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対話を通して自分の持つ愛に気付いた話

今朝、修了生コミュニティ内で募集があったたくちゃんの対話のモニターに参加させていただいた。

約1時間の対話の中で、転職への不安や迷いを払拭させようを思って臨んだのだが、結果私の中にあった息子への愛に気付いた内容だったので、忘れないように書き留めておこうと思います。


転職への不安や迷い

まず私が話したいテーマとして挙げたのは、転職に対するモヤモヤ。

先にお伝えすると、私は今、4か月の期間限定のインターナショナルスクールの保健室の求人に問い合わせをしていて、近日中に先方と話をする日程調整中です。
私は看護師資格を所持しており、教育分野への転職を検討していた矢先に見つけた求人で、思い切って問い合わせをしてみたのです。

そして本題の、何にモヤモヤしていたかをお伝えすると、
教育分野の求人ではあるけど、私の価値観や目標からズレていないか?
昨日、別の良い会社を見つけてしまったが、そっちを優先した方が自己実現に向かう最短ルートなのではないか?
の2点です。

①に関しては、保健室勤務になる事、英語でのやり取りになるので英語を話せない私にはコミュニケーションが取れない=価値観や得意を活かせないかも、という懸念。(漠然とした不安に近い)
②に関しては、見つけた会社の社長が私がなりたい人物像だった為、強烈に惹かれ、そっちに路線変更したくなった。(適応性と最上志向が反応)

不安が軽減されていく

対話していく中で、①については「でも、何とかなりそうな気がするんです」と何度も言っていた事、②については「会社自体は逃げないし、4か月の間にアポを取ることもできるし、4か月後に動いてもいい」と言っていた事から、自分の中ですでに心はおおよそ決まっていて、そこを誰かに後押しして欲しかったんだと改めて気付きました。

また、たくちゃんからも、前向きに捉えていてそこまで大きな不安ではないように思えるとFBを受け、やっぱりそうだよな、と納得。

子育てに対する気持ち

一旦転職に関しては自分の中でブレないことが分かったので、次に何か気になっていることを話すことに。

そこで私の口から出てきたのが、「子どもを家に一人で置くこと」に対しての何ともうまく言い表せない感情でした。
今回の仕事は他県の仕事で、自宅から200km以上離れているため自宅からの通勤はできず、寮に入ることになります。
そのことで息子と事前に話はしていて、息子の返答は「大丈夫だと思う」「何かあったら連絡すればいいんだよね」というもの。

確かに彼は19歳だし、頭ではしっかり考えることはできる。
私が勝手に気になっているのは、彼の背景(不登校期間が長く、社会に出ることに抵抗が強い。人に頼るということも人間不信や恐怖が先立ち、行動するのに躊躇する傾向がある)があるから。

それらをたくちゃんからWHY?で質問してもらった事で、自分の中の言語化できなかった気持ちが徐々に対話を通して言語化できていったのです。

モヤモヤの根源となっていた思考

自分の過去の思いをひとつづつ言葉に出し、紐解いていく。

そうすると、結論は私が息子対して
「安心できる環境を提供できていない」
「自分も嫌々仕事をしている姿しか見せれていない」
自分を責めまくっていること、

また「私以外と繋がれる場が外にないだろうか」
と、外部にばかり目を向けていたことに気付いたのです。

ということは、今回の求人で私が自ら物理的に距離を置くことで、息子にとって安心安全な環境(自宅)で息子自身の力を試せるチャンスになるんだな、そして私自身も興味のある分野に飛び込めるのだから、お互いにとって良い条件が揃っているということが分かり、その気持ちが心の奥にあったから今回の求人は私にとって惹かれるものだったんだと納得できました。

4か月後の未来を描いたことで気付いた「愛」

「4か月息子と離れて生活することで、息子にどうなっていてほしいと思うのか?」というような質問を投げかけられました。

そこで出てきた息子への思いは
「とにかく何のしがらみのない状態で、自由に自分の時間を使ってほしい」
「自分で考える力も行動する力も既に持っているので、そこを自覚してもらえると嬉しい」
「4か月後に何も変わっていなくても別に構わない」
というもの。

それを聞いていたたくちゃんが、
「愛ですね」
「さおりさんは、しなやかで逞しいですね」
と仰ってくれました。

自分の準備が整ったということ

まさか、私も息子に対してそう思っているなんて気付かなかったし、今回の質問を投げかけられてなったら言語化もできずに、気付けなかったと思います。

そして「愛ですね」と言われて思ったのは、
今、私自身が満たされた状態だからこそ、その地点に立てたんだということ。
ここに来るまでに、二年はかかりました。
一人で考えて、悩んで、行動して、環境を変えて、良い仕事や仲間に巡り合えたことで少しずつ自分が満たされていき、そのタイミングで「自己理解プログラム」に出会った。
100日かけてとことん自分と向き合い、ありのままの自分を受容し、自分を好きになれたことでようやく自分を満たす事ができたからの今。

八木さんが仰っていた「自分が満たされたいる状態だと、周りを満たしていける」ということを、今回の対話を通してようやく自分の身におきていると実感できたのが、とても嬉しいです。

まとめ

自分を愛で満たすには、自分を丸ごと受容できるのことが大切。
自分が満たされば、自然と周りに愛を振りまける人になれる。
だから、まずは自分を知ることがスタート。

この数か月でここに辿り着けたのは、自分にとって大きな進歩です。
絶対忘れてはいけないことだと思ったので、初心に戻らなきゃと思った時はこの投稿に戻ってこようと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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