見出し画像

39

39歳になったわたしが

今思う事、感じる事、
考える事、見えているもの
見えていないもの
見ている世界...

10代のわたし
20代のわたし
30代のわたしを
振り返る

どんなわたしもどんな時も
今日と言う日まで命を
繋いで来たんだと実感する


変わらない過去
変えれない過去
忘れる事の無い過去

それでもその過去の繋がりが
今のわたしをつくってる
今のわたしがいるのは

その過去達が今と言う現在を
通り抜けながら未来に向かって
走り続けているからだ

昨日やっと「出来た事」
昨日やっと「言えた言葉」

もう一度描いている
わたしがいるのはあの時あなたが
「描いたら良い」と言ってくれたからです

わたしの中の
「描く事」
わたしにとっての
「描く事」

それは生きる全てで
それは命で
わたしの人生そのものだ

描いていた時も
描いていない時も
描けないと思っていた時も
また描きはじめた時も

わたしはわたしの生きた道を
描いて来たんだと実感する

色は生まれた瞬間から
わたしの中に
わたしの中から外へ放たれていて

吸収して
呼吸をする様に
色を吸って吐き出す

見える全ても
見えない全ても
全ては無限に広がる色のgradationで

わたしはただ
わたしはただ
夢中で色の中を走って来たんだ

言葉は「生きているもの」
言えない言葉もわたしの中で
「生きている」

「生きていたんだよ」

もう無くなったと思った感情も
もう無くなったと思った言葉も
もう無くなったと思った全てはあって
無くなっては無かった

ただ気づかないわたしがいて
ただ気づけないわたしがいて
ただ気づきたくないわたしがいたんだ

ずっとずっと

「無かった事にして忘れてしまえ」

そんなわたしがわたし自身を
縛って解放しない
それでも葛藤する人生

わたしがわたしとして生きよう
生きたい!だからそれで良いよ
って思えた37歳を通り抜けて

一生懸命に走った38歳を通り抜けて
39歳になったわたしが

今思う事、感じる事、
考える事、見えているもの
見えていないもの
見ている世界...

それを伝えて行けたら良いな
それを伝え続けたいな
わたしはわたしでいたいな
そう思うわたしがいて

言葉、音、光、色...
わたしの中に生まれて
呼吸をする様に吸って吐き出す
色のgradationを

世界中に
地球の色をcolorfulに
39

40代のわたしが
今思う事、感じる事、
考える事、見えているもの
見えていないもの
見ている世界...

それが出来たら良いな
そう思うわたしがいるから

この1年を生きて生きて
40歳のわたしになりたい
そう思うわたしがいるから

それで良い

死にたい時も生きたい時も
苦しい時も、悲しい時も
悔しい時も、葛藤する日々も
ときめく感情も、溢れる涙も
込み上がる情熱も、楽しくて

笑っているわたしも
全部がわたしだから

それで良い

誰が認めなくて誰が認めて
生きる意味や価値が何なのかを
例えわからなくて
それが無いのだとしても

それで良い

わたしがわたしを認める
わたしが生きる意味をつくる
わたし自身が生きる意味だ

それで良い

何かが出来なくて
何も出来なくて
もどかしくてたまらない日常も

それで良い

それで良いじゃないか
そう思うわたしがいるから

39
わたしは今日も現在進行形で
未来に向かって走り続けてる

それで良い
それで良い

それで良いと思えている今が
嬉しい

2023.11.9     齋藤綾嘉と言う人間



紡ぐ / とた

水溜まりに一粒落ちた雫で
世界は波打ち歪んで見えた
大事なものすら曇り空
影隠されて下を向く

いつかは摘まれてしまうのにね
綺麗に花は咲いていて
枯れてしまわぬように
この歌が流れたら

空が泣くあなたが笑えるように
風が歌うあなたに聞こえるように
雲は揺れる私の心のように
淡く、脆く、それでも強く
今は歌うただ、ただ
あなたに届くように
虹がかかりそして繋がる

さよならの前に振り返り言うの
お空で幸せに暮らしますって
見上げて涙を流すのは
ここで生きたいの
あなたとの幸せを諦めてないから

空が泣くあなたが笑えるように
風が歌うあなたに聞こえるように
雲は揺れる私の心のように
儚く、脆く

空が泣くあなたが笑えるように
風が歌うあなたに聞こえるように
雲は揺れる私の心のように
淀んだ空気も 澄みきる星空に
今は願うただ、ただ
明日がくるように
もう一度その手を握れる日がくるまで
虹がかかりそして繋がる


title【NICHIJOo】link line art
日常

どこにでもありふれた日常を生きるわたし達の
その時間は生と死の間のグラデーションであり、繋がりでしか無い。緑が増えて減って枯れて行く様に。また新しい芽が出てそれが空気を生み出してくれる様に。そんな日常の中で誰かが死んで誰かが生まれる。バトンの繋がりは大きく流れて行く時間の概念の中にあってそんな日常は大切なんだと気付かされる時が人間にはあるだろう。

人間研究者、心理学者、creator、
digital artist   齋藤綾嘉


では、またね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?