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活動報告

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活動のご報告をちいさくやります
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記事一覧

本を作ること(14年くらいのふりかえり)

 3月3日、庄内にあります犬と街灯さんにて歌人の牛隆佑さんが企画する「牛と街灯5」にてトークイベントのゲストに呼んでいただきました。本を作り始めた頃の話から今まで刊行してきた本の装幀の話を中心に、本を作る理由や、出版社から詩集を出したいという夢についてなどなどいろんな話をさせていただきました。三日間店長の牛さん、犬と街灯店主の谷脇さん、お越しくださったみなさま、ありがとうございました!とっても楽しかったです。  自分の活動を振り返るという機会があまりなく、うまく話せるか不

「うちひらくれば」杖としての御言葉編はじめます

 2023年6月から始めた聖書の言葉をひらく企画「うちひらくれば」も残り三回となりました。今月の聖句を決める際に、今、私たちの杖となるような御言葉はないのだろうかと牧師に相談しました。そうした言葉を引用して誰かへエールを贈りたいという気持ちよりも、私自身が切に知りたいと思ってのことです。できることの内に「祈ること」を数えるひとりとして、今改めて聖書を頼りたいと思いました。  2024年1月から3月までの全3通を「杖としての御言葉編」とし、引き続き詩と対話でひらいてゆきます。

2023年のこと

いろいろ返せていないメールや納まっていない仕事もありますが、今年のことを今年の内に報告させてください! 2023の終わりに立って とても遠くまで来た気がします。たとえば一年前と比べても、三ヶ月前と比べても、半年前と比べても、絶えず移ろい続けて今ここにいる。年の終わりに立って一年を見渡すと、思わず自分を労いたくなりました。たくさん無茶をしましたね。なにはともあれ、おつかれさまでした。みんなみんなもおつかれさまでした。さあさあ、かんぱいかんぱい。ぬるくなった白湯をここから掲げま

冬のわくわくセットやります

『はじめての入院日記』オンライン販売スタート先日、日記祭にておひろめした『はじめての入院日記』(委託していた部数は完売していました!手にとってくださったみなさまありがとうございました!)を15日21時より個人オンラインストア「この星スーベニアショップ」にて販売開始します。よろしくおねがいします! 他店でのお取り扱いはありませんが、2024年1月14日の文学フリマ京都にも持ってゆきます! 中身についての記事はこちらです。 無いより、在る方がいい入院日記後も引き続き療養が続

活動報告(2023年11月)

あいさつもできないまま雪崩込んだ12月へ、こんにちは。 11月はたくさん書いて、たくさん羽ばたいてゆきました。今はまだすこしふぬけています。 ■新刊『はじめての入院日記』刊行&日記祭へ参加します!いよいよ一週間後!こちらのイベントに新刊『はじめての入院日記』を「日記屋 月日」さんのブースへ委託という形で参加させていただきます。 第4回「日記祭」 2023年12月10日(日)11:00-17:00 ※店舗、音楽ライブは18:00まで BONUS TRACK (東京都世田谷

『はじめての入院日記』できました!

日記祭に参加します実は最近入院していまして、そのときのことを書いた本を刊行します。 題して『はじめての入院日記』です。 極小部数の刊行ですが、中身はかなりもりもりです!! 12/10(日)、東京のBONUS TRACKにて開催される「日記祭」にて委託販売でおひろめです。 第4回「日記祭」 2023年12月10日(日)11:00-17:00 ※店舗、音楽ライブは18:00まで BONUS TRACK (東京都世田谷区代田2-36-15) 主催:日記屋 月日 @nikki_

活動報告(2023年10月)

気がつけば11月。木々に揺れる木の葉の色が移ろい、夕焼けなんかはもう冬の気配をたたえています。みんなみんなあったかく過ごしていますように。 ■「礫の歌」巡回展@沖縄 浜比嘉島9月、SUNNY BOY BOOKSさんにて催した個展「礫の歌」のミニ巡回展を11月7日まで沖縄の浜比嘉島にありますサニーさんの姉妹店である「本と商い ある日、」さんにて開催中です。すでに三週間ほど会期がすぎてゆき、展示をご覧いただいたみなさま、詩集『礫の歌』を手にとってくださったみなさま、ありがとうご

「礫の歌」ミニ巡回展@沖縄、はじまります

★10/13 作品写真追加しました。 オンラインストアにももりもり掲載いただきました! 9月、東京のSUNNY BOY BOOKSさんにてひらいた個展「礫(つぶて)の歌」のミニ巡回展が沖縄の本と商い ある日、さんにてはじまります!! 池田彩乃 「礫の歌」 ミニ巡回展2023年10月13日(金)ー11月7日(火) ※11:00-17:30(営業カレンダーをご覧ください) *喫茶コーナーにて 本と商い ある日、 沖縄県うるま市勝連比嘉20-1 限定詩集『礫の歌』と「つぶて

活動報告(2023年9月)

ようやく秋の風が吹き始めましたね。うれしいうれしい。ぜんぶ買い占めて真夏や真冬に取り出してうっとりしたい。 ■個展が終わりました!SUNNY BOY BOOKSさんでの個展「礫の歌」が先日ぶじに終了いたしました。遠く近くから足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました!またオンラインストアにて詩集やバッジをお迎えくださったみなさまもありがとうございました。既刊もたくさん手にとっていただけて有り難いです。 今回、石の景色を借りる試みは初めてでしたが、言葉以外の媒体を介

わたしたちという礫へ

個展「礫の歌」、会期の折返しを過ぎ、残り4営業日となりました。 (サニーさんは月曜定休日) 遠く近く、気にかけてくださりありがとうございます。 新刊詩集『礫の歌』を手にとってくださった方も、ありがとうございます。 個展と新刊についてのこと、端書きとしていろいろ書いていましたが今一度まとめておきます。 浜辺に転がる石の模様は、地球が描いた景色。 誰の思惑も介入していないその景色に、別の星のことを思いました。肉体を離れた後ならば一瞬立ち寄れるかもしれない、そんな気がするなつか

詩集『礫の歌』書影とグッズのご紹介

新刊のおしらせ詩集『礫(つぶて)の歌』 2023年9月16日 刊行 新書サイズ(105×173mm) / 全12篇 / 48頁 9月16日から始まる個展「礫の歌」会期期間中にSUNNY BOY BOOKS さん店頭とオンラインショップにて販売いたします。 (池田の個人オンラインショップでは販売ありません。他店への卸も受け付け致しかねます…!) 増刷予定なしの少部数での刊行です。 【もくじ】 「無題」 「ちがう体のわたしたちへ」 「蝶の心臓」 「泡沫は想像する」 「

活動報告(2023年8月)

8月がすぎてゆきましたね。 今年の夏は、なにかと鮮烈でした。 みなさまいかがおすごしでしょうか。 ■牧師と詩人からの手紙「うちひらくれば」8月は『マタイによる福音書』から。詩の題は「等しく与えられた弱さの下に」です。人間というものの脆弱性について、書き、話しました。 9月の手紙の予約も受け付けています。毎月月末発送です。 ■「十の月を歩く」8月に書いたもののタイトルだけご紹介。 生きて死ぬ、大丈夫な私たち わからないまま心を決めた 教会と教会みたいな場所のこと う

個展&新刊『礫(つぶて)の歌』について

個展情報お知らせが遅くなりました! 9月、SUNNY BOY BOOKSさんにて個展をひらきます。 池田彩乃 個展「礫(つぶて)の歌」 2023年9月16日(土)ー9月28日(木) ※月・金休み  12-19時(最終日は18時まで) *9月16日(土)&17日(日)在サニーを予定しています。 サニーさんサイトに詳細情報掲載いただいています! 昨年11月にサニーさんにてひらいた個展「光をたたえる」から約一年(正確には丸一年経っていませんが!)今年も機会をいただき、個展をひ

活動報告(2023年7月)

また毎月、活動報告記事を書いてゆこうと思っています。 ■「青を祝する」7月まるごとを使って自由港書店さんにてひらかせていただいていた青のお祝いは先日の7月最終営業日をもってぶじに終了いたしました! また7月17日海の日には、店頭に立たせていただきました。お会いできたみなさま、朗読をリクエストしてくださったみなさま、ありがとうございました。新刊詩集『青を撫ぜる』は引き続き自由港書店さんにてお取り扱いいただいています。他店ならびに私個人でも販売はいたしませんのでぜひ自由港書店さ