見出し画像

視点を変えればラクになる

こんにちは。
今日もこうして書けることに感謝です。

散歩に出掛けると金木犀の香り。
私の家にも小さな木があるけれど、
日当たりが悪いためかまだ5分咲きくらい。
それでもほんのりと香りがします。

朝晩の気温も下がり、
すっかり秋だなぁと感じています。


昨日は午前中に精神科を受診。
前回から2週間ぶりの診察。
数日前から寝る前の頓服を止めたことぐらいで、
この間に特に変わったことは無し。

体調が良い日も多かったし、
気分が滅入ってしまうことも無かった。
どちらかと言えば安定していた2週間。

昨日の診察には初めて母が付き添ってくれた。
私の休職期間の過ごし方をどのようにすれば良いのか、
主治医さんに尋ねたいということで。

前回の休職時もそうだったけれど、
出来る限り家事や育児に協力する私。

母はそれが負担になっていないのか、
自室で好きなことをのんびりさせた方が良いのかと、
最近悩んでいたのだそう。

母と性格がよく似ているから、
余計に気にしてくれていたそうで。

私が代わりに尋ねるよりも
「一緒に行って直接聞く?」と提案し、
付き添ってくれることになった。

母の問いかけに対し主治医さんの回答は、

腫れ物に触るように気を遣う必要は無い。
好きなことをさせてあげることは良いけれど、
引きこもるようなことになれば心配。
体調が良ければ自分の意思で家事や育児をするのは何ら問題無い。
大切なのは無理をしないこと

という内容だった。
母はそれで納得したようで、
「出来るだけ負担を掛けないようにするよ」とのこと。

ん~、
私としては自分の時間が増えるのはありがたいけれど、
それはそれで気を遣わせていることになるから
「申し訳ないなぁ」と思ってしまう。

けれどそれが私の悪い癖のひとつ。
そんな考え方が逆に自分への負担になるから悪いのだ

家族と言えど、
いやむしろ家族だからこそ、
こういう時は頼って良いんじゃないのかな。

40歳にもなって親に心配と迷惑を掛けて、
私はなんて親不孝な息子なのだろうか。
父親としてもなんて情けない姿だろうか。

そう思い悩むこともあるけれど、
ここで自分を責めてしまうと潰れちゃう。

同じ事の繰り返しだけど、
「何とかなるさ」と開き直ることが大切なのだ。

開き直ることは簡単なようで難しい。
そこに辿り着けるまでに時間も体力も消費する。
けれど努力をした分だけその効果は大きい。

開き直れたら自分を受け入れられる。
ありのままの自分を受け入れられると、
考え方や捉え方に変化が生まれて、
落ち込んだ状態から前を向くことが出来る。

私はどこかまだ開き直りきっていないけれど、
寛解に向かうために必要なステップだと思う。

ちょっと脱線したけれど診察の話に戻る。

今のお気持ちは100点満点でどれくらいかな?

主治医さんから久し振りに受けた質問。
前回の休職時にも尋ねられていた。
70点あれば復職に向けて背中を押せると言われた。

私は少し悩んでしまった。
なぜならここで「70点」と答えれば、
復職へ一歩進むことになるから。

復職するのがイヤな訳じゃない。
家族のために1日も早く復職したい。
そう考えているのだけれど…。

他にも心配な点はあって、
すっかり朝寝坊するようになってしまった。

前回の診察からの2週間、
仕事に間に合う時間帯に起きられたのは2日だけ。

中途覚醒を防ぐために頓服を飲んでもいたし、
寒暖差が大きく自律神経が乱れやすいのもあると思う。

結局私は「60点くらい」と答えた。
朝起きられていないことが理由だと伝えたところ、
「全く心配いらないよ」と言ってくださった。

気にすると負担になるし、
中途覚醒の原因になったりするのだそう。

『また寝坊してしまった』
『今朝も起きられなかった』とネガティブに考えず、
『ゆっくり眠れて良かった』とポジティブに捉えよう。

『~出来なかった』じゃなく『~出来た』と、
視点を変えることで気持ちはずっとラクになる。

昨日の診察で新たに診断書をいただき、
更に4週間の休職延長となった。

「自然と意欲が湧いてくるまで焦らずいきましょう」と言ってくださった。
次の診察は2週間後。
それまでの間にもっと前を向けるように、
コツコツと小さな成果を積み重ねていきたい。


最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
今日も良い1日でありますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?