Brandy🥃日本語勉強中

台湾出身、東京に暮らしています。 元医学編集者。 時々漫画についての企画協力、イラスト…

Brandy🥃日本語勉強中

台湾出身、東京に暮らしています。 元医学編集者。 時々漫画についての企画協力、イラストをする。 異文化大好き。

最近の記事

エジプト旅記録 3 砂漠惑星の巡り

今回の旅には、思いがけずシワオアシスと砂漠の部分は一番印象に残る場所になりました。 地中海に臨っているアレクサンドリアとマトルーフを離したあと、とても穴場シワオアシスに入りました。都市というより、むしろ集落というのはもっとピッタリと思いました。 舗装道路があまりないし、現代的な店も少ないし、伝統的なガウンを着る人が多いです。レストランは大体屋根のない原始的な店で、ガラス窓はあまり見られませんでした。 しかし、貧乏じゃなくで、文化的に違いと思いました。 シャリ要塞 (S

    • エジプト旅記録 2 食のショック

      エジプトの食事は炭水化物が多いです。一食でいつもご飯、パン、麺を提供して、時々フライドポテトも出ました。ちなみに、スープでもよくご飯と麺の具が見えます。 よく見かけた料理セット-サラダ、肉、ハモス、フライドポテト、パン。 写真で見える肉は鳩と羊肉 茄子もよく出た。フライドポテトは店によって作法が違いました、全て美味しかったです。 エジプト人の習慣は紅茶をちょっと渋くなるまでとても濃ゆく煮て、レモングラスと大量の砂糖を入れます。 エジプトのグアバジュースがとても美味しい

      • エジプト旅記録 1 初印象

        去年12月友達と5人で一緒にエジプトに行きました。みんなは初めてエジプトに行くので数ヶ月前にエジプト人のガイドさん達を予約しておきました。旅の前半は砂漠とオアシス、後半はピラミッドや神殿やお墓など古代文明を中心にしました。 エジプトに着いてすぐ台湾や日本などと全然違うと感じました。「小説の異世界に入るのは多分こんな感じかも」と思いました。 まず、どこでも香水と香辛料の匂いがいっぱい。空港からいろんな匂いがしました。 イスラム教の一日五回の時間になると、どこでも祈りの言葉

        • 社会人の目線から、「本好きの下剋上」の魅力点

          「本好きの下剋上」は異世界転生系のライトノベルです。台湾では今まで30冊以上の小説と漫画5冊とファンブック7冊が出版されました。 私はこの作品がとても気に入っているので、台湾版の小説と漫画を買ったり、アニメ版を見たり、ドラマCDも日本から注文したりしました。 この作品は一見とても少女っぽいだけど、意外に読んでいる男性が多いです。周りの人で私のようにいつも台湾版の出版を追いかけている人は5人いますが、内2人は男性です。その中の一人は常に作家さんの香月美夜さんのTwitter

        エジプト旅記録 3 砂漠惑星の巡り

          医学編集 イメージの考え方

          医学と薬品についての内容はつまらないです。 医療関係者も含め、多分大部分の人はそう思っています。 ですので、情報で製品の良いところを納得させる前に第一印象を与えることはマーケティングにとって重要なことです。第一印象だといっても、製品の「キャラ」に相応しくなければなりません。イメージのスタイルと美しさを考える前に、どんなキャラにするか考えなければならないのです。 まず、この疾患は好発年齢や男女差があるでしょうか。例えば前立腺がんは男性特有のガンです。好発年齢は60歳代に始ま

          医学編集 イメージの考え方

          医学編集 適応症の数珠繋ぎ

          医薬品の箱の中には、薬と紙数枚がいつも⼀緒に⼊っています。この紙は「添付⽂書」と呼ばれる使⽤説明書です。あんまり読まないで、なんか余計だと思っていることがありませんか? 医薬業界では、この紙はとても大切な物だとされています。新たな薬品とであったとき、いつもその薬品の添付文書を確認します。それも、医療専門家向けの添付文書で、その内容は一般向けのそれより多いです。 その中でも、適応症(てきおうしょう)は添付文書のコアで、この薬品の存在理由と言っても過言ではないです。どの疾患の

          医学編集 適応症の数珠繋ぎ

          医学編集 基本の“基“

          医薬業界の宣伝物は、一般的な宣伝物と比べたら、非常に異なる前提があります。まず、根拠ない内容は出版できません。文書も図表もアイコンも、全ての内容は厳密に校正しなければいけないです。なお、多数の国で医者が処方する薬は一般社会に広告することができないのです。台湾も法律的に禁止されています。従って医薬を専門とする編集者はこの業界に入った後、この医薬業界の未知の世界を認識し始めていきます。一年目二年目の編集者とデザイナーたちが迷っていることは当たり前だと思っています。 今回は医薬宣

          医学編集 基本の“基“

          転職で分かったもの

          転職でわかったものは色々ありますが、その中で一番人にシェアしたいことは大きく分けて二つあります。 ● 日常的な仕事も価値があること ● 悩んだ時、先輩や後輩の繋がりは宝であること 誰でも迷った経験があります。自分には特別なスキルがないと思って、履歴書がうまく書けない事があるかと思います。しかし、私は自分が注目されるポイントがないというのは気のせいだと思っています。仕事に慣れて、自分の価値に気付かないことが原因かもしれません。自分では当たり前の知識だと思っていても、他の環境で

          転職で分かったもの

          台湾のオリジナル作品:『亖亖』本篇『water lanterns festival』

          〜遙かな200年後の未来を思う〜 2022年出版した『亖亖』は台湾の編集者Snow VegaさんとイラストレーターPumpさんが共同で制作した空想未来のテキストとイラスト作品です。背景設定は異常気象が永久凍土(えいきゅうとうど)の融解を引き起こし、多くの都市が水没してなくなりました。この中に台湾の町風景に基づいて、Pumpさん得意のメカと美少女と空間イラストが組み合わされて、独特な雰囲気が生み出されています。ロードコーンや水道縄などの小物も画面に入り、波にゆらゆら揺れる音が

          台湾のオリジナル作品:『亖亖』本篇『water lanterns festival』

          気に入っているラノベ作品-『とんスキ』

          私は元々ラノベをあまり読まない人でした。ラノベが私に向いてないものと思っていました。しかしラノベが普及するにつれて原作がラノベの漫画も増えてきています。 そこで私をラノベの世界に引き込んだ作品は「とんでもスキルで異世界放浪メシ」の漫画でした。粗筋は異世界に転生した主人公が「ネットスーパー」のスキルを使いながら従魔とともに旅行していく生活です。漫画担当の赤岸Kさんは動物や老人や太っている人などうまく描きました。特に動物の表情とポーズの表現はとても目立ちました。そんな漫画家はと

          気に入っているラノベ作品-『とんスキ』

          電子書籍は紙の本のライバルじゃなくて、仲間です。

          私にとって電子書籍は不可欠な生活要素です。ほぼ毎日IPADを持って、時間の合間に読んでいます。どこに行っても本を読めるし、短い時間が無駄にならないですむし、とても安心です。 私は2020年から電子書籍の世界に足を踏み入れました。最初、「本好きの下剋上」と言われるライトノベルシリーズに惹きつけられて、これらの本を買いたいと思いました。しかし、当時そのシリーズの本は既に20冊あり、しかも、いまだに完結していないので、この後も引き続き購入する必要があります。もし、全部本を買ったら

          電子書籍は紙の本のライバルじゃなくて、仲間です。