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『志望動機も印象もよかったのにすぐにやめてしまった問題!?』【HSS型HSP】


こんにちは、
当記事はHSS型HSPさん向けの記事です。


 今回は職業編の一部です。
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『志望動機も印象もよかったのにすぐにやめてしまった問題!?』

HSS型の方である確率が高いです。
HSS型HSPは、ライバル視されやすいからです。



■<HSS型の第一印象から始まること>

HSS型のひとは、初対面で、

・好戦的、
・活発、
・挑戦的、
・いちもつもってる、
・野心的、
・やり手
・向上心旺盛、

このような印象を持つ、とお伝えしました。
なぜなら好奇心が旺盛かつ新規性を求める性質から、
新しい出会いの場では
ドーパミン系が活発になるからです。

意外と思うかもしれませんが、
HSS型ならばこのような第一印象を持っています。

そして、実際にそのような資質をもっています

人間全体で考えると、
人口6%程度と少数派で
新規開拓系であり、
いろんなことを知っているコンサル・アドバイザー系、
快進系
なのです。

「え、争いは嫌いだよ?」「平和一番!」
はい、
おっしゃるとおり同僚と争うのは好きではないかと思います。

 ポジション争いや、
 誰かのひきずりおろしを見るだけでげっそりすることもあるかもしれません。

 派閥も好きではなくなんで派閥つくるんだろう、などと考えたこともあるかと思います。
これは、マジョリティである非HSPさんは身近にライバルを置くことで自らを動かす傾向があるからであり、
また社内競争への意識がHSPさんの何倍も大きいからなのですが、
モチベーションは会社理念への貢献や実現,自己成長であり、平和に仕事をしたいHSPの方々にとってはストレスでしかありません。

これは、
・「非HSPの方々はそういうものだから」
・「どちらともつかず組織の理念実現やゴール到達離れず業務に集中しよう」
などとこちら側が思考をきりかえ対応しにいかなくてはいけないことではないかと考えております。
少数派ですから^^うまくされている方もいらしゃるかと思います。

しかし、

HSS型の方は第一印象のために、
同僚を過度に好戦的にしてしまったり保守層の警戒心を強めてしまったりししまうことがあります。

これがそのほかのHSPの方にはないHSS型ならでは、
入社後の独特の高ストレスにつながりやすいです。

(以下でも第一印象について取り扱っています^^ご参考になればと思います。)

わたしたち人間は
第一印象を平均して半年以上は持つと言われていますし、
上司や同僚や印象に基づいて今後の行動を決定していきます。

さて、HSS型の活発な印象の人に対して、
組織の人は大きく3の反応持つと考えられます。

<HSS型HSPに人に対する非HSPの反応>
①「手ごわいのが入ってきたぞ。」と身の危険を感じる
②「チームが強くなるぞ。」とチーム全体のことを考える
③「ストレス少なく仲良くやれるかな」と考える

③の方々とは適度に仲良くしたものです。会社での仲良く、は円滑なコミュニケーションです。

①の思考をもちやすいのは、同僚であり保守傾向がありつつ上昇志向もある
中間管理職などの上司に多い
です。

②はトップクラスの思考ですから、
必然組織の上層の人たちにあてはまります。

HSS型の人はトップに好かれて、中間管理職などの人にライバル視されやすい

ということになります。
ただでさえ、新しい職場で気がはってすでに高ストレス状態、過活性興奮状態であるところに、
人間関係のストレスが重なっては身がもちません。
HSS型の人もHSPですから

・輪を崩したくない
・仲良くしたい
・嫌われたくない

などの思考を非HSPさん以上にベースとしてもっているからです。(ベースであり、変えていけます。)


結果、

『志望動機も印象もよかったのにすぐにやめてしまった』

ということにつながります。

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■<現象の詳細>

①も②もHSS型HSPさんにとって問題になりえます。

①の場合、上司からのあたりがきつくなったり、質の悪い上司ならばミスを誘発させるようなことしてそれを目だつように盛っていき、
崩しや追い出しにかかってくることもあります。非HSPさんって器用なので、仕事をこなしつつそういうことできるんですね!中途半端に上司の人ピラミッド意識もあって厄介なことになることもあります。(モラハラ系なら逃げて正解です!)

一方HSS型の方々は元からつるむのがきらいで、
保守層となれ合うのが苦手なHSS型の人は対立構造をもったまま孤立化することになり、いずらくなってやめてしまうのですね。

■<対策2つ>

対策としては、

①この現象を小さく観て、新しい業務に集中すること

ではないかと思います。
ストレスを大きくする思考には以下のようなものがあります。

・「わたしが入ってきたから波立ってしまった、輪を乱してしまった。」(←過剰な罪悪感。良心の高さの裏返しでもある)
・「寵愛をとられたようであの人はライバル心をむけてくるんだから、ボスにそっけなくして、小さくおさまてみよう」(←墓穴ほりw)
・「やっぱり組織はだめかな」(←悲観的結論付け)
・「あの上司はなんでわたしにばかりかぶせてくるんだろう、いやだな・・」(←小さなマウントや政治的なやり口への強い反発心)
・「過剰にあらさがししてくるな、いやだな。」(←ドラッカーさんは言います。『得手をのばし力を合わせることが伸びる組織』と)

こうした思考にとらわれると反芻思考をしがちなのがHSPさんの脳タイプですから、いつもの調子が出ず、
結果ミスにつながってしまうこともありますし、
勝ち負け土壌を嫌うHSPさんは自らすすんで負けに行くこともあるかと思います。相手様がライバル視をやめてくれるかという淡い期待があることが原因のひとつですが、容赦なく弾き飛ばされる事はざらです。HSPさんからしたら、信じられない行動ですが、非HSPさんにしたら普通の行動です。だってライバルですから。


そこでおすすめなのがこの現象を小さく小さく観る思考に切り替える、ということです。

・「HSS型ですからこの現象は予想済み。予想通りの展開なだけ。」
・「大したことではない、非HSPさんたちはやる気をだしているのだから組織の役に立ってる」
・「あ、あらさがし上司だ、自分を磨くチャンスにできる」
・「きた、例のライバル視だ。ありがたい!業務に慣れつつ、今後の距離の取り方案をいくつか考えておこう」
・「人間だから、ちょっと地位みたいなのがあるとサイコパス度があがるのよね、しかたがたない」
・「職が得られてありがたい」

と。

「いやだなぁ、自分の仕事すればいいのに」「なんで目をつけられてしまうのだろう、わたしに問題があるからだろうか、組織とうまくやれない、だめだなぁ」
というような思考を選択していると、早期辞職直行かと思います。

②しっかり保守をする

これは結局ミスを減らす、ということです。日本の会社はミスをしないことに大きめの評価がいきます。『得手にちゃくもくする』
それは本当は改めていくべき風土かもしれませんが、現状はミスをしないこと、期日を守ることが大切になってきます。当たり前のことですが、企業風土へのオマージュとして組織で活きるのならば心に留めたいものです。

 そのために、
今まで問題にしてきたことは非HSPさんたちにしたら普通のことだと考えるなど、
スルー力を鍛えていくことをおすすめします。

個人的にはマインドフルネス瞑想や有酸素運動がおすすめです。

前頭葉から扁桃体への抑制系が弱く、
なかなか思考をきりかえにくいのが特徴のHSPさんですが、上記のふたつは抑制系を補強してくれます。

また、
特に自ら負けに行くようなことは友人ならより好かれますが、組織ではやめておく方がよいかと思います。

・「負けに行ったらさらに攻撃なんてひどいなぁ」

と、自己犠牲が被害者意識を作り出してしまうこともあり、もっと大きな被害を受けかねません。

非HSPさんの中でもライバル心をもやした中間管理系の人たちの基準からしたら思いやり欠如だと思うこともありません
それに③の方々でしたら、
仲間意識で組織が強くなることもありますが、
組織の水準をさげてしまうことにもなりかねません。

ライバル意識を持った人にとっては蹴落として当然で、それが善だと考え行動していますから悪びれなどありません。①の人たちにとって彼らはそれがノーマルです

やはり世の中は非HSPさん主流ですから、ここは負けに行くことをやめてしっかりと仕事をこなし保守していくことの繰り返しが職場で活きる保守となってきます。


高ストレス下ではパフォーマンスがくずれがちなのがHSPさんです。
そこを狙っているのが①の人であり、
それは彼らにとって自然な社内政治の仕事の一部です。どの組織にいっても大なり小なりそういう方がいらっしゃいますから、
問題を小さくしてむしろ学びの機会と感謝してあるとよいかと思います。
それでも執拗かつ卑劣なことをしてくる人もいてそのときは、やめてしかるべきだと思います。どうぞ、保守されますように!

こうして、HSS型さんが職場に新しく入ると、
他のHSPさんよりもさらに負荷がかかるかと思います。
そこを持ち前の謙虚さと対局にあるような秘めたビジョン力ビジョン力をもって乗り越えていただければなと思います。

そうすれば、

・開拓性
・アイデア力
・感性の高さと視野の広さからの意見

こういった長所が活き、組織にも貢献でき自己重要感も得られて日々の充実度が上がるのではないかと思います。

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自らの取説をよりよく知り、
素晴らしい資質を発揮されて、日々充実されますように!
才を育て活かしご活躍していかれますように!


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