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18年の約束

ちょうど18年前の今日、2002年12月12日、第1号取扱店でのガージェリーの提供が始まった。2002年7月25日にキリンビールの社内ベンチャーとしてビアスタイル21を設立(※)してから4ヶ月半経過してのことだった。(キリンとは2007年に資本関係を解消)

事業開始当初の商品は樽詰のガージェリー・スタウトだけで、この濃厚な“黒ビール”を、品質を維持しながら、スタイリッシュでエレガントに提供することを考え、ブランドのスタートとして重要な、最初の取扱店となっていただきたい店に声をかけて回った。結果、開発段階からお世話になっていた赤坂「燻」、銀座「煙事」と、代官山のフレンチレストランの3店でガージェリー・スタウトの提供が始まったのだ。

銀座煙事

以来、社員わずか2名から最大5名の体制(現在は3名)で、飲食店へガージェリーを紹介する活動を黙々と続け18年経過した今、お取扱店は全国で1,000店を超えるまでになった。

そして18年の間、ガージェリー・スタウトは香味(レシピ)もデザイン(ブランドマーク・グラス)も全く変えていない。ただただ黙々と365日営業、樽詰め翌日にお店へ冷蔵直送、それを続けている。そんなビールはこの世に他にない。はっきり言える。

飲食店だけで出逢えるガージェリー。いつも変わらず飲み手を待っている。これからもこのコンセプトを変えることはない。販売量よりも大事なことがある。取り扱いがなくなったお店や閉店したお店も含めれば、数千ものお店と約束してきた。その約束はやぶらない。

05年ST秋晩白柚


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