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自分の中に当たり前にあった「本当の好きなこと」気付いた話

自己理解プログラム修了生コミュニティに入り、10日ほど過ぎました。
その間に、数名の方と個別でお話をさせていただく機会があり、そこで新たな気付きがありました。
そのうちのひとつである、「自分の本当に好きなこと」についての気付きについてまとめてみました。


好きは見つけたはずだった

自己理解プログラム受講し、自分の中の「好き」は見つけたはずでした。
因みに、プログラム受講中に出した「仕事にしたい好き」3つは

①自己理解/生き方
②学校教育/教育
③異文化理解/多様性

今回新たに気付いた「好き」は、プログラムに取り組んでいる時には一度も出てこなかったものだったのです。

「自分をアピールできない」理由

私は、今転職活動をしていますが、異業種への挑戦のハードルが高く、しかも自分の経歴をどうしてもアピールできないことに悩んでいました。

なぜアピールできないかというと、看護師として働いている自分にずっと自信を持てずにいたことが関係しています。

看護師としての向上心がないまま働いている自分が好きになれない

成果を出しても「みんなはこんなこと簡単にできるし、大した成果ではない」と自分を認める事ができない

いつまでたっても自信が持てず、そんな自分が嫌い

という負のループにハマったまま、ずっと私は働いてきました。

そんな自分から抜け出したくて受講したのが「自己理解プログラム」でした。

そして今回コミュニティ生とお話をさせていただいる時も、「転職活動が上手くいかなり理由=看護師としての自信のなさ」だと話していた私。
そんな中、以前勤めた高齢者施設の話になり、私の話を聞いていた相手の方から言われた言葉に、ハッとしました。

無意識すぎて気付かない?

私が介護施設でやっていた仕事内容を聞いていたお相手が、
「そうやって高齢者に寄り添えるって本当に凄いこと」
「看護師さんとしての自信はなかったのかもしれないけど、さおりさんが施設にいたら絶対安心」
「無意識すぎて、出来ていることがたくさんあるのに気付けていないんじゃないですか?」
等と言ってくれました。

振り返って見ると、一緒に働いていいた職員にも、入所されていたご家族からも「働く姿勢」に関して高評価をもらっていたのは確か。
ただ、自分に自信がないせいか上手く受け取ることができていなかったんだな、と、今回の対話で何となく思いました。

そこで改めて、自分の過去を振り返って見ました。

単純に高齢者が好き

私は幼いころおじいちゃんおばあちゃんと一緒に住んでいた時期がありましたが、家族以外の高齢者を見てもなぜか目で追っていて、理由はわかりませんが話をしてみたいという感覚がありました。

なので高校3年生の時の進路選択で福祉系に進みたいと思い、親に打ち明けたところ、母親が高齢者施設勤務だったことが関係していたのか「大変だからやめなさい」と反対されてしまい、一度諦めていたのです。

その後、看護学校へ入り訪問看護の実習に行った時も、病院とは違う感覚に何だかリラックスできている自分がいました。

卒業後も訪問看護師として働きたかったのですが、当時は数年の臨床経験が必要条件にあり新卒で働くことはできませんでした。

看護師とし病院などで働いて数年後、偶然自宅の徒歩圏内に介護施設がオープンすることが分かり、そこに新規立ち上げの職員として就職することができました。
そこで働いていた時の私は仕事に積極的に取り組むことができ、人間関係はとても辛かったのにも関わらずやりがいがあり、約8年勤める事ができました。

やりがいを持てた理由は、「自分に裁量権があったこと」と「人に寄り添うことが好きだから」だとずっと思っていたのですが、今回コミュニティの方との対話がきっかけで、高齢者が好きという自分の中の基盤があったことに気付けたのです。

看護師としてではない関わりと、看護師としての関わり

介護施設を退職した後も、そこで自分が取り組んできたことは詳細に思い出せますし、働いていた時は毎日沢山頭を使って入所されている方やご家族に寄り添う方法は?安心して穏やかに過ごしてもらうには?楽しい時間を過ごしてもらうには?などを考えていました。

それは私としては看護師として、ではなく、相手を尊重した関わり方を中心に置き、そこに看護師の知識や技術が必要であれば提供するといった感覚だったんだ、と今振り返ってみて思いました。

でも、看護師の視点で関わる事で相手に大きな安心を与えたり、苦痛の緩和もできたりもしていたんだな、とも思います。
ここを施設勤務時に気付けていたら、ずっと自信のないままの自分ではなかったかもしれません。

まとめ

今回の気付きは、前提として自己理解プログラムを受講していたことが大きく関係しています。
なぜなら、受講中に自分を見つめる視点が「できない自分(自信のない自分)」から「できるところが意外とある自分(自信を持てるようになった自分)」に変わっていたからです。

自己理解って本当に大事だと思った事、そしてそれがあったからこそ他人の言葉を素直に受け止めることができ、自分の視点をすぐ変えることができたのだと思っています。

また、同じ学びしてきた方との対話は本当にメリットがある!というのを実感しています。
今後も適宜対話する機会を持ちたいと思いました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^


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