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ロールキャベツ専門店 rolls、開業から1年

こんにちは!
ロールキャベツ専門店rollsのあやかです。

2021年6月5日(土)に東京亀戸でオープンしてから
丸1年が経ちました。
(当時はデリバリーのみの営業)

秋葉原に移転してからもうすぐ3ヶ月。
新しい土地で営業することに不安でいっぱいでしたが、
周辺にお住いの方、お勤めの方、
最近は遠方からご来店くださる方もいらっしゃり本当に有り難い限りです。

そんな今回は
rollsのロールキャベツの誕生について書こうと思います!

食べたことがある方は、
あの味を思い出しながら、笑

まだ食べたことないよ!
という方は是非いらっしゃった時に
この話を思い出していただけたら嬉しいです。

(オープンまでのお話はこちらから)

繰り返した試作

コロナにより自宅待機が続いていた父も、
rollsのオープンに向けて心機一転気合が入ります。

デリバリー会社への営業申請、
写真撮影、容器の発注など
細かい事務作業は私が担当し、父は試作に専念してもらうことに。

父が以前経営していたお店では、
トマトソースのロールキャベツのみをご提供していました。

"ロールキャベツ専門店"として再出発するにあたって、
よりお客様に楽しんでいただけるよう
デミグラスソースとホワイトソースを追加することに。

父はもともと洋食を専門としているので
ソースは試作一発目で決定!

そして肝心のロールキャベツ。

それまでは卵とパン粉、牛乳を入れた一般的なレシピでした。

それをアレルギーフリーにすることで
ご家族皆様で食べることができて、
店としても一つの強みになるのではないかと考えレシピを改良することに。

※ロールキャベツ自体に卵とパン粉、牛乳は入っておりませんが、 
 ソースの仕上げにバターと生クリームを使用しています。
 父が一人で調理を担当していることから、
 前日までのご連絡でバター・生クリーム抜きでご提供可能です。

卵とパン粉と牛乳を使わないロールキャベツ。
これがまた難しくて、、

肉が硬くてパサパサ、
塊にならず切った時にポロポロになるなど、
今のロールキャベツが完成するまでに何度も何度も試作しました。

そして完成したのが現在のロールキャベツ。

キャベツをとろっとろになるまで煮込んでいるので、
これ以上お肉を入れると
煮込んでいる時に崩れてしまうというギリギリまで入れています。

ロールキャベツの仕込み

何度聞いても嬉しいお客様からの美味しいの一言

そんな父の姿を見ていたからこそ、
お客様から
「今まで食べた中で一番のロールキャベツです!!!」
「毎日でも食べたい!!!」と仰っていただいたり、

何度も通ってくださったり、
ご家族やご友人、職場の方を連れて来てくださる姿を見ると
本当に嬉しいんです。

特に作っている父は、
お客様がソースまで綺麗に召し上がったお皿を見ると
毎回ほっと安心したような顔をします。

料理人歴30年以上なのに、です。
意外じゃないですか?
私はすごく意外に思いました。

それだけ毎日お出しするものに
真剣に向き合って作っているんだなと感じます。

オープンしてからもずっと続く改良

一緒にお店をやっていて分かったのは、
料理人も機械でなく人間なので
毎日同じ味を作るということがどれだけ大変かということ。

特に野菜は
季節によって甘味、酸味、苦味、水分量も変わるので、
野菜や調味料の量を調整したり、、

それでも父はただ同じ味にする努力だけでなく、
もっと美味しくできないかと、
私はしょっちゅう味見を求められます、、!

毎日食べていても、
味が3種類あると意外と飽きないものです。笑

デミグラスソースとトマトソース

これからも父のロールキャベツの研究は続きます。
是非、rollsの進化を一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです^^

最後までお読みいただきありがとうございました!


ロールキャベツ専門店 rolls
東京都台東区台東1-4-10 RSビルB1F(秋葉原駅より徒歩7分)
営業時間:11:00〜20:00
定休日:土日

父が一人でお作りしているため売り切れ次第閉店です。
売り切れの場合は、Google、Instagram、Twitterなどでお知らせします。


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