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自分が思っている以上に父が苦手なんだと気付いた。


「俺はお前にイライラすること毎日あるけどね!」

旦那さんにイライラするかどうか?
旦那さんが私にイライラするかどうか?

お互いイライラすることないと伝えたら、
父親からそう言われた。

それにイライラするのは言うまでもなく、
私はとにかく父親の

・一言余計なところ
・人の話を遮って自分の意見を述べること
・急にキレ始めること
・知ったかぶりをすること
・ろくに調べもせずにガミガミ言うところ
・自分の意見が全て正しいと思っているところ
・女は飯炊き女と思っているところ
・自分に非があっても謝らないところ


が苦手、というより寧ろ嫌いに近い感情を持っている。



父親に助けて貰ったことはもちろんある。

あるけど、それと同じくらい散々な目にもあっている。



人間面白いことに、
良くされたこと以上に
嫌なことをされた記憶の方が鮮明なのだ。

頭ごなしに否定されて私が怒ると、
「俺が悪いのかよ?」
と嫌味ったらしく言われ、逆ギレされて。

嫌味を嫌味で返すと
「性格が悪い」
と罵られ。

自分がちょっと悪かったなと思った時は、
頃合をみてまるでなかったかのように接してきて。

やることなすこと幼稚で呆れてしまうくらい。


そんな父親と昨日の夜、大喧嘩をした。

家の固定電話にかかってきたNTTの電話で、だ。

あの人たちは勧誘のために何度も電話をかけてくる。
それも夜遅くても、だ(20時以降)

ネット回線や何やらは、私以外の家族は全くの無知。

話を聞いたところで親はちんぷんかんぷんだし、
ああいう人達は懲りずに何度も電話をしてくる。

「わかんないなら、私に電話かけろと伝えて」
と言ってあったから、母はその通りNTTに伝えて、
後日私宛に改めて電話がかかってきた。

それでも電話が来たのは夜の20時過ぎー


非常識過ぎると私も思った。
だけど結局その人たちも所謂代行業者

NHKの代行業者と同じで、
非正規雇用の人間がやってる仕事。

この人たちに非常識もなにもなく、
ノルマを達成するのに必死なのだと私は理解出来た。



NTTの電話に対応していると、後ろから怒鳴り声。

父だ。

私が対応しているのが気に食わなく、
「変われ!」「電話を切っちまえ!」だと、
話を聞いている最中だと言うのにお構い無しな発言を繰り返す。

それも非常識だと思いながら私は父を無視した。

結局「分からないから」と電話を切っても、
何度も電話かけてくるのは100も承知だったから、
私は最後まで話を聞いて相手に

「どうしてほしいのか?」

と尋ねたところ

「仲介業者を返して固定電話とネット回線を支払うのは馬鹿らしい話だから以前の契約にした方がいいと思う」

という案内だった。

仲介業者を返すと本来の料金よりも
2、3000円多く払っていて無駄な支払いが生じてる。

まあ簡単に言えばそんなこと。

それを彼らは簡潔に話さないから、
ネットだなんだと分からない人間が怒鳴る。

私は昨日その捌け口の対象となり、
小一時間散々怒鳴られた。

対応した私がまるで悪いかのように。


怒鳴られて怒鳴られて怒鳴られて。


だからつい私も反抗しちゃった。

「○○だか○○だかは信用ならねぇ!」
→あんたも聞く耳一切持ってなかったんだからお互い様

「俺が対応するから電話を変われ!」
→あんたじゃ対応出来ないから私に電話がかかってる

「そもそも本当にNTTなのか?!」
→一応はそう名乗ってるよ?

「俺が電話に出るといつもガチャ切りするんだ!」
→タイミングが合わなかったんじゃない?

「本社の電話番号聞け!」
→自分はなぜその前に対応してたのにその時聞かない?

「俺の名前を教えるな!」
→悪いけどもう知られてるよ

「だからネットは嫌いなんだよ!」
→DAZNも見れなくなって最終的に困るのあんただよ?

「迷惑だからネットも電話も止めちまえ!」
→あんたの勝手でそんなことされて家族が迷惑だよ


売り言葉に買い言葉。

話はずっと平行線。

だから私は逃げた。

頭も冷やしたくて、逃げた。

携帯だけ持ってサンダルで外に飛び出した。

帰ったのは日を跨いでから。

母に「心配だから帰ってきて」と言われて。

帰りたくないと伝えた。

もう怒鳴られるのも嫌。

同じ話を何度も何度もされるのも嫌。

だけど母は「私も貴方の親なこと忘れないで」と言われた。

やってしまった、と後悔の念。

母を傷つけるつもりはなかった。

じゃあどうすればよかった?

じっと部屋に篭れば良かった。

それが出来なかったのはまだ私は子どもだからだ

そして今日。

一睡も出来なかった。

私は5時に起きてこっそり歩いて仕事場に向かった。

母には「歩いて会社にいく」とLINEで伝えて。

父からお昼LINEが来ていた。

「今日の帰りは何時?」と。

いつも送迎をしてくれているからだろう。

私は嘘をついて迎えを断った。

まだ父の顔を見ることが出ないからだ。

「お気遣いどうもありがとう」と伝えた。

ここは自分でも大人だと感じた。

だけど、送迎の話よりも「ごめん」の一言が欲しかった。

今日は生憎の雨。

昨日同様頭を冷やしながら家に帰ろうと思う。

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