「罪悪感」は、持った方がいい。

クライアントの中には、「罪悪感」から自分の想いに制限をかける方がいます。
それは圧倒的に、女性が多い。

「わたしだけ抜け駆けするみたいなこと、できない」
「わたしだけが幸せになるなんて」
「こんな贅沢をしたら、バチが当たる」
「あんなに迷惑をかけてきたわたしが、一人だけ楽をするなんて...」
「みんなが苦労しているのに、わたしだけ…」

もうね、そんな感じで罪悪感を持てる人はね、
本当に素晴らしい人ですよ。

「罪悪感」は常に、自分以外の誰かとの比較、から生まれます。
自分がやってしまったこと、やっていること、やろうとしていることについて、誰かに対して申し訳ない気持ちになってしまう。

自分のことだけじゃなくて、周りのことに配慮できる。どれだけ思慮深い人でしょう。


じゃあせっかくなので、もう少し先まで考えてみましょう。


例えば
「わたしだけ贅沢をして申し訳ない」という罪悪感を持っているとして。
 ➡これって、「ほかの誰かが贅沢できていない」と思っているということですね。

まず、それは本当にそうでしょうか。
もし本当にそうだとして、あなたが贅沢をやめればその人は贅沢をできるのでしょうか。あなたが贅沢することをその人に譲れたとして、その時あなたはどう感じるでしょうか。


例えば、
「わたしのせいで嫌な思いをさせた」という罪悪感を持っているとして。
 ➡これって、「ほかの誰かが嫌な思いをしたのは自分のせい」と思っているということですね。

まず、それは本当にそうでしょうか。
もし本当にそうだとしたら、どうすればその人の気持ちは楽になるでしょうか。それはあなたが罪悪感を持ち続けることでしょうか。


もしあなたが、少しでも罪悪感を感じられる人ならば。
それはあなたがとても素敵な人だということです。


だから、もしあなたが、少しでも罪悪感を感じたときは、
まずはその罪悪感を感じる自分をめいいっぱい褒めてください。

そして、ぜひその罪悪感を利用して、
罪悪感を感じる他の誰かもひっくるめて、幸せになる方法を精いっぱい考えてみて欲しいなって思います。

そして、何か方法を思いついたなら、あなたが行動するんです。


「罪悪感」はその原動力になる、ということです。
家族に内緒で一人だけ贅沢した日は、家族にちょっぴり優しくなれたり(笑)


「罪悪感」は幸せをつくる種になる。



今この瞬間も、生きることに苦しむ誰かがどこかで助けを求めている。
なのにわたしはうまい焼肉とビールでたっぷり幸せになってしまった。

ああ、罪悪感。

子どもの頃、同級生に圧力をかけて追い込んで、たくさんたくさん傷つけた。できることならあの頃に戻って、子どもの自分を引っ叩きたい。

ああ、罪悪感。。。。

よし、明日からまたがんばるぞーーー!!!


人間だから、それでいいんだと思うんです。

これまでの経験で、なんとか自分の役割に気づくことができました。与えられた役割を全力で全うするため、「わくわく」と「ドキドキ」のど真ん中を走ります。 サポートでの勇気づけ、素直に嬉しいです\(^o^)/