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【映画14】ワンダーウーマン(2017)

この作品は、完全に予告に釣られて観に行きました。

当時観たのはこの予告ではなかったと思いますが、とにかくアクションシーンがカッコよすぎて。一見惚れってやつです。
(よく聞くとこの予告の声、セーラームーンの声優さんですね。世代なので激アツです!)

そんな予告きっかけで映画館に観に行ったこちらの作品。
期待を裏切らないアクションシーンでした。

かっこいい女性を見たい方、必見です。

以前、メインのアカウントでも記事にして、この作品を取り上げたことがあります。よろしければこちらもご覧ください▼



※この記録にはネタバレが含まれます。未視聴の方はご注意ください。




◆あらすじ

外界から遮断されたセミッシラ島にてアマゾン族のプリンセスとして育ったダイアナ(ガル・ガドット)。その島には女性しか存在していなかった。
ある日、追われた一人の兵士を乗せた戦闘機が島の海に不時着してしまう。それに乗っていたのか、スティーブ(クリス・パイン)。初めての男性との出会いをきっかけに、ダイアナの運命の歯車が回り始める!


アマゾン族の戦士たちがカッコよすぎた

女性だけしかいない島。
そんな設定も驚きですが、そこでは多くの戦士たちがいつか起こるであろう戦いのために育てられています。
車も銃も爆弾もありません。武器は剣と槍と弓、そして騎馬や縄を使って戦います。
その戦う姿が凄まじくカッコよかったです…!
序盤の島へ銃を持つ兵士たちが攻めてくるシーンでは、火薬がなくては勝てないのでは!?と思ったのですが、女戦士たちの気迫も相まってどんどん兵士たちをなぎ倒していっていました。特にアンティオペ将軍がカッコよかったですね~!
冒頭からこんなシーンがあったおかげでこの作品の魅力に早くから心を掴まれていました。
そして、語らずに終われないのはやはりダイアナです。演じるのはガル・ガドット、通称ガル様。ワンダーウーマンに本当にピッタリでした。何より強すぎる〜!!特にゴッドキラーとして覚醒してからは口をあんぐり開けながら観てました。笑
印象的なのはやはり、大軍が一年間戦い続けても動けなかった無人地帯を突破するあのシーン。
「すべての命は救えない」と言われた後の「それでも私は行くわ」と、ワンダーウーマンとしての姿を露にする場面。まず、あの格好の美女が現れたら敵といえどビックリでしょう!!そしてマシンガンから攻撃を受けても盾で耐える姿。いや~夢の中でもいいのであんなふうに強くなってみたいですね。

女神の初恋は悲恋で一途

戦時中がテーマで恋模様を描かれると正直悪い予感しかしませんでした。
やはり、予感は的中してしまいます。
あんなに強くて美しい女神。今まで男性がいなかった島で育ってきたダイアナにとってスティーブは初恋のはずです。それなのにあんな最後を迎えてしまうなんて・・・。
それでもダイアナの心を動かすことができたのは、スティーブだったからこそだと思います。
スティーブが最後にダイアナに言った言葉。「これは僕の使命だ。僕は今日を救う。君は世界を救え。」そして、その言葉のとおり自らの命を使って実行するスティーブ。何度観ても胸にくるシーンです。
ラストシーンにて過去の回想から現代パートに戻ってきた時、ダイアナはスティーブとの約束を守り、今も世界を救っていることが分かります。同時にまだ彼のことを忘れていないのだと。強くて美しいところも、もちろんですが、一途なところもダイアナにとても好感がもてました。

光の中の影、暗闇の中の灯り

この作品は、戦争をテーマにしているからこそ様々な視点を与えてくれました。
ダイアナは軍神アレスの暴走を止めるため、ゴッドキラーとして生み出された女神。人間が争いを止めない理由は軍神アレスがいるから。そう信じていたダイアナはついにアレスの正体だと考えていた将軍を倒します。しかし、止まらない戦争。このときにスティーブに言ったセリフが印象的でした。
「なぜ戦い続けるの?殺しあう世界なんてありえない。母の言うとおり、私にとってこの世界は救うに値しない」と。
島以外の外の世界に出たことのない、神としてはまだ生まれたばかりのダイアナにとって人間は理解できない存在だったことでしょう。人間である私でさえも人間のことを理解できていませんし。
それでも、スティーブとの出会いのおかげで「そんな人間でも希望はある。私は愛を信じる。」と愛の女神として覚醒を果たし、見事軍神アレスを倒すことに成功しました。
”どんなどうしようもない状況でも少しの希望はある””自分が何を信じるかが重要だ”。そんなメッセージを受け取りました。

◆総評

予告に釣られて観に行ったのもあって私はDC作品は初めてだったのですが、一緒に観に行った友だちはDCの映画やドラマをいくつか観ていました。観る前に「DCの作品は嫌いじゃないけど重いんだよな~」と言っていたその意味、観て理解しました。
さらに数年後、今作の続編である『ワンダーウーマン1984』が公開します。
その記録についてもまた書く予定ですが、DCはなかなか残酷なことをするな~と思うような内容でした(笑)

ちなみに、ワンダーウーマンのテーマソングが結構お気に入りです。

テーマソングでヒーローの存在を覚えていたりしますもんね。
聞くとテンションが上がる曲のひとつです。

また、強く美しい女性を見たくなったら観返したいと思います。




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