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君が思うほど優等生じゃない。

僕らにとっても前代未聞だった、co-ba KESENNUMAでのGW8日連続イベントが無事終了。
とてもとても濃い日々だった。
この企画が持ち上がったのがいつだったのかもはや覚えていないけれども、ラインナップを決めるために、声をかけたい仲間たちをリストアップした時点で既にメンバーはほぼ確定。
いつの間にか信頼できる仲間が気仙沼にたくさん出来ていたことを実感。
案の定、8日間毎日とても楽しかった。
関わってくれた皆様ありがとうございました。


週1回、ラジオの告知のために作ってきたグラフィックデザインが100件を超えた。
そんなタイミングで、また別に毎日1つ、デザインを上げることにした。

BrainfeederというFlying Lotus主宰のレーベルに所属しているグラフィックデザイナーのbeepleは、12年間毎日1つ、作品を発表している。
年末だろうが風邪をひこうが、娘が生まれた日も変わらず。
続けるということは、とても尊い。
(なんかいま来日してるっぽいな?)

僕は劣等感のカタマリだ。周りと自分を比較してすぐに落ち込む。
センスもない。技術もない。
世界と戦う同世代を見て、羨ましくも悔しくも思う。
自分で作品を作るたびに落ち込む。
そんな鬱々とした日々を過ごしている。

ただ、その鬱々とした日々の打開策も知っている。
作り続けることだ。
手を動かすことでしか、作品を作り続けることでしか、不安を拭う方法はない。不安になってる暇があれば、手を動かす。振り払う。忘れる。
これを「仕事セラピー」と名付けているのだから、1人ブラック企業である。

一方で、ある意味健全な精神状態であるとも思う。
悔しさのないクリエイターなんてクリエイターじゃない、と僕は思っている。
常に誰かの作った作品に衝撃を受けて、打ちのめされて、自分の制作に向かう。これから先もきっとその繰り返しだ。

悔しさを感じなくなった時、僕は作品を作らなくなるのかもしれない。

そんなことを思って、自分を追い込むために、不安を振り払うために、毎日デザインを上げている。
情熱だけで生き残れたら、どいつもこいつもヒーローなのだ。(®️日食なつこ/エピゴウネ)

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