< 顔スキャンの精度を検証！「もしもあの人が野球選手だったら」。世界の偉人９名で構成される最強ベストナイン。巨人？ドジャース？かかってきなさい。>

皆さんは、MLB The Show という野球ゲームをご存じだろうか？

プレイステーションやパソコン等でプレイできる、アメリカでもっとも人気の高い、野球ゲームの決定版といえる人気シリーズである。筆者も、どっぷりとはまってしまい、今ではプレイしない日はないと言っていい。調べたところ、英語版のみではあるが、日本でも発売されているようだ。興味のある方は、是非調べてみてほしい。

そんな MLB The Show の最新版 MLB The Show 24 が発売されて、約１か月が経つ。このゲーム最大の売りは、顔スキャンができるという点だ。プレイヤー自身の顔をスキャンし、自分そっくりの顔をしたオリジナルプレーヤーを作成、そして名だたる実在スタープレーヤーに混じり、メジャーリーガーとしての人生を謳歌するといったもの。まぁーーーーー楽しい。最近では外に出かける際や電車に乗る際、現実に戻れず、スター気取りを脳内で満喫している危ない筆者である。戻ってこい、俺。Shohei Ohtani は、君のチームメイトではない。

そんなある日、ふと筆者をある妄想が支配する。もしもあの人が野球選手だったら、どんな雰囲気なんだろう......。活躍するのだろうか。どんなプレイスタイルなんだろう。

あ......写真から、顔スキャンしちゃおう。

一度気になったら、暴走してまでつき詰める筆者。顔スキャン機能を駆使し、世界最強ベストナインを作ることを決意した。貴方も知っているあの人が、メジャーリーガーだったら。その雰囲気を存分に味わってほしい。

ちなみに余談ではあるが、顔スキャンはさすがに人間の顔でなければ機能しないようだ。それを確認するため、様々なものでスキャンをトライした。ドラえもん、家にあったなんか変な仮面、友達の家の猫ハオちゃん。これらは、認識されなかった。ハオちゃん、ごめんね、大好きだよ。

＜それでは発表しよう。＞

前置きが長くなってしまったが、いよいよ選び抜かれた９人の精鋭達を、顔スキャン付きで発表する。

ここに選ばれし者は、全員筆者が尊敬する、偉大な方々である。最大の敬意を込めて。

「１番　ショート　マイケルジャクソン」

" 普通に走るよりムーンウォークの方が速い快速ショート。また捕球時に「アウゥ！」を声に出すことで、リズミカルに球を取る。"

「２番　ライト　デイビッドベッカム」

" バックホーム時では足を使い、正確無比なコントロールでランナーをさす。"

「３番　レフト　ジャッキーチェン」

" 相手のホームラン性の打球も、フェンスをよじ登り全てキャッチ。戦いに忙しいのはわかるが、せめて血は拭いてきてくれ。"

「４番　キャッチャー　西郷隆盛」

" 走力に多少の難はあるが、それを補って余りある長打力と強肩が売りの頼れるキャプテン。全ての決定事は、彼がつかさどる。"

「５番　セカンド　オードリー ヘップバーン」

" ローマの階段を休日に上り下りすることによって鍛え上げられた足腰が売りの、名セカンド。球場全体が、ほぼ彼女を目で追っている。"

「６番　サード　ジョンレノン」

" スポーツの試合なのに、争いはやめろとだけ言って、球場をあとにする。War is over だ。"

「７番　ファースト　アルバート アインシュタイン」

" 相手の分析をさせれば右に出るものはいないが、その分析が難しすぎて、何を言っているのかわからないことがほとんどだ。"

「８番　センター　モナリザ」

" 優しげな笑みを浮かべ、何も話さず、表情も変えず、センターにたたずむ。基本的に全く動かないため、センターへの打球は全て横のジャッキーチェンが取る。"

「９番　DH　カーネルサンダース」

" 基本的に自分の打席の時は戻ってきてくれるが、それ以外はすぐさまベンチ裏に消え、球場内全体のフードを担当、管理する。従業員への的確な指示、新商品開発。新たなタイプの二刀流として、評価が高い。"

いかがであっただろうか。うん、負ける気がしない。というか、最初から、勝負になっていない。巨人？阪神？ドジャース？かかってきなさい。いつでも世界ベストナインが、貴方を迎え撃つ。

最後までご一読いただき、ありがとうございます。