見出し画像

まぐろのカルパッチョとタラ汁

■鮪のカルパッチョ

東京に来て思ったことは、なんと言っても鮪の地位の高さ。
西日本ではキングオブ魚はやはり鯛で、お祝いの席でもいつでも鯛を食べる。
しかし、やはり東京は寿司文化であり、正月は鮪を食べるし、どこでも鮪があるし、そして鯛がないのである。

鮪の食べ方も色々あるが、私はこの洋風(イタリア風?)のカルパッチョが好きである。

もう15年位前に三崎で食べた鮪のカルパッチョ。ご飯ものが食べたくなく、ビールと合わせるのに頼んだが、酒のつまみには持ってこいの鮪だった。

ポイントはとにかく鮪を薄く切ること、半冷凍で切るのがいい。
醤油で食べる鮪に飽きたら作るひと皿。


■鱈汁

鱈も東京に来てからよく食べるようになった魚。
やはり東北が近いからなのかもしれない。

東京では広島のように白身の小魚がスーパーに売ってないので、白身魚を食べたい時に鱈はよく買って調理する。

鱈には真鱈とスケソウダラがあり、真鱈の方がホロッと身離れがよく骨も取りやすいので、家ではこちらの方が人気だ。
スケソウダラは小骨が沢山あるのであまり食卓には上らないが(文句がでるので)、大体スーパーで売っているスケソウダラはぶつ切りで出汁がよく出るし、なんせ安いので鱈汁を作るときはこちらを使いたい。

富山の名居酒屋「親爺」で食べた鱈汁が忘れられず、冬になると食べたくなる。
富山の「鱈汁」はやはりスケソウダラを使い、みそ仕立ての物が多いが、親爺の鱈汁は醤油ベースであっさりしているが鱈の出汁が汁に溶け込んでそれはそれは美味しい汁です。
まあ作るときは醤油味でもみそ味でも美味いに越したことはない。
明日から東京も雪が降るとな、温まりたいので鱈汁作りたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?