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障がいに非は無い

こんにちは。
今日は文字通りの雲一つない青空です。
日差しも暖かく過ごしやすいけれど、こんな日は花粉の飛散量が増えます。
布団を干したり、散歩には絶好のチャンスなのに、ためらってしまうのが悲しいです(笑)

そんな気持ち良い青空を吹き飛ばすような、悲しいニュースが昨日ありました。
5年前に聴覚障がいを持っていた女の子が亡くなった事故で、ご両親が損害賠償訴訟を起こし、昨日判決が言い渡されました。

詳細は省かせていただきますが、判決では娘さんが得られるはずだった収入は、全労働者の85%とするというものです。

『聴覚障がいがあったから』
という理由だけで、100%の賠償額が貰えない。
そんな差別的な判決は納得できません。

娘さんは生まれながらの障がいでしたが、ご両親と娘さん自身の努力の結果、運動会で挨拶をされていました。
補聴器は付けていても、健常者との差は殆ど無いと思います。

大人になったら、自分の夢を叶えていたかも知れない。
それなのに、障がいがあるから就職は難しいと判断された。

事故の内容も娘さんに過失は無く、下校中に歩道を歩いていて、重機にはねられた痛ましいもの。
それなのにこの結果は許せません。

私の次男は発達障がい。
会話もできなければ、字を書くこともできません。
亡くなられた娘さんよりも、ほぼ確実に酷い判決が出る。
もし自分がご両親の立場なら、同じように鬼のように怒り狂い、悔しい思いをしていると思います。

判決後に会見で
「裁判所が差別を認めた」
と涙を流し、話しておられます。
本当にその通り。

差別を無くし、多様性を認め合おうとする現代社会に反する判決。
障がいを持つ子の親として、この先が不安でたまりません。

明るい未来を望んでいるだけでは、何も変わらない。
でも自分1人でできることは限られています。
国がもっと動いてくれないと困ります。

明るい未来を期待できる、そんな世の中に早くなってほしい、と切に願います。


明日も感謝の心を忘れずに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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