セロリとの闘い(完)
こちらの記事の続きです。
毎日少しずつセロリと闘うつもりであったが、計画通りにいかないのが人生というもの。
1日目(続)
午前に炊き込みご飯を作って記事をアップし、さあどうしようかと思いながら図書館に行き、本を読み、ご飯を食べ、入浴したところで、「ん…?無理に毎日コツコツ消費しなくても、使い切れないなら冷凍すればいいじゃな〜い!」と気づいた。
お風呂上がり、覚悟を決めてセロリの株に向き合う。
あまり器用な方ではないのでかなり時間がかかってしまったが、なんとか葉と茎(具にする用・スープの出汁にする用)に分けて冷凍庫にしまうことができた。
セロリの中心部は甘みが強く、生野菜サラダとして食べるのがおいしいらしい。
では中心部のみあとに残しておき、山椒味噌でもつけて食べようかしら。
案外あっさりした幕引きになりそうである。
2日目
体調が悪く、寝たきりで過ごしてしまった。
セロリどころではない。
3日目
突然死ぬほど温野菜が食べたくなり、備蓄していたさつまいもとブロッコリーとウインナーを食べた。
美味しかったがおなかいっぱいになってしまい、セロリを入れる胃袋の隙を作ることができなかった。
後悔はない。
4日目
たとえ「袋から出し、洗い、切り分ける」だけの工程であっても調理する気力がなかったため、冷蔵庫の残りものをチンして食べた。
5日目(本日)
天気が良くなったことで急に花粉の飛散量が増えたのか、毎年恒例のだるさにやられている。
セロリを洗って切れないほど体調が悪いわけではないが、なんとなく気分ではない。
…と思っていたのだが、セロリセロリ打っているうちになんだかセロリの気分になってきたのでえいやっと調理した。
セロリとの闘い、これにて幕引きである。
冷凍庫にセロリストックがあるとはいえ、急いで消費する必要がある分は倒し切った。
これまでの私だったら、「なんとなく気分じゃないなあ」のまま食べきれずに勿体無いことになっていたかもしれないが、書く習慣が助けてくれた。
また、ここまで読んでくださった方も間接的にわたしのセロリを助けてくださっております。ありがとうございます。
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