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退職の練習㊱温泉あるある♪

 週休7日制の自由人。毎朝、温泉に出勤している。
 こんなに毎日通っていては、今に常連になってしまいそうだが、絶対、誰とも、顔なじみにならないと決めている。
 なぜなら、誰も私を知らない温泉にリラックスして、孤独に入りたいからである笑。
 そこは譲れない。

①常連と言うのは、自分が座る場所をかたくなに決めている

 自分もどこかの常連だったことがあるような気がする。いや、現在も常連ぽいところがいくつかあるが、大きな態度はとらないようにしている。
 常連は、いつも同じ場所に座りたがる。自分もそうだ。しかし、なるべく執着しない様にしよう。空いている場所に、静かに場所をとるようにしている。混んでいないときには、なるべく他人と距離を取る。
 前に、サウナに入っていたら、常連の人が、
 めっちゃ空いているのに、
「ここいいですか?」と自分の目の前に座ったことがあった。
 この状況で、
「嫌です」と言える大人が何人いるだろう?
 私は、この人がいる時にサウナに入るのはやめようと思った。
 それ以来、その人が居ようがいまいが一度もサウナに入っていない。

②浴場で運動する人はたいてい太っている

 なぜなのかなあ~。たぶん、裸になって、自分の裸を鏡で見た時に、危機感を覚えるのだろう。水風呂の中で運動している人も、露天風呂から上がって庭の前で運動している人も見たことがある。
 困っているのは、その人以外である。
 庭を見て、リラックスしたいのに、目の前で太った人が運動している。
 まわりの気持ちも考えて欲しい。
 あなたの運動を見るために風呂に入っているのではない。
 まあ、客観的に見ると、この状況、ちょっと面白いけどね?笑

③ととのうことを目的の若者はうるさい

 男湯では最近のサウナブームで、若者が、時々うるさいそうだ。ずっと一緒に入っておしゃべりしているとのこと。ちょっと、こういうタイプ一番迷惑かもしれない。静かに湯に浸りたい私とダンナにとっては。
 幸いにも、女風呂には、そんなうるさい若い人はいない。先日、サウナハットやバスローブを持ち込んできている人たちには笑いそうになったけど、物静かなので、許されるのである。
 女湯では、運動したり、場所をとったり、おしゃべりしたり、五月蠅いのは、大概、常連の皆様である。

④いろんな人が居るけど皆、温泉では機嫌がいい

 いろいろ書いてみたけど、この気持ちいい場所で、不機嫌でいるのは不可能だ。そしてその必要もない。
 毎日温泉に入っているはずなのに、次の日には、なぜか一日分の垢が自分についていて、その汚れを温泉に取りに行く。ダンナと二人で、それは禊とか祓いとか言っているけど、ほんとうにそうかもしれない。

 自分の中の意地悪な気持ちや、どうでもいいこだわりを綺麗さっぱり流して、毎日、素の自分になる。
 でも、今日、こうやって、温泉あるある♪を書いてみると、自分は、常連の皆さんをかなり嫌っているんだなと思った笑。
 自分があるがままに生きるためには、他人のあるがままも認めなければ、単なるわがままになってしまう。その行為は嫌いだと認めながら、距離を取り、自分は自分で、ゆったり静かに湯に浸っていよう。

 気をつけます。
 そんなこだわりもいずれ捨てられたらと思います。

温泉では、誰とも知り合いにならず、ただ一人、歩みたい、いや、湯に浸りたい。
なんかこの絵、黒板とは思えないような色の輝きとかあることに今気が付いたけどどうなのか?
スゲー迫力だな(⋈◍>◡<◍)。✧♡