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キタキタ高校物語⑧男はみんなBTS?

去年のクリスマスあたりから、また、漫画を描き始めました笑
唐変木とか朴念仁と言う言葉、高校生は知っているかな?笑。私でさえ使いませんw!

 ここ数年のBTSの人気が凄い。彼らの音楽に心底感心したことはまだないけど、ダンスはカッコいいから、つい、見ちゃう。その人気たるやマイケル・ジャクソンレベルになったのは本当のことなんだろうと思う。まあ、マイケルはソロ活動だけど💖

 BTSファンに殺されそうだけど、これは、進のことだからね!
全然BTSのことは言ってません笑。人気があるからネタとして使っただけ。

 自分の恩師の先生が、村上善男という、実に素敵な先生だったのだけれど、70代の若さで亡くなり、弘前市にビルを置く陸奥新報で、「村上善男の残照」という連載をすることになった。村上先生と関りのあった元同僚の教授や、芸術家、喫茶店のママ、田中屋のご主人と、教え子、といろいろな人がリレーエッセイを書くことに。姉が、村上氏のよく行く喫茶店で、マルディの会という村上氏を中心とした会に参加していたので、姉に記事の依頼があり、本当の教え子は、妹だし…と、妹の私にも執筆の機会が回ってきた。
 とても有難いことである。
 大そうな面々の中に混じって、普通ピーポーの我々が書いてもいいんだろうか?と悩みながら、姉とあれを書こうかどうしようかと互いに連絡を取り合っていたことが懐かしい。
 芸術家同志の緊張した関係でのエッセイの中で、大学の教師としての先生や、生活を面白くする天才みたいな、先生の飾らない人柄、お茶目なところが書けたのではないかと思っている。

 その時、この記事を企画した木村歩さんという男の記者の方が、打ち合わせをしている中で、ご自分のことを「唐変木」と称した。
 そうしてみれば、「唐変木」と他人から言われれば、蔑称だし、自分で言えばずいぶんへりくだった謙遜の言葉である。

 「私などはとんだ唐変木です」
 その古風なものの言い回しに、とてもウケた!

 木村氏はその後、我ら姉妹の中で、親しみを込めて、「唐変木」と呼ばれていたのである。

 このネタが真っ先に、このマンガで浮かんできた。

 美少年のヒョン太くんに見向きもしない読書少女の路子さんである。言葉に対する感覚が、超マニアックな秋田ひろむ先生のことが好きだし、彼女なら、唐変木や朴念仁という言葉を知っていておかしくない。
 しかも、芸能界に興味が無いので、ジャニーズとかBTSとか知らないのである。
 まあ、ここでも、美術関係者がBTSに例えられているのは、美術教師のひいき目としてみてもいいでしょう。

 でも、美術教師をしていて、本当に、ココロから思うのは、美術を好きな男の子って、格好良くありませんか?笑
 美術とか美術部のイメージって、大概、アニメや漫画が好きな大人しめの女子っていうものです。自分も実際、美術部を担当していて、男子が、他の運動部をうっちゃって美術を選択するのを、そんなに目撃したことはありません。でも、たまに、いるんだな、これが。

 今、ぱっと、数名の少年の顔が浮かびました。
 男子が美術部を選ぶ時って、他に、誰も男子がいないかもしれないことを承知で入ってくるので、それなりに筋金入りです。
 本当にソロ活動です。

 芸術で美術と音楽があり、部活で言うと美術部と吹奏楽部があると思いますが、全く違う部活ですよね。ソロ活動か、共同作業か。

 共同作業は自分に大してやる気や才能が無くてもなんとかやってしまう気がしますが(もちろん、大勢をまとめる大変さとか別な能力が必要とされます)ソロ活動は、誰が居なくても、自分がやれる人間でないとダメな気がします。そういう自分も美術部ではなく、模型部に冷やかしで入った人間です。ただ早く家に帰って、漫画を描くというソロ活動をしていました笑。

 私のいた職場では、なぜか、運動部の男子が、美術をめっちゃ好きな子がいて、ほぼ美術部にこれなくても、美術部に兼部している、みたいな男の子が結構いました。いいなあ、と思うんですよね。
 男子だから、基本、運動したいけど、美術も好きだし。
 ちょっと所属して、たまに顔見せるか!

 そんな男の子って素敵だと思いませんか?
 ギャップ萌えというか、人間、幅が広く色んなことができる人間って、ちょっと魅力的に見えます。面と向かって言うと、調子に乗るだろうと思って言ったことはないけど、そういう男子は、モテると思います笑。

 これもやっぱ、美術教師のひいき目かな?笑(⋈◍>◡<◍)。✧♡

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