「ザ・バットマン」主演はベン・アフレックではない。

私はアメコミファンではあるが、安易に過去の名作を塗り替え(リブート)したり、せっかく路線変更したシリーズを間を置かずに再構築するのにはついていけていない。

例えば、マーベルの「スパイダーマン」もサム・ライミ監督の三部作から間を置かずにに「アメイジング・スパイダーマン」シリーズを立ち上げたせいで、観客が新たな世界観についていくことが出来ず、興行的な失敗もあり立ち消えとなった。MCU版のスパイダーマ

もっとみる

実在した「ワンダーウーマン」たち! マーストン教授の秘密

二〇一七年に大ヒットした映画『ワンダーウーマン』。DCユニバース(アメコミでは会社ごとに一つのユニバースを共有するので、同一世界でたとえばスーパーマンとバットマン、アベンジャーズとXメンが共演する)最強の女性ヒーロー(ヒロイン)であり、世界初の、コミック界におけるスーパーヒロインである。
その原作者であるマーストン教授は、フェミニストでポリアモリスト(後述)であった。そしてその周囲には、まさしく「

もっとみる

マーベル怒りのフォトンブラスト

先日、『キャプテン・マーベル』を観てきました。ツイッターでは沢山の絶賛の声が上がり、『エンドゲーム』の前座ということで絶対面白いんだろうなと期待して映画館に足を運んだんですが、

・・・なんというか、すげー微妙。

僕は一昨年の夏の『スパイダーマン ホームカミング』から『アントマンアンドワスプ』までMCU作品は全部観たんですが、その中でもブッチ切りに微妙でした。
いや面白かったんですよ?キャプテン

もっとみる
貴方にいいことがありますように。
4

「禁断の果実」とワンダーウーマン 【コミックで考える性のタブー】

僕たちはあの果実のことを、
まだ何も知らない。

今回ご紹介するのは、以前ご紹介した「ゴッホ――最後の3年」や、文化庁メディア芸術祭新人賞受賞の「見えない違い」など、一味違うラインナップで注目を集める花伝社さんより発売のこちら。

「禁断の果実ーー女性の身体と性のタブー」

発売直後からあちこちで話題の本作のテーマは、なんと「女性器」。私たちはなぜ女性器をタブー視し、覆い隠し、それについて語ること

もっとみる
シャザム!!
23

『ブラックパンサー』と『マーベル』における『政治的正しさ』。

『アクアマン』を観て『ブラックパンサー』を思い出す
先日、『アクアマン』を観に行ってきた。ツイッターを見る限りでは絶賛の嵐で「今年ナンバーワン映画なんじゃないか」という意見もチラホラ聞こえてくる。
オイオイ4月にアベンジャーズが控えているのにいくらなんでも早すぎだろうと思ったが、実際にアレを見ちゃうとそれも言い過ぎじゃないってマジで思えるくらい凄かった。感想を簡単にいくつかまとめると、

「アクア

もっとみる
貴方にいいことがありますように。
7

スーパーヒーローとトラウマ〜「HEROES IN CRISIS」と「逆境に生きる子たち」〜 アメコミ深読み

「あたしはハーレイ・クイン」
「あたしはトラウマなんか信じない」
「ああ、みんなは本当にあるって考えてることは知ってるよ」
「ねぇ聞いてよ、アタシはこの人生で何年もそういう人たちの話を聞いてきたの」

「『ああ私は、私の!』」
「『ママー!パパー!』」

「でもホントはね、プリンちゃん、そんな話聞くことなかった」
「ぶん殴ってやればよかったんだ」
「スレッジハンマーでね!」

「バン」
「バンバン

もっとみる
メルシーボークー恐縮の至り
21

「スパイダーマン:ホームカミング」と「ワンダーウーマン」を観ました。

先日「スパイダーマン:ホームカミング」と「ワンダーウーマン」を観ました。

アメコミは古くは80年代の映画「スーパーマン」や漫画の「バットマン」から結構好きでした。
ティム・バートンの「バットマン」も素晴らしかった。
そして90年代のX-MENの翻訳コミックでプチブーム到来って感じです。
ゲームのサターン・プレステの頃にはカプコンで一連のマーベルものがありましたね。
どれも楽しくプレイしました。

もっとみる
サンクスブラザー。