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お風呂が教室

こんばんは。
今日もこうして投稿できる事に感謝です。

今朝は目覚ましを止めてからも、なかなか布団を抜け出せず。
それでも起こしてもらう事なく、自力で起きられたので良しとします。

入浴中の学習

発達障がい(自閉スペクトラム症)の次男と、2歳の長女をお風呂に入れるのは私の父の担当になっています。
2人とも毎日喜んで入っています。

たまに父が仕事の都合などで不在の時、私や妻が一緒に入るのですが、長女は不思議そうな顔をします。
またいつもと勝手が違うからか、泣き出したりと大変です。
親である私たちの方が泣かれるのは、結構ショックなんですが…。

次男が支援のある保育園に通う頃から、お風呂に50音表を貼っています。
興味を持つように次男が好きな電車も描かれています。
最初はカタカナ表でした。
その時はまだ文字にあまり興味を持たず、描かれている電車を順番に指差し、父が書かれてある名前を読み上げていました。

確か小学校に入る前だったと思いますが、カタカナ表が傷んできたので、同じシリーズのひらがな表に張り替えました。
授業で学習をするようになり、以降は文字に興味を持ち始め、父と一緒に1文字ずつ指差しをしながら、動物や野菜の名前を読み上げていました。

次男にとってはお風呂が教室で、父(じいじ)が先生なのです。
今では将来の事も考えて、自分で洗う練習もしてくれています。
障がいを理解してくれる両親には、感謝しかありません。

先日、ひらがな表を以前と同じカタカナ表を購入して張り替えました。
授業ではカタカナの学習を行っているそうですが、次男にとってはまだ難しいようで、指差しをしなくなりました。

ひらがな表を買い直そうかと悩んでいましたが、数日後に幼い頃を思い出したようで、電車を指差すようになったそうです。
それを父は
「進化をやめて、先祖返りしている」
と笑っています。
それでも父は毎日、喜んで付き合ってくれます。

障がい児の親や家族であっても、まだまだ勉強不足で理解できていない事は多いです。
だから周囲の方々に理解してもらうのは、もっと難しい。
家族でも理解してもらえないという方も身近にいます。

『私も子どもたちも、凄く恵まれた環境にいるんだ』
『心から感謝して生きていかないと』

と思います。


明日も感謝の心を忘れずに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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