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ダイニングバー ダリコ (x M.ZUIKO ED 45mm F1.2 PRO)

DRICO

いわきに着いた時すでに19時過ぎ。ホテルにチェックインするや街に繰り出した。ほどなく目に入ったのが、古い蔵をリノベしたダイニングバー。聞いたら、飲むだけでなく、しっかり食事もできるという。直感を大事にして入店したのだが、これが当たりだった。初めての街で、初めて入ったレストラン。ご縁を感じる出逢いだった。

酒と肴(作例を交えながら)

( 甲州ワイン 白 )
( お通しの前菜 )

まずは甲州ワインの白でキックオフ。すっきりとした飲みやすい味わい。少しだけドライ。甲州ワインは欧州の国際ワインコンクールで金賞を獲ってるそうですね。日本のワイン、世界的に評価されだした。福島にも「いわきワイナリー」があって、白ワインがおすすめだそう。いつか行ってみたい。お通しの前菜はあっさりした味付け。赤カブが特に美味しかった。

( 鮮魚のカルパッチョ )
( いちじくのコンポートとブルーチーズ )

前菜とカルパッチョで1杯目の白ワインを飲み干した後、いちじくのコンポートとブルーチーズ、2杯目の白ワインをオーダー。これが美味しかった。甘く煮詰めたいちじくにブルーチーズの酸味と旨味。これがやや辛めの白ワインと混ざると、口の中で化学反応が起きる。ワイン好きには堪らない一品よね。これ大人のおつまみです。

( 甲州ワイン 赤 )
( 牛フィレステーキ )

ここで甲州ワインの赤に大胆なサイドチェンジ。ミドルボディーだけど雑味がなく、果実の香り豊かな赤ワイン。メインディッシュは赤身のフィレステーキ。相乗効果が抜群な組み合わせ。付け合せの野菜はすべて地元産だそう。カブ、じゃがいも、人参、かぼちゃ、エリンギ。野菜があんなに甘いなんて、久しぶりに味わった。我が家で甲州ワインの赤と白を揃えたい!

( ベーコンとキノコとトリュフのクリームリゾット )
( シーバスリーガル 12年 )

最後はリゾットとスコッチで締める。両方とも、口に運ぶ前に、豊かな香りを五臓六腑に染み渡らせる。前者はトリュフの湧き立つ香りを。後者は果実のような華やかな香り、ブレンドならではの重層的な匂いを。ウィスキーはやはりロックで飲むもの。舌で転がしながら、味の変化を楽しむ。気づいたら、入店してから3時間、食べて、呑んで、喋り、あっという間だった。

お店について

( ウィスキーのセレクションにもこだわりが )

オーナーシェフとバーテンダーさん。おふたりとも素敵な方で、いい話しをたくさん伺った。築130年を越す蔵を改装してオープンしたのが東日本大震災の後だそう。10数年が経ち、福島は復興の途についたところ。地元の食材にこだわった欧風料理とお酒を提供するバー。いつかまたお邪魔したい。クレジットカードも使えて、旅行客には有難かったです。一期一会に感謝。

M.ZUIKO ED 45mm F1.2 PRO

( F1.2 / ISO 800 / 1/5秒 マニュアルモード + Vivid )

ピント面はしっかり解像し、輪郭をシャープに描写する。周辺はなだらかにボケていく。そして滲むような背景ボケと玉ボケ。換算90mmの中望遠ならではの圧縮効果。ズイコーF1.2シリーズの代表選手です。本当は、スナップ撮りのために25mm PROを持っていくつもりだったのが、間違えて45mmと旅に出たのは内緒です。本当にバタバタと忙しかったんだよな。慌てちゃイカン、イカン(笑)

注意

掲載した写真は、特に断りのない限り、すべて私が撮影したものです。目的の如何を問わず、無断使用、二次利用を禁じます。よろしくお願い致します。

The pictures shown here are taken by myself unless otherwise noted. Copyright is revered. No secondary use of the pictures are allowed. Thank you for your understanding.


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