「ランボオとボードレール」粟津則雄を読んだ。
読んだけれども、2人の詩のことが分かったかと言えば、あまりわからなかった。この本は、自分の本でもない気がする。
姉の書棚から借りてきた本なのではないか?
凄い有名詩人の本だ!かっこいい!
と思って、借りてきただけで、読んでいないのだ笑。(←ミーハー)
ふと、手に取り、読み始めたら、止まらない。
決して読みやすい本ではないけれど、ランボオという詩人の奇怪さに、ぐんぐん引き込まれた。
偶然開いた「ランボオの顔」という短編から読んだのだが、この本を一冊読み通して見ると、やはり、初めに読み始めたそこが、たまらなく面白いのであった。
ランボオの顔を絵に描いてみようかなと思ったぐらい面白かった。
しかも、彼の顔が絵に描いてみたいぐらい不思議な表情だ( ´艸`)
この本の残念なところが、写真も絵も載っていなくて、どの写真と絵について語っているところがわからないこと。
それを想像しているだけでも面白いのだが、今回はこの記事に、インターネットで探した図版入りで再現してみようと思った。勝手に掲載します。
「ランボオの顔」 粟津則雄
この短編を写真入りで記事に再現し、私が喜んでいる。そうそう、こんなふうに、写真や絵といっしょに確認しながら、この文章を読んでみたかった。短編の半分まできたが、2500字を越えたので2話に分けよう。