aikoのライブに約7年ぶりくらいに行ってきた。
コロナとかもあったりして、なかなかライブには行けずだったので、本当に久しぶりだった。

aikoのライブは、いろんな思い出を泡のようにプクプクと思い出させてもらえて、
ライブ序盤からというか、aikoがステージに出てきた瞬間からいつも涙が止まらない。笑


そんな淡い思い出に浸らせてくれて、
過去があるから今がある、
痛い事も辛い事もたくさんあるけど、
今を生きてまた会おうねと言ってくれるaikoのパワーは本当に凄い。

aikoは中学時代からの憧れの人。

（ここからめちゃくちゃ自分の過去語り入ります。🙂笑）

週末は、近所のCDレンタル屋さんでaikoのCDを借りて、歌詞カードをくまなく読んで
MDに曲を落として聴いてたりした。

携帯電話の待ち受けは、aikoの画像だったし
aikoが黄色のTシャツ着てたら
自分も黄色のTシャツを買ってもらって着てた。

歌もファッションも、人柄も大好きで憧れだった。

高校生の時は好きな人と、MDの貸し借りをしていて、aikoを聴いて欲しくて貸したけど
良さをあんまり理解してもらえず、残念な気持ちになった事も思い出す。笑

お小遣いでCDを買えるようになったり
ライブDVDを集めたり
擦り減るんじゃないかってくらい観たし

aiko本も買って、身長だけでも一緒だった事が嬉しくてたまらなかった事も思い出す。

こんな人に私もなりたいなぁ。って

ずっと心の隅っこにはaikoがいた。

大学時代はaikoの髪型やファッションを真似したり
大学の寮の食堂でライブDVDを大音量で流して盛り上がってたら、イキってるんじゃないわよばりに先輩達に叱られたりもした事がある。笑

大学3年になって、私は体を壊した。
休学をする事になり実家で療養してる時に
またaikoのライブDVDを観て元気をもらったり
影響されて自分で歌詞も作ったり
aikoの歌をピアノで弾き語りもしたりした。

この時よく聴いて元気出してた思い出ソングは
『陽と陰』と『be master of life』だった。
（aikoは恋愛曲だけじゃないって事を伝えたい。笑）

大学を留年するか、退学するか
両親と話し合った時

『自分の好きな事をやってみたら？』と言われて

恥ずかしがりながら
『東京に行って、歌を歌いたい』と言った。

それから私は、東京の音楽学校に入学した。
春の季節だったから、aikoの『桜の時』を
一番最初の練習曲として選んで披露した。

それから、駅前で路上ライブをして
『カブトムシ』を歌ったり
ライブハウスでは『二人』を歌ったりした。

aikoには私のいろんな思い出が詰まってる。

元気、癒し、ワクワク、不安、悲しみ、痛み

久しぶりにライブに行って
今までの出来事と感情を振り返っていたら

近くの席の人達も
歌ってるaikoだけをじっと見て
みんな色んな思いを馳せながら
涙を流していたのを見た。

自分だけじゃなかった。

みんなそれぞれに、それぞれの曲で
それぞれの過去がある。

今をこうして生きていて
生きようとしていた。

音楽や人のチカラって、本当に凄いなぁと改めて思った。

心の琴線に触れる。
なんとも言い表せないけれど
ただ、明日もみんなで生きてみようっていう空気感を感じた。

ライブは観客も空間、空気を作り出してくれる。
それぞれの心にある大切な宝物、愛で出来ていると感じた。

aikoのライブで最後にみんなで言う言葉。

『それがLive！（Love）』

また言えるように、過去を重ねて宝物にして
今日も明日もaikoを聴いて生きていこうと思った。

✌️