「子育て」の価値。
初めに言います。
子育ては、自分にとって、家族にとって、そして社会にとって、
非常に価値のある仕事です。
経済活動です。
人類に課せられた、任務です。
その価値をどうか、理解してください。
子育てに関わるすべての方へ。
そして子どもの一番身近にいる、「親」の役割を担う方へ。
あなたが日々子どもと接し、
日々子どもと共有する、
喜び、悲しみ、苦しみ、くやしさ、もどかしさ、うまくいかないジレンマ、
怒り・・・
あらゆる感情と、その感情の元となる現象、言動は、
全て次世代をつくる子どもたちにとって、必要な経験です。
そして、あなた自身の成長にとっても。
全て、です。
その価値をどうか、理解してください。
「子育て」に関わる日々を、時間を、
自分と子どもだけの時間、という狭い視野で捉えないでください。
もし狭い視野にどうしても囚われてしまう、と感じた時は、
どうか、ヘルプを出してください。
それは、あなたのためであり、子どものためであり、社会のためです。
あなたに、「狭い視野」を強いる環境を、改善する必要があるのです。
「子育て」に関わる全ての方へ。
「子育て」に、一対一で関わることは、不可能です。
あなたが一人で背負う必要はありませんし、
一人で背負ってはいけません。
あなたが担おうとしている役割は、
社会にとって、非常に大切な任務です。
だからこそ。
一人で抱え込まないでくださいね。
あなたが、
「子育て」が価値ある任務であり、
「子育て」から得られることの大きさに気付いたとき、
あらゆる物事の捉え方が、変わってきます。
あなたの人生が、180度、変わってきます。
「子育て」に関わる全ての方へ。
「子育て」に関わるチャンスは、誰にでも訪れるものではありません。
「子育て」で人生を変えるチャンスに恵まれた全ての方へ。
その認識をすることが、
あなたの人生の役割に気付くきっかけとなり、
あなた自信の自己実現を加速します。
あ!!
「子育て」は価値ある任務だから、「専念しろ」、と言っているわけではないですよ。
むしろその逆です。
何にせよ、「専念する」ことは価値観や視野を狭くする危険性があります。
子どもにとって、広い視野を持ち、多様な価値観を持つことは、
これからの社会で生きていくために、必要な要素です。
だから、子どものそばでいる大人が、
狭い視野で何か一つのことに「専念」していてはいけないと思います。
いや、何かに専念するたくさんの大人が、同時に、「子育て」に関わればよいかもしれません。狭い視野でも、6人が関われば、6倍の視野になりますから。
おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさん、お父さん、お母さん、といったところでしょうか。
一昔前なら、当たり前にあった環境ですよね。
多様な価値観が、ぶつかり合ったり、妥協し合ったりしながら、
共存していく方法を探っている、そういう環境。
一番小さい世界ですが、それこそまさに、社会の縮図。
子どもにとっての世界です。
ただ、現代では核家族が増え、
多世代の同居もずいぶん減りました。
すると、母親、父親、子どもの一番身近にいる大人の視野の広さが、そのまま子どもの視野の広さになる可能性が高いです。
だから。
子どもと関わる全ての方へ。
広い視野を持つために、子育てに専念はしないでくださいね。
これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/