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「点と点は繋がりやがて線になる」ことについてのお話。

急に暑くなりましたね・・・。本当は趣味のサーフィンにでも行きたいところなのですが、まだ緊急事態宣言中でもあり、車を持っていない私にはサーフボードを持って電車に乗ることはまだ無理なので、もう少し我慢ですね・・・。それに海はいつでも待っててくれますし、気長に焦らずで。

そこで今回は「点と点は繋がりやがて線になる」ということについて、書いてみようと思います。有名な話ですと、Appleのスティーブ・ジョブズのスピーチにある話で、それぞれがバラバラの経験だったものが、将来なんらかの形で繋がっていくというお話。

ということで唐突ではございますが、私、ジョン・レノンが好きなのです。どういったところが好きなのかというと、とても人間っぽいところが大好きなのです。「イマジン」「平和」「LOVE」はジョン・レノンの象徴的なイメージだと思いますが、実は結構人間っぽいと私は思うのです。

オノ・ヨーコさんの作品「yes」に魅せられ、すぐに好きになってしまったり、一時期、歌をやめて専業主夫のようになってみたり、名言も数知れずありますが、ワガママな発言も結構あったりと、そういうところも含めて、そうだよね・・・人間だもんね・・・そういうところあるよね・・と思えてくるのです。勿論、曲も大好きです。『スターティング・オーヴァー』『WOMAN』特にジョン・レノンが歌う『スタンド・バイ・ミー』は本当に最高だと思います。そして、クリスマスにはあの名曲ですよね。

そんなジョン・レノンが銃に撃たれて亡くなった命日は12月8日、そして私の誕生日は12月7日。第二子になる息子の名前をつけるときに、私は、自分より多くのことを経験して貰いたいという願いと、次世代へ繋ぎたいという思いがあり、ジョン・レノンに因んだ名前をつけました。とはいえ直球の名前をつけてしまうと、子供が大変になってしまうので割と日本っぽい名前にしました。言われないと誰も気がつかないかもしれません・・・。

そんなこんなで当時忙しい日々を送っていると、仕事でお世話になっていたファッションブランドのかたからあるコラボレーションのお話を頂きます。

それが、公式での「ジョン・レノン氏の直筆イラスト」とのコラボレーション企画です。是非参加させて頂きたいとお伝えし、コンペに参加させて貰いました。とはいえ、アーティストさんが多数参加するコンペなので、おそらく無理だろうな・・・と思っていました。でも、不思議な経験なのですが、結果を待っている間、当時、仕事の忙しかった私は、テレビをあまり見ておらず、帰宅もほぼ深夜だったのですが、たまたま家に早く着いてテレビをつけてみるとオノ・ヨーコさんがご出演されていたり(確か金スマ)と、面白い偶然が重なったりもしていました。オノ・ヨーコさんがバラエティー番組にご出演されていること自体、結構珍しい事だと思います。

そして、ご担当のかたから嬉しいご連絡を頂き奇跡的に形になったのがこちらです。

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いまでも家に残してある自分にとって、とても大事な作品となりました。

「憧れるアーティスト」「絵を描くこと」「作品を発信すること」「息子への思い」そういった点が繋がり、線となって形になることもあるんだなという経験でした。

ですが、この事だけを上げると全てがトントン拍子に見えますが、点が未だに繋がらず、線にならないことの方が圧倒的に多いです。逆にいつか繋がるんじゃないかと思って打った点が、一向に繋がらず、もう、何をやっても無駄なんじゃないかと思ってしまう思考と、日々葛藤しながら過ごしています。

そういう時は、考えてもダメならまずは「点」が少しでも多くなるように、そして少しでも前に進めるようにしています。もしかしたら、自分の知らないところで、いつか点が線となり繋がることを祈って。

「AMAZING THINGS WILL HAPPEN」

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写真は息子の使っているタンブラーです。ちょっと凹んできてる・・・。

少し長くなりましたが最後までお読み頂きありがとうございました。作品にまつわるエピソードは他にもあるので、それはまた別の機会で。皆様、素敵な一日を。

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