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心を軽くしてくれた睡眠に関する話


突然ですが、私は睡眠のタイプでいうと夜型の人間です。

以前記事として書いたこともありますが、ずっと朝型の生活に憧れてはいました。

でも何度早寝早起きに挑戦してみても、やはり夜のほうが活動しやすくて結局朝起きるのはいつもギリギリの日々。朝の時間をゆったり過ごすなんて夢のまた夢です。
だから、留学で語学学校に通っていた時や仕事のときは常に寝不足。
思い返せば休日以外にすっきり起きれている状態のときなんてあったでしょうか。


朝型の生活に変えたいと思いながらも変えられない自分に劣等感を抱き、それならばいっそ受け入れてしまおうと思っていた私が先月ある動画に辿り着きました。

それが、こちらです。

次期ノーベル賞候補ともいわれている睡眠学者、筑波大学の柳沢正史教授と経済学者の成田悠輔氏の対談です。

朝型or夜型?実は生まれた時から決まっている

そんなサムネイルに釣られて見始めました。

・朝型、夜型は体質でDNAレベルで決まっている。
・個人差の上に、年齢によっても変化する。
(若者のほうが夜型になりやすい)

え、遺伝子レベルで決まっているのであれば、変えられなくないですか?

聞いていて最初に思ったのがこれでした。

さらに、柳沢教授がおっしゃっていた「人間社会は朝型の人に有利なようにできている」、成田さんがおっしゃっていた「この社会は夜型人間に辛く当たっている。規則正しく眠れない人間にとって不利にできている

この話に深く頷き、心が軽くなった気分でした。

今まで朝型に移行できない自分は怠惰で、努力や気合が足りないからだと自分を責めていました。
でも、遺伝子レベルで決まっているのであれば、いわば性別や個人の性格と同じようなもの。
人間の社会が朝型の人に有利なようにできていて、夜型人間に辛く当たっているから、私はこんなに悩んでいたのか、と。

きちんと睡眠について研究されている学者の方の言葉で聞けたことが、嬉しくもありました。
問題なのは、それが日本の社会ではあまり知られていないことです。

ちなみに、先ほどの動画は中編。その前に前編もありました。

この動画の後半でも言及されていて周知の事実でもありますが、日本人は世界一睡眠時間が短いです。
柳沢教授は働く世代のほとんどは睡眠不足だとおっしゃっていました。そして、日本人はそれに慣れてしまっているので、常に低パフォーマンス状態なのだと。

人間にとって必要な睡眠時間は平均7時間前後。
自分に必要な睡眠量を測ってみたところ、おそらく私自身は8時間は必要なようです。

ただ、普通に生活していると平日に8時間寝ることはどうしても難しいんですよね。たとえば6時に起きるとしたら、寝るのは夜の10時。でも、夜型の私にとって10時は眠くなる時間ではありません。どうしても夜12時以降にならないと眠くなってくれないのです。

だから、仕事の日は基本どこかで眠くなってしまいます。一日元気な状態で働けたことは今までの中で一体何日あるでしょうか。


今回の動画で話を聞いていて思ったのは、朝型・夜型というのは性格と同じように人によるものなので、学校や職場などもっと世の中的にも選べるようになってもいいのではないか、ということです。

また、前編の動画の後半にもありましたが、食生活が健康に影響を及ぼすことが知られていることと同じように睡眠も影響を及ぼすことが人々にもっと知られて欲しいと思います。


私自身元々、寝ることは好きでしたが、より寝ることが楽しみになるように最近ポケモンスリープをはじめました。
ポケモン世代ではありますが、周りが盛り上がっている中で実はあまり通ってこなかった人間なんですよね。だから、かなり遅ればせながらではありますが、今が一番ポケモンに触れている時かもしれません。
最近の朝の楽しみは、可愛いポケモンの寝顔を見ることです。


世の中の認識を変えることはなかなか難しいことかもしれませんが、もっと睡眠が健康にとって大事なことが知れ渡っていけばいいなと一人の人間として強く思いました。柳沢教授の活動を応援しています!

今年の目標のひとつとして立てたのが「居心地の良い環境をつくること」
その第一歩目が睡眠時間を確保することだと考えています。

目標を達成するためにも、以前よりも睡眠をもっと大事にしていきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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