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わたしの「今」

※「わたし」自身の記録です。1つの体験談として読んで頂けると嬉しいです。

①強迫性障害

強迫性障害とは、「私の手は汚れているかも」などの不安や、「この数字の並びじゃないと嫌だ」などのこだわりが、自分でも不合理だと分かっていても、必要以上に手を洗うことなどの行為が度を越したり、こだわりすぎるがあまり、生活に支障が出ている状態。

👇詳しくは厚生労働省HPへ
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_compel.html

他にも、自分でも不合理と感じているので、自分を責めて苦しくなったりします。
「こうしなきゃ、、。この順番じゃなきゃ、、。」とこだわったり、不安になる自分と、「何でこんなことするんだろ、、こんなことする自分はダメな人間だ、、」と自分を責めたり否定したりする自分の、2人の自分が自分の中にいるような感覚がわたしはしていました。

他の精神疾患もそうですが、すごく症状にグラデーションや個人差が大きな疾患なので、お医者さんとの相談がとても大事だと思います。

② 私の主な症状と症状が出るとき
▶︎症状
私は強迫性障害のなかの、不潔恐怖、加害恐怖、確認行為、儀式行為の症状が強く出ます。

私の症状の一部を2つ紹介すると、、

気になるがあまり、家を1回出る度に、家中の鍵とコンセント、ガス栓などを片っ端から写真を撮り、動画を撮り、そして玄関の鍵も写真と動画を撮り、ガチャガチャと確認を10回以上行いました。そんなに確認したのに、鍵が閉まっていないんじゃないかと思い、途中で何度も帰宅して確認することを繰り返しました。

誰かと話したり、メッセージをする度に、「嫌われたんじゃないか、、」「傷つけたんじゃないか、、」「迷惑だと思われたのかも」「嫌な思いをさせたのかも」「変なこと言ってないかな」と、相手の感情の妄想を何度も何度も脳内で反芻させ、相手に聞いてしまうことがあったり、それができない時はその妄想を真実だと錯覚して自分を責めたり、否定して落ち込んだりしていました。

▶︎症状がでるとき
※これ以外で症状が出る時もありますが、あくまで一部を紹介します。

私はもともと心配性だったり、神経質なところ、(特に水回りや食事に関して)潔癖なところがありました。
そのうえ人の感情に敏感であったり、とくにネガティブな感情の乗った声などに苦痛を感じる聴覚過敏がありました。

私は今思い返せば、幼少期から「適応」することが苦手で、合う合わないがすごくはっきりしています。
合わないと感じたり、ネガティブな感情を受けやすい人や場所に「不適応」を起こした時に、もともとの気質が強く反応し、強迫性障害の症状が出てきて自分を苦しめ、心身に不調をきたすことが多いです。
他にもストレスを溜め込んだ時や、自分の心の声を見て見ぬ振りした時も強く反応して症状が出やすいです。

今回は「現在の自分」を記録。

こんな症状があるんだなぁ〜と、皆さんが強迫性障害を知るきっかけになったりすると嬉しいです。

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