心の余裕を失くしたくない
仕事が忙しかった時。
いや、忙しくなかったとしても、仕事のある日はほとんどだったと思います。
常に疲れていましたし、よく意味もなくイライラしていました。
仕事中はモードを切り替わるので、表に出して支障がでることはありませんでしたが、家に帰るとスイッチがオフになるので顕著にそれが現れます。
疲れているけれどやりたいこともあって、でも休みたくて。
常に時間が足りなく感じていました。
心に余裕がなかったのだと思います。
その証拠に、あの頃は飼い猫のトイレや粗相をした時の掃除をすることさえも煩わしさを感じていました。
見つけてしまうと「うわ~トイレしてる~」や「粗相してる~」と、ため息。
今思えばしょうがないことなのに、その事に対してイライラしていたんですよね。
だから疲れていることを言い訳に、ほとんど掃除は母親に任せっきりでした。
それが今。
以前と比べたらかなり心に余裕ができました。
意味もなくイライラしていた私はどこへやら。
飼い猫のトイレや粗相の掃除も進んで、というか普通におこなうようになりました。
煩わしさなど感じることなく「ちゃんとトイレできてえらいなぁ」と逆に褒めたくなったり、例え粗相をしても「あらあら~」くらいにしか思わなくなったり。自分にとっては大きな変化です。
これがノーマルな状態になると、以前の私はかなりひどい飼い主だったなと反省しています。
自分で後始末できないのは猫のせいじゃないのに。あのときはごめんね。
おそらく心に余裕がなさすぎて自分の世話をするのも精一杯だったのだと思います。
ふり返ればふり返るほど、あのときのような心に余裕のない日々には戻りたくありません。
自分の好きな自分でいるためにも、心の余裕は失くしたくない。
心からそう思います。
ふり返る中で生まれてきた思いでした。
読んでいただき、ありがとうございました。
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