最近講演の機会をいただくことがあり、その際に聴講者の皆様にお聞きすることがあります。

「皆さん、ハエは好きですか？」

だいたい"苦笑"を頂戴します。

大抵の皆さんは、ハエが好きじゃないのなんてわかっています。
私だって、その辺に飛んでいるハエは払いのけます。
（大抵・・・と入れた理由は、たまに好きな方にお会いするからです。）

そして、今読んでくださっているあなたも、大抵はハエは好きじゃないでしょ。

大抵　"ネガティブスタート"
そんなの私が、ムスカの広報として参画した時点で、覚悟の上です。

私がすごく尊敬している企業のユーグレナの出雲充社長がミドリムシを扱う企業だからと”ムシ”という言葉だけ走って、話を全然聞いてくれなかったと言うエピソードがありますが、私たちは本物のムシです。

さらに　"ネガティブスタート"

人類の身近にいるのに、その役割を日頃生きていく中で、認識されることもほぼないとされる「微生物」「バクテリア」「藻」

そして、もう少しだけ目に見える形で、身近にいることによって、好かれたりも嫌われたりもする「昆虫」

彼らには、人類には計り知れない力があります。

まず、あなたに改めて伝えたい事実

彼らは、人類が生きる何億年も前から"地球"に住み続けている"生物"であり、地球の変化に対応しながら種を存続させてきたということ。

あなたの役割って何ですか？

私は、この地球に誕生して29年が過ぎました。
生まれたからには”役割”があるという言葉をよく聞きます。
これは、人類に限った話ではなく、生物にもその役割があると思います。

そして、地球に存在する生物は、地球にとっての役割を与えられているとします。

さて、"ハエ"の役割って何でしょうか？
大抵の皆さんが忌み嫌う"ハエ"にも、地球にとっての"役割"があるはずなんです。

MUSCA Solutionの話を読んだり、聞いたりすると、衝撃を受ける方もいると思います。

是非そういう方は、
「地球にとっての"ハエ"の役割ってなんだろう？」と考えていただくと一番ストンと腹落ちするかもしれません。

なぜ、"うんち" や "生ゴミ"に"イエバエ"がたかるのか。

"ハエ"には、"有機廃棄物"を分解する力があります。
分解して、"肥料"にするんです。

人間から見たら"害虫"かもしれない。

でも地球にとっての役割の一つは"お掃除屋さん"なのではないでしょうか。

『ハエは地球のお掃除屋さん』

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【Information】

◇2019年10月16日 @朝日地球会議　

プログラム【3E2】14:05～15:15　
http://www.asahi.com/eco/awf2019/program/
パネル討論 見えない生き物、お邪魔な生き物、地球を救う
＜登壇者＞
Spiber Inc. 取締役代表執行役 関山和秀氏 
ムスカ CEO 流郷綾乃
歌手 タレント 中川翔子氏
コーディナーター 朝日新聞編集委員 中島隆氏

◇11月14日 14:00頃？　@Tech Crunch 2019
通例では登壇するらしい・・・