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黒猫の三角と最近読んでる本とか

口訳古事記、めちゃくちゃ面白くないですか?
古事記で発達障害、って文字を見ることになるとは思わなかった~~~~~もうめちゃくちゃ続き読みたい。面白すぎる。

週末に黒猫の三角を読んだ。

 森博嗣作品は、昔、多分中学生だったか高校生くらいのときに「すべてがFになる」を読んだような、挫折して投げ出したような。曖昧な記憶だけが残っている。スカイクロラが映画化された際にも一作目を読んで、途中で投げ出したような記憶もある。
 本当はすべてがFになるのリベンジ(?)から始めたかったのだが、近所の古本屋にも、職場の近くの本屋でも運悪く売り切れていたので、表紙が気に入ったVシリーズから読み始めることにした。
 これは森作品を過去に挫折した女のゆるい読書感想文です。


 まず一番最初に気になったのが今作の英語名が「Darkness in the Delta」となっていたことに購入した後に気が付いた。森博嗣さんといえば「封印再度」や「夢、出逢い、魔性」などタイトルに言葉遊びが含まれているイメージだったので、何か深い意味があるのでは…と思ったりもした。

 待ったく自慢ではないが、わたしは空間認知能力が壊滅的に欠如しているような気がする。ミステリーと言えば、殺人現場や建物の構造などの細かい情景描写が多く描かれているが、それを頭の中で組み立て直すことがどうも苦手で、好きなのに、読むのに時間がかかってしまう。それ故に途中で挫折してしまった作品も少なくない。だからここ最近の活字を欲して溜まらない、勢いがあるうちに読んじゃえ~みたいな感じで読み進めたんだよね。


 森作品を昔読んだ時にも思ったけど、登場人物の名前がどれも読みなれないものばかりなんだよね。
何度も登場人物一覧とにらめっこする。紫子でむらさきこってなんやねん。長すぎや、なんて脳内でぶつぶつ文句を言っていたら作中でしこちゃんって呼ばれてたので可愛いすぎてにこにこした。
 予備知識なしで読んだんだけどVシリーズのVって紅子のVなんだ。イニシャルVって格好よすぎんか?おしゃれじゃない?


 姉弟の話だとか、いろいろ回収されてない部分もあったけど、わたしは最後まで犯人がずっとわからないまま騙された~~~~ってなったので普通に面白かった。練無といちばん友達になりたい。行動心理がよくわからなさすぎて愛しい。紅子の独特な台詞回しも気になったし東尾さんもっと喋ってほしかったな??
 クロネッカのデルタに関しては悲しいことに一ミリも知らなかったので今度ちゃんと調べたい。

 Vシリーズをこのまま完走するか、すべてがFになるのリベンジの意を込めてS&Mシリーズも読み始めるかすごく迷ってるけど森先生の作品って登場キャラ微妙にリンクしてたりするんだっけか、、、有識者がいたら教えてください。


 積読本紹介もしたいのに日々積読本と読んでる本が変わったり新しく本を購入したりしてるので一生区切りがいいタイミングが来ない。
積読本紹介はできるのだろうか できない気がする ワハハ

 今読んでるのは冒頭で言った町田康さんの口訳古事記と、波木銅さんの万事快調。どっちも面白すぎて続きが気になって仕方ない。

 一つ確かなのは町田康さんの作品めっちゃ好きかも…
ファンキーなおじさんってイメージだったけど口訳古事記読み終わったら色々読んでみたいな。

 昨日やっと十角館の殺人購入できたので実写を見る前に読みたいな。
またいろいろ買ったので積読が死ぬほどあって泣いています。


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