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「この道で生きるしかない」と思い込んでいた。前職のゲーム会社を選んだ理由と辞めたあと。

前職はゲームソフト制作会社でグラフィッカーをしていました。

小学生のころから、好きなキャラクターがいたらそのイラストを描いてて。
自分でもそこが得意な分野だと思い込んでいました。

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ゲームが好きで…当時はスクウェア(現在スクウェアエニックス)のRPGが好きでよくやってた。
「ゲームを作ることに関わるってなんかすごい。憧れるわ〜…!」とトキめいていた。

学生時代はアルバイトに行くことすら怖がっていた私。
絵を描くことに自分の全てを注ぎ込むような。絵を描くことで他の現実から逃げるような生き方をしていたからか。

「他の業界じゃ生きていける気がしない。働くならゲームの世界で生きて行こう」

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憧れとネガティブな気持ちが混ざったような、他の選択肢が考えられない状態だったけど。
これまた強い思い込みで。

大学を卒業してからの次の進路はそうやって決めた。

実際に就職するのが決まったのは3月に卒業したあとの5月のこと。
私は人よりも遅い就職活動をしていました。

他の同年代の子達に比べたら。
アルバイトなどの社会的な経験も、
コミュニケーション能力も、
精神的な成熟度も、
めちゃくちゃ乏しかった。

ただ「こういう理由でゲームに関わりたい」という思いは自分の言葉で考えて伝えた…ような記憶はあります。

ホントに、よく雇ってもらえたと思います。

自分の中で選択肢が「ゲーム会社」しか見えてなかった。 他はてんでダメだったのに。
そこはブレてないかったんです。

じゃあなんで「この業界しかない」と思い込んでいた会社を辞めたの?

会社を辞める前はすごく悩んでいました。

地味に不安や不満が溜まっていて。
「もしかしたら違う世界で働ける可能性もあるのかな…?」
と考え始めてから。

「ゲームの世界でしか生きられない」
という選択肢が私の中でブレていきました。
ゲーム会社を辞めるきっかけになった理由はそれだった。

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私の中で意思がブレ始めてから。
やりたいこと探しや自分探しのようなことをして気持ちが地に足つかずフラフラする日々。

それから。
何よりも悩みすぎて?
疲れ果てたところで「自分の次の人生を決めないまま」会社は辞めることになります。

当時はめちゃくちゃマイナスな生活に陥ったなと思っていたのですが、自分の意思がブレてフラフラ、ふわふわする時期はそれはそれで必要なものでした。

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揺さぶりがかかってバランスが崩れたときこそ。自分の次の一歩につながる。

他人から見ると「アイツ大丈夫か?」と心配されたり、不安に思われることもあると思うんです。
「この人にだったら自分の状態を言ってもいいな。伝えておきたいな」と思ったら話をして、コミュニケーションとることも良いと思ってます。

思い込んでいた意思がブレることで自分にとっていまは何が大切なのか?に気がつくキッカケになると思ってます。

ブレたりフラフラしたり、モヤモヤすることがあっても、大丈夫だと信じています。

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ここからはゲーム会社を辞めてから、私が見つけた大切なものの話に移っていきす。

現在、私は妊娠中です。
会社で働いていたころは他のことで頭がいっぱいで、こどもを生むことがまったく考えられないような状態だったのに。

「こどもを生む」ということに関しても夫で会話を繰り返して試行錯誤をしていきました。

私にとっていま大切なことは自分たちの日常生活が楽しいものであることです。

そしてその中に仕事をすることも含まれています。
仕事は生活の一部です。
そこも楽しいものであって欲しい。

少し前までやっていたアルバイトも辞めて。
私の実家の近くに引っ越しをしてきて、家の中にいる時間がグーンと増えました。

でも…仕事を通して人ととの繋がりを感じられたらいいなぁ。
という願いが私の中にありました。

それを叶えるために、いまはnoteを書いています。

ここからは余談になるのですが…。

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