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我が子。知的障害の診断。将来はどうなっちゃうの?勉強はムリゲー?③

こんにちは!  小学校支援員をしていました、nanoです。

今回は、勉強をするために、お子さんが幼いうちに、身に付けておきたい、子供への接し方 
について、書いて行きます!

「そりゃ、勉強させたいよ。だけど、子供がしてくれないのよ…!」
「勉強させてるけど、理解が遅すぎて、心が折れるのよ…!」

前回、前々回の記事で、「勉強を諦めないであげてください」と、散々書いてきました。
そりゃ、勉強の大切さを知らない人なんて、いないですよね。
好きで、「勉強を諦める」「勉強は妥協する」わけじゃないですよね。
おっしゃる通りです。

Aさん:「そりゃ、勉強させたいよ。だけど、子供がしてくれないのよ…!」
Bさん:「勉強させてるけど、理解が遅すぎて、心が折れるのよ…!」

今、AさんとBさんのセリフを書いてみました。
Aさんのお子さんは、「勉強そのものをしてくれない」タイプ
Bさんのお子さんは、「勉強は頑張ってるんだけど、その歩みが遅く、どうしたら良いか分からない」タイプとなりますよね。

この記事では、Aさんのお悩み、そもそもお子さんが「勉強をしてくれない」とならないために、
どのように、お子さんと接していったら良いのか
出来るだけ、お子さんが小さいうちに、身に付けておきたい、お子さんへの接し方について、とっても大事なポイントを、お伝えしますね。

その、大事なポイントは
約束を守る(親が)
です。

ん???? って思いましたよね。具体的にお話します。

お子さんが小さいうちに、始めてください。
今すぐに、始めてくださいね!!

①一日のスケジュールを、お子さんに示します
それを守ります
スケジュールに限らず、
お子さんとした約束は、どんな小さな約束でも、大きな約束でも、
必ず守ります。

以上です。
この2点は、同じことを言っています。

お子さんとの約束は、約束の大小にかかわらず、必ず守る!!

ということです。
どう思われましたか?
「なーんだ、簡単なこと」と思われました?
「ちゃんとやってますよ」と思われました?

意外と、意識をしていないと、これって、しないご家庭は、多いと思うんです。

その場だけ、うまくつくろって、嘘をつく…。
例えば、こんな事、していませんか?
・「絶対に、注射は打たないから、病院に行こう」→注射を打たれる
・「怒らないから、教えて」→怒る
・「お母さんには言わないから、〇〇しよ」→お母さんに話す…のはいいとして、それがお子さん本人にバレる。
・・・・・・
もしくは、「言われたら、はい。でいいんだ! 親に口答えするな!」
と、力で押さえつける感じで、約束を無かったことにしたり……。

もし、少しでも、思い当たるふしがあれば、


こういう、「約束をやぶる」というのは、
今後、いっっっっさい、しない
ということを、強く、強く、お勧めします

とにかく、「お母さんやお父さんは、約束は必ず守ってくれるんだ
と、お子さんに思われるようにしてください

それが、毎日勉強を頑張れる、素地になります


「お子さんとの約束は、必ず守る」
と言いましたが、
守るつもりだったのに、やむを得ず、守れない事態になった
ということもありますよね?

勉強の習慣が付くまでは、そういう状況を作らないようにしたいのですが、
やむを得ない場合は、
お子さんと、きちんと交渉してください。

例えば、病院の例で言えば、次のような感じです。

ごめんね。注射を打たないって約束だったんだけど、どうしても、打たないと、治らないんだって。ママ、こんなに病気が悪いと思わなかったの。でもね、注射を打てば、こんなに早くよくなるんだって。逆に、打たないと、こんな状態になっちゃうんだって。だから、ママは打ったほうがいいと思うの。代わりに、注射を頑張ったら、こんなご褒美つけようと思うんだけど、これでどう?ありがとう。注射は、5秒で終わるからね。少し、ちくっとするだけだから。」

という感じです。

でも、なるべく、約束は守るようにしたいので、
可能性は、きちんと事前に伝えるようにしたほうがいいです。

「病院にいこう。注射は、打たないんじゃないかと思うけど、もしかしたら、うつかもしれない。その代わり、その時は、頑張ったご褒美で、アイスを買ってあげるよ。」
などです。


私達大人が、社会人として、どこかの会社に就職するときを考えてください。
事前に知らされていた、お給料と、実際のお給料、違っていたら、どうですか?
例えば、その時、やむを得ない理由だった時に、うまくごまかされるのではなく、きちんと理由を言ってもらえたほうが、納得しませんか?

子供も一緒です。

しつこいですが、

子供との約束は、必ず守る。
守れなさそうなときは、事前にそのことも伝えておく。
やむを得ず、守れなかったら、交渉する。
なぜ、約束を守れない事態になってしまったのか。
なぜ、最初に言っていたAより、Bのほうがいいのか?
理由を言って、交渉して、納得してもらう。
ごまかさない。嘘をつかない。

という姿勢で、お子さんに接することを、大事にしてください




今回は、お子さんが勉強を頑張れる子に育つ、お子さんと接する際の、大切なポイントについて、お話していきました。


次回は、勉強が習慣に代わるまでの、ポイントについて、お話していきます。


最後までお読み下さり、ありがとうございました。



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