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高校の友人に活力をもらう

みんなよく頑張っているなぁと感心する出来事があった。

ことのきっかけは、
ZIONという、北海道を拠点に活動するバンドに、同級生がいる!という話をビーラジスタッフに話した時のこと。
ZIONでギターを担当する櫛野さんは、高校時代の同級生で、
これまでも、ギタリストとしてたくさん活躍していた。
高校卒業してから会うことはなかったけど、友人を通してその活躍を耳にしたり、
実際にメディアなどで目にすることがあったので、陰ながら応援して、陰ながら勝手に誇らしく感じていた。
クッシーすげぇな!カッコいいよ!って。

そんな櫛野さんが、
近々AIR-G'に来るかもよ?という話を聞いて、それは、是が非でも会いたい!と思ったのだけど、その日は年に一度の、検診の日。
かーーーー!会えないのなら、近々ライブに遊びに行こうと思ってる。

それで、そんな話をきっかけに、
同級生は、みんな元気にしてるのだろうか!と、急に懐かしくなって、友達に連絡したりしてみたのだ。


私は現在38歳。
およそ20年ほど前に札幌日本大学高等学校を卒業。
当時のことは、恥ずかしいほどの若気の至りなども込みで、本当に楽しくて、本当に青春で、本当にキラキラと輝いていた。
それは、今だから感じる…とかではなく、
渦中にいる当時から、しっかりと感じていて、
毎日が楽しい、毎日がハッピー、毎日腹がよじれるほど笑って、本当に素晴らしい高校生活だった。
なんの努力もしなかったし、部活とかも幽霊部員だったし、生徒会とかもやっておらず、
素行が良かったわけでもなく、勉学に励んでいたわけでもなく、さらには可愛いギャルとかだったわけでもなく、
ただただ、太った、面白おかしい女子高生で、
まぁ、振り返ってみて、もう少し勉強は頑張っとけよ自分、とは思うけど、
毎日楽しくてハッピーだったんだから、結果的には大正解だ。

そして、その時出会った友人は、今でも刺激を受ける存在だし、私という人格はこの3年間でかなり形成されたと思うから、感謝すべき青春時代で、
例えば、私が、ラジオで、ついつい手を叩いて笑ってしまうのも、この時からのくせだ。(不快な方はごめんなさい)

楽しいことがあれば、全力で。
嬉しいことがあれば大きな声で「嬉しい!」と叫び、
悲しいことがある時には、みんなで泣き、
美味しいものはみんなで食べる!

ほんと、そんな、平和な3年間だった。

だけど、卒業して20年間、みんなそれぞれの人生を全うしてるから、
お互い干渉し合わずに、それぞれの道に進んだ。
あんなに楽しい学年だったのに、
あんなに毎日一緒に過ごしていたのに、
一度も同窓会をすることなくここまでやってきた。
(と、ここまで書いてちょっと不安になった。少なくとも、私の耳には同窓会の話は入ってきていない。やってたら次回は誘って!)

なので、今回、クッシーに会えるかも!ってなった時に、
みんなは元気にしてるだろうか!!!!!
という気持ちが、溢れちゃって、
文明の力をお借りして、ちょっとSNSで調べたりしたのだ。

そしたら、やっぱりSNSってすごいよね。
すぐにいろんな友人にたどり着いて、
なんか、みんな、頑張ってて感動しちゃった。

中高ともに過ごした友人の活躍は、
いろんなメディアで見聞きしていたけど
フォロワー6万人以上いるような、経営者になって全国各地を飛び回っていた。
かっこいいぜ。伊勢に行く時には立ち寄りたい。

当時から優しかった男子は、ちゃんと訪問介護の仕事をしていた。事業所を立ち上げて奮闘してる姿は、もう、素晴らしいに尽きる。

バスケ部のあの子はちゃんとまだバスケをしていた。
活躍してて嬉しい!なんて、誰目線!?って感じかもしれないけど、ただただ、感動した。

みんな、ちゃんと、人生を歩んでる!
もう、交わることがないかもしれないけれど、
高校3年間を共に過ごした人たちが、
悩んだり、立ち上がったり、喜んだり、踏ん張ったりしながら、どこかで暮らしている!

これは、今の私にとって、かなり励みになることだった。


というのも
最近、個人的な出来事で、クヨクヨ悩むことが、あって。
それは、些細なことなんだけど、
些細なことに蓋をしていたら、急にそれが弾けちゃって
「あぁ、これは、私にとって、悲しい出来事なのか…!」
と、思わずにいられないような出来事だった。

だけど、本当に些細なことだから、
38歳にもなって、なんでこんなことでクヨクヨしてるんだろうか、と、
自分にちょっとガッカリしてしまって。
モヤモヤした気持ちから抜け出すキッカケをすっかりなくしてしまっていた。

こういう時って、悪いくせで
「未だにこんな事で悩んでいるのは、私だけなのではないか」
とか、負のループにハマっていくんだよね。
そんなわけないから、なんとか抜け出そう!と思っても、キッカケがないと、難しい。

だからこそ、今回、同級生の活躍をSNSで知ることは、
とても、いいキッカケになった。

なにせ、みんな、しっかり自分の人生全うしてるからさ。
あぁ、きっと、みんなも、こうやって悩んだりしながら、歩んできたんだろうなと、勝手に想像したんだよね。

高校時代、バカなこと言って笑い合ってた、あの子達も、
きっと、私と同じように、クヨクヨしたりもしながら、
それでも覚悟決めて、頑張ってるのかも。
だから、みんな生き生きと活躍してるのかも。
と思うと、

私もまだまだ頑張れるじゃん!!!
なんて、思って。

そう思うと、あんなにモヤモヤしてたのに、少し気持ちが楽になって、今、そのことを書いてみようと思えたのでした。



ずーっと、もう、20年も会ってないのにね。
みんなから、勝手に、活力もらって、
また前に進めそうだな。

みんなそれぞれの人生で、それぞれの場所で、それぞれの仲間と、生きている。
だから、私も、頑張る。
誰かと比べるわけではないけど、
心の中に“あの子も頑張ってんだから、私も頑張るか!”
って、おまじないみたいに、思える存在を改めて感じて、嬉しくなった今日のこと。

またクヨクヨする日に思い出して、前に進むキッカケにしたい。


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