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30代半ばで目指すonline海外大学院(MSc in Public Health,MPH)

初めまして。
はびろにあと申します。
2023年10月よりLSHTM (London School of Hygiene & Tropical Medicine:ロンドン大学衛生熱帯医学大学院 )のMSc in Public Health Distance Learingに進学します。
2022年の2月にMPH進学を決め、紆余曲折を経てLSHTM進学を決めるまでの1年半を包み隠さず記録します。
リンクを貼った箇所を太文字にしてあるのでよければそのままリンクに飛んでください。

ばびろにあの紹介

そもそもお前は誰だ?となるので自己紹介をします。
名前:ばびろにあ(ばびろにあ@社会人イギリス大学院@BB289141
・海外留学経験なし、海外旅行経験あり(最大2週間)の純ジャパ
・30代半ばの薬局薬剤師(受験当時)
・営業経験あり
・嫁(在宅フルタイム勤務)と3歳の子供と3人暮らし
・Part-time&Distance learning社会人大学院
・合格時、IELTS OA6.5(each6.0は達成)

正直、どこにでもいて特別なスキルもないその辺にいる日本人です。

出願先と合否について

イギリスを進学先に決めてから(理由は後述)、イギリスの大学に絞っていました。
幸いにも、
LSHTM (London School of Hygiene & Tropical Medicine:ロンドン大学衛生熱帯医学大学院 )
Edinburgh(エディンバラ)※条件付き
Manchester (マンチェスター)
Glasgow (グラスゴー)
Sheffield (シェフィールド)
Aberdeen (アバディーン)
の大学から合格をもらっています。

LSHTMは英語スコアが足りていないため、正直条件付きではなく、なぜ無条件合格かわかりません。え、いいの?と思い、問い合わせてみましたが、directorが大丈夫と判断したとの事でした。
onlineは選考が少し緩いのか人が足りなかったのか、提出書類や大学の成績がすこぶる優秀だったのか(たぶんこれはないです。)、よくわかりません。ただ、PublicHealthの分野で世界最高レベルの教育を受けるチャンスを逃す必要はないと思い進学を決めました。。
余談ですが、IELTS OA6.5以上必要なAberdeenも当時OA6.0でunconditional offerが出ています。ここは早めに合格だしておいて他に行く前に来てもらおうという考えなのかなと思っています。
ちなみに、どうせ受けるならLSTHMは記念に出してみるかと思って出したので、出してみないとわからないですね、が感想です。UCLやImperial、LSHTMなどのロンドンの大学以外は志願料などもないので手間がかかることが負担でなければ数射ちゃ当たる戦法をして、合格先から選ぶのもありだと思います。受験料がかかるLondonの大学はお金が許せば積極的に出してください。
※LSHTMはLondon Universityの1つの機関として出願することになります。最初の頃はさっぱりわからず、?だらけでした。

そもそもこのnoteを作った理由

シンプルに情報が全くと言っていいほどなかったからです。
日本でのMPH社会人進学が無理になり、海外進学を決め(相当悩みました)、2022年7月から情報を集め始めました。ただ、どこの国がいいのか、本当に行けるのかを含めてほぼ情報はなく、とにかく毎日調べて英語を勉強しての繰り返しでした。日本だとMPHを目指す人が少ないために情報が少なく、onlineに絞るとほぼありません。
そのため、奨学金にまで頭も回らず進学先の国と大学を決めIELTSを対策するのにいっぱいいっぱいでした。今考えると、奨学金取ってアメリカ進学ももしかするとありえるのかなーなんて思ったりもします。
何回も見ていたX(twitter)を載せておきます。
小迫さん(@masamikosako)の記事→オンラインで修士号を取得した人のブログ How I got MPH
小迫さんの情報は何回も拝見しました。
全く情報がない中で何回も救っていただき本当に感謝です。
オンライン×MPH×社会人だとほぼ情報がありません。少しずつではありますが、進学者が増えているので公衆衛生が発展する事を願います。

私はX(twitter)を主に使用していましたが、情報が断片的であったりうまく使いこなせず、本当に苦労しました。もしかすると、もっといい選択肢があったかもしれません。

MPHを進路に決めたきっかけ

元々はX(twitter)を何となく見ていた時にある情報を見たのがきっかけでした。正直言って、製薬会社で年収がめちゃくちゃアップしたというものでした。そんな事ある?と思ってチャックしたので、スタートはとても不純です(笑)
ただ、調べてみるうちに目指す理由があると思いました。
大きな理由としては、
①日本ではまだニッチな領域
希少価値を発揮しやすいと思ってます(もちろん、この中でどう私自身の価値を作るかは重要です)。
※2022年当時とだいぶ状況は変わっています。学位を取ればウハウハかと思いきや、今はそんなことありません。
②世界で戦える
日本ではニッチでも、世界では先進国から発展途上国まで公衆衛生は問題になっています。Sexcial Healthなども大きな課題になっています。

最近では、たくさん著名な先生方の情報を見にすることができるようになりました。ただ、私はすきとほるさん(@iznaiy_emjawak)の記事や情報はとてつもないインパクトがありました。もちろん私が薬剤疫学を目指すきっかけになった方です。

それまでは、営業⇨薬剤師でキャリアを進め管理職までなっていました。ただ、その先のどこに目標を持つか悩んでいました。
私としては、
①世界で戦えるフィールドがあること
②一生付き合えるジャンルであること
③年収
が必須でした。日本の薬剤師として働くとなると①と③が圧倒的に弱く、20年先が見通せない。
その中でMPHを見つけ、将来的には薬剤疫学の分野で薬剤師×疫学の掛け合わせで戦う事を決めました。

そもそも何故イギリス?

イギリスを選んだ理由はいくつかあります。
①世界でもトップレベルのPublicHealthの大学が多い(目安として世界150位以内)
②オンラインを提供している大学が多い
③学費が安い
④出願に必要な書類が少ない
です。

それぞれ見ていきます。
①世界でもトップレベルのPublicHealthの大学が多い(目安として世界150位いない)
ランキングを見てみると、アメリカとイギリスの大学が多いことに気がつくと思います。
世界の大学ランキング

集計の方法が2023年に変わったため、私が調べた時(2022年)になかったオーストラリアの大学が多くランキンングし始めました。
ただ、正直言うと参考程度にした方がいいと思います。
なぜなら、いきたい領域ごとで順位なんて変わってしまいます。参考程度ですが、X(twitter)で開発の領域でsussexに進学希望している人がたくさんいました。正直、最初は「?」でしたが後々sussexが世界トップだと知る事ができました。なので、絞りきれない中からとりあえず絞るために使う程度でいいと思います。

②オンラインを提供している大学が多い
これはMPHに限ってですが、本当にたくさんの大学でオンラインコースを提供していてたいへんありがたかったです。150位以内だと8割以上の大学で提供していました。注意点としては、イギリス現地留学だと1年で修士を取得できますが、ほぼ全てオンラインコースで最低2年です(大学によっては3年です)。また、費用や得意分野が全然違う事、論文を書くよりまずは学位を習得させることに重きを置いているのかなと感じています。
※2023年時点でケンブリッジ・オックスフォードや一部大学ではonlineMPHの提供はありません。マンチェスターもなくなるかも?みたいなのはありましたが、調べてなかったら1つ候補がなくなるくらいで思っておけばいいかなと思います。
ちなみに、イギリスの中でも学費が最大と最小でほぼ倍くらい違うので、ここは本当に悩みました。

③学費が安い
②の最後と矛盾しますが、イギリスの大学は比較的学費が安いと思います。
というのも、MPHでハイレベルのアメリカの半分以下の学費で留学も可能です。アメリカは奨学金ありきではありますが、私はオンラインでも800万近い学費を見てすぐ諦めました。奨学金の選択肢が当時(2022年7月頃)あれば、また選択肢は変わったかもしれませんが提出書類や追加テストの量を考えると、今の選択でよかったと思います。
ジョンズホプキンスなどは日本でもコースを提供しているみたいです。学費は見て笑いました。

④出願に必要な書類が少ない
個人的にはここはかなり大きい要素でした。
詳細は下記を見てほしいですが、必要だった書類は「経歴書・志望動機・推薦状2通・成績証明書・卒業証明書・英語の能力証明・パスポート」でした。大学によっては、志願料(2万程度・ロンドン大学のみ)と日本語の成績証明書や卒業証明書が必要でした。基本的に英語の書類を大学にだしてもらってPDFにして送って終わりです。GPAは大学が出してないとやりとりすればそれで終わりでした。
なので、ここで一番大変なのが推薦状です。これも後半を見てください。

アメリカやヨーロッパやオーストラリアなどいくつかの国でオンラインコースを提供していますが、提供している大学の数やランキング、提出書類の量、英語などのテストの量ででイギリス1本に絞っています。スイスやベルギー、ドイツなども落ち着いたタイミングで見ましたが、見る程度で終わっています。

Onlineコースについて

Onlineコースを選んだ理由

これはシンプルで、家族と貯金です。
共働きなので仕事を辞めてイギリスへ無収入で進学する事は現実的ではありませんでした。
加えて当初は海外進学は予定していなかったため、現金が少ない悲しい事情もあります。
奥さんの働きたい気持ちもあるので、オンラインがあるならオンラインでいいなと思いました。イギリスだと2年で取れるので。
日本で働いて現在の収入を確保しつつ、新しい学位も得ることができるのは大変メリットが大きいと思います。ちなみにプライベートは全て無くなります。進学後の時間のやりくりはまだ未知数ですが、家族との時間も過ごしつつ勉強しているので、外で飲みにいきたい、友達と遊びたいという感情は限りなく消すしかありません。

大学の調べ方

これは地道にやるしかないです。
僕は世界ランキングで大学をピックアップMPHのランキングも調べる→googleで「大学名 MPH online」で検索していました。調べ始めたときは前の年度の情報ですが、それでも学費以外はほとんど変わらないんで片っ端から調べました。
※学費は毎年5%ずつ上がっていくと言われています(2023年9 月段階)

オンラインコースのメリット

これは単純に日本から最先端の授業を受講でき、学位を取得できることに尽きます。イギリスFull-timeだと1年で取得できますが、学費や生活費などを考えると単身でも800-1000万ほどかかるのではないでしょうか。アメリカやその他2年かかる国などを選ぶともっとかかる事は簡単に想像できます。
ドイツならもしかすると学費を抑えられるかもしれませんが、海外からの学生から学費を取る話もあった気がしますし、そもそもオンラインコースがあるか不明なので興味があれば調べてみてください。
加えて、海外オンラインコースだと英語力は付くのは間違いありません。そもそも入学までに求められている英語力が日本のそれとは段違いです(一部大学を除く)。

ビザや現地の寮の手配など全く必要ないのも大きかったです。特にビザは申請時に英語のスコアを達成してunconditional offerにしておく必要があり、少なくとも2ヶ月前までに英語のスコアメイクが必要と聞いています。onlineだとギリギリまで粘れます。

オンラインコースのデメリット

これはそこまで多くないかなと思います。通常現地だと1年で取得できるものが2−5年で取得と時間的なゆとりもあるかと思います。
・大学によって期間が異なる→Edinburghが3年、Glasgowが2年であったり大学によって期間が異なります。
・学費→これは現地の場合もそうかもしれません。ちなみに2023/24だと、最低がSheffield (£12,400)、最高がManchester(£25,000)でした。

正直に話すと、志望校を決める際に決めきれずSheffieldを追加した背景があります。年齢を考えて3年は厳しかったり倍近い学費を払ったりが現実てきでないなと思いました。
最初の提出の時にもっと考えておけばよかったなと反省しています。

出願スケジュール

ギリギリ焦ってバタバタするのは嫌だったので、早めに準備を始めました。
タイムスケジュールとしては、10月に次年度の募集が開始するので、11月か遅くとも年末までには全ての大学で出願する流れで準備しました。

〜具体的なタイムスケジュール〜
8月:大学をとりあえず調べる、推薦状を依頼する先生の検討
9月:志望校選定、推薦状の依頼、志望理由の文章化
10月:志望書、経歴書、推薦状のネイティブチェック
11月:半ば頃に提出
その後:ひたすら待つ。
のタイムラインで行いました。
ちなみに結果は早いところで2週間、遅くとも2か月で来ました。
LSHTMなどロンドンの大学はタームに分かれているので、どのタームの締め切りがいつなのかは必ず確認してください。CambrigdgeやOxfordは分かりません。

実際の出願に関しては、
11月半ばに4校(Edinburgh・Manchester・Glasgow・Aberdeen)を提出
3月にSheffield
5月にLSHTM
に出願しています。
4校の選び方としては世界ランキング100以内の大学でオンラインコースがある大学のうち、ロンドンの大学以外を上から志願していきました(2022/23年段階でBristolなどオンラインコースを提供していない大学あり)。ロンドンの大学を提出しなかったのは、後半に書いてあるエージェントのサポート外の大学である事、多分受からないと思っていた事(笑)が理由です。

大きな反省のうちの1つですが、大学を見る中で、教授の専攻などは上位校である事以外の選考理由はありませんでした。なので、他の方が教授の専攻や途上国発展のためなど考えて大学を決めているのを見ると恥ずかしい思いになります。X (twitter)には思っていたよりたくさんの方が同じ時期に進学したりしているので情報を集めてもいいかもしれません。
ちなみに、Aberdeenは滑り止めで受験しています。Aberdeenから原因不明のunconditional offerをもらった事は精神的にかなりゆとりを持つことができました。

〜絶対に忘れてはいけないこと〜

英語のスコアが揃っていない人がほとんどだと思います。ですので、英語スコアは一旦無視してconditional offer(条件付き)合格をとりに行ってください。ですので、最初にする事はタイムスケジュールを決め、必要書類を全て揃え、自分の中で最短で出願する事です。私は年内なら枠は余裕かなと思い、年末にはいくつか条件付き合格を持ち精神的に安心して年を越したかったので11月出願に設定にしました。
申し込みが遅れるほど枠が狭くなるのは明らかなので、まずは枠を確保し英語を死ぬ気で頑張ってください。

イギリス大学院出願に必要なもの

大学院進学に関しては、求められる書類はほぼ一緒でした。
書き方や必要書類、何を書けばいいかなどさっぱりわからなかったので、何度も調べました。
このサイト(https://koookiii.com/)は大学の特徴や必要書類や書き方など、情報がこれでもかとあるので楽しく何回も何回も拝見してしました。だいぶ助けてもらいました。
出願書類だけだど、https://schoolwith.me/columns/32619のサイトもよくチェックしていました。

CV

履歴書です。
大学時代何をしていたか、仕事でどんなことをしてきたのか、ボランティアや受賞歴、資格など色々書きます。A4で1枚でまとめる必要があるので、大学時代の勉強や仕事内容は箇条書きで3つ程度書けば十分です。
これもネイティブチェックを入れ、PDFで管理し全ての大学に同じものを提出しています。

志望動機書

Personal Statement(PS)です。
ここが一番個性が出ると思います。なぜそこを目指すの?学位を撮ってどうしたいの?などA4で1枚程度買う必要があります。
私に関しては、自分で作る→ネイティブチャックを入れガッツリ1校分作り上げる→それ以降は大学名とその大学特有のカリキュラム名を入れ替えて全6校分作り上げました。

私の分の構成は、
①私はこんな領域でキャリアを築いていきたい
②私が薬学を志したの理由とリアルに働いて感じたこと(理想と現実のギャップ)
③MPHの学位を取ることでできること、onlineの理由
※具体的なカリキュラム名を入れてその大学専用のPSにする
④MPHは自分自身のキャリアに必要で〇〇大学に進学したい
で書いていました。
どの大学もA4で500字程度で提出しています。

推薦状

基本的にイギリスだとacademicとbusinessで1通ずつ提出です。
無難に行くと、大学時代の研究室の教授やお世話になった先生と会社の上司になるのでしょか。私は大学時代の研究室の教授と会社の社長(大きい会社ではなかったので)にお願いしました。
必要書類の中で推薦状だけは他力になるので、ここは前もって連絡し承諾を得て作成してもらいました。

が本当の流れですが、裏話をします。
2通とも私が作成しネイティブチェックを入れ、先方に確認してもらい社印が入れて印刷してもらってサインの流れでやっています。上に書いた方法が理想なのですが、英語の推薦状に慣れていない人がほとんど(99%以上)なので仕方ないですし、サインもらえるだけでもありがたかったです。
ちなみに、通っていた大学から離れて暮らしているのでメールで全てやり取りをしています。

書いた内容は、
〜Academic〜
・大学時代ちゃんと勉強頑張っていたよ
・研究も粘り強くやっていたよ
・大学院に行ってもちゃんとできると思うよ
〜Business〜
・会社で◯年働いてもらっていて優秀な社員の1人
・前はこんな仕事をしていて、その経験を活かして同僚とうまくやっている
・勉強熱心で常に新しいことを勉強し社員に還元している
といったところでしょうか。
私がA4の1枚程度作成しネイティブチェックをお願いし教授を社長に確認してもらいサイン、PDFファイルにして保管です。
ちなみに全ての大学で同じ推薦状を使いました。お願いするときは同じものを使用する予定ですと伝えてもいいかもしれません。大学によっては推薦状作成者にメールをして直接送ってもらうケースもあるようです。

成績証明書

これも大学に発行してもらってください。もちろん英語版です。
発行年月日の指定は基本的にないと思うので、1枚発行してもらってPDFにして管理すれば問題ないです。
ちなみに大学によっては大学の印鑑が見えにくいから写真を撮って送ったり日本語版を取り寄せて提出しました。

英語の証明

ここは人によって必要かどうか変わりますがほとんどの人が必要になります。一部、会社で英語を通常利用している人は免除になるようすが、その期間と実力で変わってきます。
英語に関してはIELTS OA6.5(それぞれ6.0以上)であればほぼ全ての大学の条件を満たしています。ただ、トップの大学はそれ以上が必要なので調べてみてください。

その他

志望校の管理ですが、何度も調べるのが面倒だったのでエクセルにリンク付きで管理していました。それをGoogleDriveに入れて気になった時に調べられるようにしました。

また、提出する書類など全てGoogleDriveに入れています。

unconditional offerをもらった後ですが、受諾後も断る事は可能です。depositなど支払いがあった場合は断ると返ってこないようですが、私が受けた大学は全て支払いが必要ありませんでした。

大学時代の成績について

これは結構良かったです(笑)。
大学在籍時はテスト毎に成績のランキングは常に出ていましたが、上位20%には確実に入っていました。これはGPAスコアが出なくても合格が多い1つの理由かと思います。
ただ、イギリスに関しては大学の成績だけでは判断されにくいので(しかもほとんどが出願無料なので)、出願をたくさんするのは1つの手です。
手間のストレスさえ感じなければ、ダメ元でトップ校に出願もしてもいいと思います。私のLSTHMは他の大学から半年以上遅れて記念で受けて受かっています。他にも最初はやめていたけど、出してみたら受かったと言う話は結構聞きます。
チャレンジしてみてください。

出願サポートエージェント

これは賛否があるかもしれません。
私は悩まずSI-UKにお金を払って登録しました。
社会人なので出願から全てサポートしてもらえるのは大変大きかったです。必要な書類は全てネイティブチェックをお願いして提出しています。全て合格したので頭が上がりません。トップ校以外の書類作成から出願・入学までのサポートで10万円切っていたので払って後悔はありませんでした。
SI-UK↓

大学院進学にお金がかかる以上は自分にできるならそれに越した事はありません。ただ、私個人の意見としては「積極的に活用すべき」だと考えています。もちろん、金額次第ではありますが、私はご協力いただいて大変助かりました。
その理由としては、
①時間の節約
②細かいやり取りは全てやってくれる
③進学までサポートがある
④提出書類のネイティブ添削はどちらにせよ必要
⑤情報収集ができる

それぞれ見ていきます。

①時間の節約
これは言わずもがなです。出願がかなり、めちゃくちゃ大変です。
1つ1つどんな書類が必要でどこに提出するか、大学に合わせて行う必要があります。ぶっちゃけ何校も提出するとなると時間がかかってしまい面倒です。
(LSTHMは私自身で提出したので身をもって大変さを感じました。)
私はただでさえ仕事をしているため、この時間を全て英語の勉強に充てたいと思いましたので、ZOOMで面談してすぐ申し込みました。

②細かいやり取りは全てやってくれる
LSTHM以外の出願は全てやってもらいました。
私は来たメールに反応しただけだと言うくらい何もしていません。逆に聞いてほしいことは積極的に聞いてもらいました。私が聞けなくもないですが、ここは甘えさせていただきました。

③進学までサポートがある
ここも大変助かりました。
志望動機など、こちらで文章を作成しネイティブチェックをしてもらいました。うまくニュアンスが伝わっていない印象があったため、ZOOMで面談し加筆訂正してもらいました。面談しと偉そうに書きましたが、ネイティブと1on1で30分程度ネイティブが書いているのを画面で見て同意していただけです(笑)

④提出書類のネイティブ添削はどちらにせよ必要
③とも重複しますが、ネットで検索すると添削をしてくれるサイトはたくさんあります。ただ、500字〇〇円などが多く本当に信頼できるのか・追加で料金がかさみそう・添削だけお願いすると、申請は自分でやるのは負担を感じるなどの理由で、添削だけの業者はやめました。

⑤情報収集ができる
正直、ネットで検索しても情報が集めにくい(情報が少ない+英語のサイトしかない)ので、一般的な情報はたくさん聞きました。専門で扱っている方々なので、客観的なイメージと情報を持ち合わせているので大学のオススメなど特に初期の頃はよく聞いていたと思います。

これから出願を迎える方へ

進学先に海外の大学を選ぶ事は並大抵なことではありません。
私が体験してみて本当に情報がなくて、これでいいのかわからなくて何度も悩みました。そんな時があったので無料でこれを公開し、このnoteが少しでも誰かのお役に立てばとてもありがたいです。これまで海外の大学で悪戦苦闘してきた先輩方と同じように再来週からは私も地獄のように大変な期間に突入します。
これを見ていただいた方とどこかでお会いできる日が来るのかな?と思いながら、応援のメッセージと致します。

頑張ってください。私も頑張ります。

最後に

これまで長々と私の1年以上に及ぶMPH進学体験を書きました。
最終的にはMSc in Public Healthに行きますが、できることをやり悪戦苦闘し続けた結果がLSHTMに繋がりとてもワクワクしています。不安がそれ以上にあります。
ただ、何歳(受験時34歳)になってもチャレンジする環境を与えてくれる大学は日本にはなかったですし、日本の悪いところも見えた1年でした。ただ、あの時断られなかったらイギリスの大学にチャレンジすることもなかったですし前だけを見て進みたいなと思います。

それでは最後までご覧くださり本当にありがとうございました。

2023年9月22日 ばびろにあ


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