【妊娠の記録】つわり日記① 戦いの火蓋が落とされた

7月27日(月)
6w2d(推定)
天気:雨のちくもり

本日からつけようと思う、妊娠の記録。

そう、妊娠したのだ。つい最近。

普通安定期に入ってから公表するものかもしれないが、私にはその普通は通じなかった。

たとえ流産してしまったとしても何事もなかったかのように過ごすことはできないし、嬉しいことだけじゃなく苦しいこともリアルタイムで書き留めておきたいと思ったから。

私は看護学生時代、産婦人科に特に興味をもって学んできた。過酷なお産も、出産のリスクも知ったうえで、まだ6週の今から書こうと決心したのだ。

今絶賛妊娠中で不安な人、いつか子供が欲しいと思ってる人、もうすでに産まれていて、つわりが懐かしい記憶の人、もちろん男性も、たくさんの人に読んで欲しい。

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現在推定6週2日だが、わたしは5週の初めからつわりに苦しめられている。まだ1週間しか経っていないかと思うと恐ろしい……。

妊娠がわかって、ウキウキワクワク!な時間は本当に一瞬だった。

私の場合、どのくらい苦しいか説明しよう。

わかりやすく言うと、常に二日酔いで電車酔いのダブルパンチ。お腹が空くと気持ち悪い、ご飯を食べても気持ち悪い。食べても吐いてしまうからか、すぐにお腹が空く。何も食べずに済む時間はせいぜい2時間程度だ。

特にしんどいのは朝と夜寝る時。

朝はとにかくお腹が空きすぎて、気持ち悪くて目が覚める。これが本当に地獄。朝ご飯を食べると少しは回復することがわかっちゃいるが、席に着くまでが大変だ。毎日ここで最後の力を振り絞っている。

夜はなにかを口にした直後じゃないと眠れない。でも先程言ったように、食べても気持ち悪いから、あくまでまだマシといった程度。

昼間気持ち悪い時は、スマホをいじったり動画を見たり、気を紛らわすものがある。でも夜寝る時はそうはいかない。「寝ること」に集中しなければならないあまり、気持ち悪さが引き立つ。

結局、気持ち悪すぎてもがいているうちに疲れて寝てしまうか、同じく気持ち悪すぎて気を失うかの2択だ。

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今は本当に何もできない状態なので、掃除も洗濯も料理も、全て夫がやってくれている。

「つわりなんて楽勝っしょ!」ってタイプの人じゃなくて本当によかった。救われた。むしろ「頑張ってくれてありがとう」と毎日言ってくれる。神だ。涙がちょちょぎれそうだ。

つわりの苦しみは本人にしかわからないけど、全国の、いや世界中の夫たちには妻を労っていただきたい。妊婦を代表してお願いする。

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つわりのピークは8週くらいだと言われている。つまり私はまだピークじゃない。ははは。

ピークを迎えたらどうなるとかと考えるだけで恐ろしいが、お腹の子を守れるのは私しかいない。ここで弱気になったら負けだ。

ひとりの小さな命を守ってる私、すごい!と本気で思いながら、頑張って乗り切ろうと思う。

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