ひなんくんれん

あたしは話を聴く力を身につけたい

おはなちゃんはとにかく喋りたいお年頃

ヒアリングとシャベリング

ふたつのニーズがマッチした絶妙なタイミング

はじまりましたR adi O H a N a

QueenのRadio G a  Gaという曲が大好きなのでそれに因んでつけたラジオネーム

なんのことはない

ただ保育園帰りの車内の会話を録音しただけである


いい時代に生まれたなあと

こうやって音声までも何かしらで記録しておくことができるではないですか


さて本日のお題は

「避難訓練」

保育園で避難訓練があったそうな

設定は、泥棒がやってきた

外に怪しい人がいるから、子どもたちはお部屋に隠れて、カーテン閉めて、
鳴りを潜めて隠れている


これが子どもたちの訓練

そして、先生たちが鉄砲持って4人がかりで泥棒を倒す

「せんせいがてっぽうでうってくれて、どろぼうはしんじゃったの。だからうれしかった。よかったー」


なんて過激な避難訓練だと思いましたか?

あたしはこれを聞いて、

ああ、やっぱりそうなのかと感じたことがあります

昔話

三匹のこぶたとか、

赤ずきんとか、

ヘンゼルとグレーテルとか、

その他もろもろ

オオカミとか山姥とか出てきますね

主人公の危険を脅かす存在たち


あれ、必ず最後は必ずトドメを刺すんです


中には「最後は心を入れ替えて仲良く過ごしました」と脚色してる絵本もあるけれど、

原作はだいたい、敵はトドメを刺されます

三匹のこぶたで言えば、オオカミは暖炉で丸焼けになるし

赤ずきんは、オオカミの腹に石を詰め込んでその重みで溺死

ヘンゼルとグレーテルは、山姥だか魔女だかは最後はパン焼き釜で焼け死ぬ


残酷に見えるが、大事なのは子どもの安心

子どもは絵本の世界も大人以上にリアルに感じている

主人公と自分を同じように感じている

自分を襲おうとした敵(オオカミや山姥や鬼)が逃げただけでは安心はできない

「もう絶対に襲ってこない」

という確固たる安心感が必要

最後は仲良くなったとか、逃げたとかでは安心できない

トドメを刺す必要がある


なるほど、

だから避難訓練では泥棒は追い払うだけでは駄目なのかもしれない

鉄砲という、絵本の中ではおなじみの武器でやっつけるという設定が必要なのかもしれない

それも、保育園の先生が!!

先生が絶対に自分達を守ってくれる

だから自分達は、ちゃんと隠れて大人しく避難していれば大丈夫なのだと


なんだか非常に得心した


ただこれは、おはなちゃんから聞いた話なので、本当にそんな避難訓練だったのかは、信憑性はない

だってこの子、けっこう作り話するから( ̄▽ ̄;)

おしまいまで読んでいただいてありがとうございます( ̄▽ ̄)