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女と男とその他、いろいろ必要

子育てをしていて悩むのは、旦那さんと私の子育て論が違うことがある時だ。

どうしてこうも真逆の意見なのよ?

と、気が遠くなるのだけれど

河合隼雄の「子供と学校」という本を手に入れて読んでみると、男と女の考え方、視点の違いということが書かれている。

もちろん、その二種類が全てじゃないのは十分承知だけれど

やっぱり、男と女の違う性の対で、受精して子供が生まれて育てる、という自然の現象は

2人の他人の間に、その他人の遺伝子がミックスされた人間が生まれて育てていく、というのに、これまた、自然と必要なものなのかもしれないと納得する。

違う人間が、違う考えを持って、衝突したり、愕然としたりしながら、新しく生まれた人間を一から育てていくっていうのは、ごく自然でむしろ健全なのかも、と。

考え方が同じ人間ばっかりの世界の方が、世界は破滅まっしぐら。

色んなのがいることで衝突して、殺しあう現象もあるけれど、人類全員、男、もしくは女、もしくは、トランプ支持者、なんていうことは異常だ。自然じゃない。

だからアメリカも日本も世界も、格差だ分断が起きることは、自然なことなんじゃないか。

目の前にいる人が、全く自分と違う考え方や行動をすることは、ショックなこともあるけれど、自然なことだ。

そう考えると、いま、私の日々の子育ても、世界情勢も、同じ問題だよなぁ。

複雑。怪奇。差。

それがなくちゃあ、自然じゃない。


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