞きたくない思考(自分を非難否定するような)が、潜在意識下で長年繰り返されてきたはず。
コレ、多かれ少なかれ誰もがやってるからね!
それを避けるためにTVや音楽を常に流して絶えず音の中にいたり、何か刺激を求めて忙しく動いて、自己否定の声を掻き消している。

否定する声が問題なのではなく、それを鳴りっぱなしにさせているのが問題。自分を否定してたことに(ジャッジせず)気づけば、その瞬間、自己否定・自分攻撃の音が消えるはず。

「耳にただい/ 耳を澄ませる時間」ぜひやってみてね。

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