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アメリカから見る日本がまさにクールジャパンな件について

「Ray」とアリゾナ

「日本って独特な国なんだな。」

これを一番強く感じたのは、旅行で訪れていたサンフランシスコのジャパンタウンにある本屋さんで、「Ray」の雑誌を読んだときである。

日本にいた時、「Ray」は私のお気に入りの雑誌の一つだったし、アメリカで久々に見たときはとても嬉しかった。しかし、この時の私は、なぜか雑誌のモデルのファッションやメイクの仕方、これから流行るファッションの特集などに猛烈に違和感を覚えたのだ。

アリゾナに留学にきてから、私はおしゃれなんで一度も考えなくなっていた。周りはみんな半袖短パンのカジュアルな格好だし、もしアリゾナで「Ray」みたいなファッションをしていたら確実に浮くだろう。

この、「Ray」とアリゾナというミスマッチさに、私はアメリカと日本のギャップをハッキリと感じた。海外の人が言う「日本人はみんなおしゃれ」、「日本の女の子はkawaii」などと言うのがめちゃめちゃ理解できた。日本人にとっては当たり前の格好とメイクでも、日本以外の国からすると、日本の女の子は本当におしゃれだしメイクもバッチリで可愛い!のだ。これは一種の文化なのだろう。

旅行者の目線から見る日本

今、アメリカの大学は長期休みだ。そのため、何人か友達が日本に遊びに行っているのだが、彼らのインスタのストーリーにうつる日本はまさに「クール」である。壁に並びつくされたコンビニスイーツや、なぜかクルクル回る回転寿司。人だかりの中心にあるハチ公や、慌ただしい都心の様子。オタクの聖地と言われている秋葉原や、なぜかアニメのコスプレをして歩いている人々。今まで全て当たり前だと思っていたものが、彼らのストーリーを通して見ると、なんだかとても新鮮に思える。

日本にいると気がつかないが、日本は、色々なものがごっちゃまぜになっていて、かなり楽しくて面白い国なのである。

日本語の難易度

私のアメリカ人の友達が、日本語を勉強し始めた。まず最初に覚えはじめたのは、ひらがな。この段階ではまだ楽しい。次にカタカナ。ここまで覚えた時点で、結構頑張ったな、と感じる。そうだ、日本語の文章少しは読めるんじゃない?と思って文章を見る。あぁそうか...漢字が読めないとほぼ分からないのか。

これは、日本語を勉強しようと思う人が、ほぼほぼ通る道だと思う。まず、外国人にとっては、ひらがなとカタカナの使い分けが難しい。どうやって使い分けてるのか。いざ考えてみると分からない。しかも、ひらがなとカタカナを覚えても漢字を覚えなければいけない。漢字が母国語にない人にとっては、これはとても大きな壁である。

友達がひらがなとカタカナを覚えているのを横目で見ながら、私は日本語の途方もなさすぎる難しさを感じた。もし私が日本に生まれていなかったら、日本語を習得する気には到底ならなかっただろう。そう考えると、日本に生まれてよかったと思う。

アメリカから見る日本の「新歓」

今の時代は本当に便利であると思う。アメリカのアリゾナという田舎にいながら、友達が大学で新歓をしている様子が、インスタのストーリーでリアルタイムで見られるのだ。

これは有名な話だが、アメリカの大学は日本の大学よりも勉強色が濃い。宿題も多いし、真面目に勉強をしなくてはならない。日本にいると、「日本の大学生は遊んでばっかりで...」などとマイナスに捉えがちだが、果たして本当にそうだろうか。

実際に、留学先の大学の宿題をしながら、日本の新歓を見たときの私の心境はこうだ。「めっちゃ楽しそううう!みんなキラキラしてるなぁ」

ストーリーに写されながら新歓をしている彼らは、間違いなく人生をエンジョイしているように見えたし、日本の大学っていいなぁと心から思った。

もし私が日本以外の国で大学に通っていたら、日本の大学への憧れが止まらなかったかもしれない。

結局、人間ないものねだりなのだ。

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