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産後うつ、不眠症を薬なしで治す①

乳腺炎の退院後マイスリーを飲んで寝るしかない日々。
それでも日中、夜中の育児は誰も変わってくれない。

そんなときついに限界がきました。
身体が鉛のように動かない、涙が止まらない、食欲がない、つらい。

家族に相談し義実家にお世話になるも2週間で体重は4キロ落ち、義母の何気ない一言に傷つきついに「ここから逃げたい。消えたい。」
と思うようになりました。
自殺する勇気はないけれどあきらかに思考がおかしい。

毎日つらすぎて「消えたい」と家族に訴えていました。
精神科受診し抗うつ剤をもらうことが恐怖で、行くことさえも拒否し眠剤だけのんで格闘の毎日。もう本当に地獄でした。


毎日母に電話し「子供と離れたい、子供がかわいくない、つらすぎて消えたい。助けて。」
と毎日泣きながら電話。

義実家へ頼らせてもらってから2週間後、実母に会いに実家へ帰省。
そのとき、カウンセラーのもとに相談し、子供と離れることを選択しました。

離れる選択をした理由は下記です。
・薬をやめたい
眠剤(マイスリー)の依存の恐怖があり毎日眠れるかなという恐怖にさいなまれていた

・こどもがいると緊張感で気が休まらない
鳴き声を聞くことがつらかったです

・義実家に気を遣う
義母に昔の育児の価値観を押し付けられつらかった

・母のおいしいごはんが食べたい
当時食べたいものがなく味がしませんでしたが母の手料理が恋しかった

・地元の田舎に癒されたい
自然療法で治したかった。自然の中で散歩したかった。

これらの理由から体がよくなるまで子供は義実家へ、私は実家の母のもとでで療養することにしました。

その間の3か月の過ごし方を簡単にまとめると・・・



最初の1週間マイスリーをやめることの緊張で2~3時間程度の睡眠でした。

でも育児からの解放感で気持ちが楽になり何して遊ぼうかというゆったりした気分でした。

しかし日にちがたつにつれ、いつよくなるのだろうか、育児できていない自分を責め、不安になったり自己嫌悪になったり。

動悸もして眠れない。

毎日なんのために生きているのか、理想とかけ離れている育児をしている自分をまた責める。

の繰り返しでした。

カウンセラーの方と毎日やり取りし、眠るための努力をしていきました。

まずは運動。
とにかく動く、毎日散歩もしました。


そして、私を1番苦しめた思考は・・・

眠らなきゃいけないという考え。
ベッドに入ると動悸発作、過呼吸になりました。パニック発作になったことがトラウマとなりそれに苦しんでいました。
毎日動悸発作ですよ?

「まぁ眠らなくてもいっか。」
そう思えるように寝る前に唱えたり大丈夫と自分に言い聞かせましたがなかなか寝落ちしないため、将来の不安が襲い、「育児いつできるだろうか」、「ヨガの仕事いつ復帰できるだろうか」と頭がフル回転。

交感神経がとにかく収まりませんでした。

そんな日々を2か月、いろんな策を手あたり次第試していきました。

その中で有効だったことを次の記事でお伝えしていきます。



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