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授業研究は嫌いじゃない

12月の授業訪問に向けて指導案を書いています。
単元は社会科の「世界に歩み出した日本」
最初のページにノルマントン号事件の風刺画が載っていて、「なぜ急に?」と戸惑ったのを覚えています。

私はコツを掴むまで、見通しがもてるようになるまで、全体像を掴むまでとっても時間がかかるタイプ。
わかってしまえば、「ああしよう、こうしよう」とたくさんアイディアが浮かんでくるけれど、そこに到達するまでに相当な努力が必要です。

だけど、わかった時のパーっと視界が開ける感じ、「そういうことか!」とスッキリする感じがこの上なく好きです。
指導案なんて特にそう。
初めは訳もわからず指導書を写していたとしても、教科書を読み込んだり、指導要領とすり合わせたり、単元に関することを調べてたりしてようやく「なるほど!」となる感じがとっても気持ちがいい。
「こんな授業したい」「これはどうかな」と自問自答するのも楽しいです。

授業研究しながら試行錯誤する自分に気づき、「授業が好きなんだな」と再確認できました。と共に、普段からこうやって悩める時間があればいいのになってもやもやしました。

先生って教えることが仕事なのにな・・・
いろんなことが毎日降ってきて、十分に教材と向き合える時間が無いに等しい。

先生という仕事が好きだからこそ、うーーんと思ってしまうこともあるんだなと気づいてしまった最近でした。


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