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離人症

小さい頃から、小さな事でも萎縮して怖くて、夜暗い部屋で寝るのも怖くて・・・つまりは、精神的にとても弱い子供だった。
ずっとではないが、落ち込んでいるときや何か不安になったとき、自分が自分でなくなる感覚が良くあった。
そういう時は決まって「何で私がここにいるんだろう」「何で生きてるんだろう」「私は誰だろう」「何で私は私に生まれたんだろう」「いつ死ぬんだろう」「いつか死ぬのに何で生まれてきたんだろう」そんなことばかりを考えていた。

不安で押し潰されそうだった

成長するにつれ、その症状も少なくなって、皆が感じていることだろうと気にもかけていなかったのだが・・・実はそれが

「離人症」

だということが、今ごろ分かった・・・つまりは精神障害・・・小児期に発症することが良くあり4分の1の人が一時的に発症するとある。
そうだとしても、自分がそうだったと分かったとき、ショックも大きい上に、子供達に遺伝していないかがとても不安になった。

今の鋼のメンタルは、ガラスのメンタルを隠すために自ら作り上げた鎧なんだと気づかされた。

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