高強度トレーニングの手応えを感じなくなったら、基礎構築期間を設けてはいかが? 〜Berunに向けた取り組みを事例として〜

昨年、ある一冊の本に衝撃を受けました。「ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト」という本です。「早く走るためには、ゆっくり走ること」。足りないものがまさにそこにあったという感じでしたね。

実は、チーム100マイルに加入して以来、大幅にフィジカルを成長させてくれた「高強度トレーニング」に固執して練習をしてきました。でも、段々とキツイ練習をしても、疲労は溜まるばかりで成長を感じることが少なくなり、レースでのパフォーマンスも上がらなくなり、焦るから更に高強度トレーニングを、、、というようなサイクルにはまっていたんですね。

もう何かを変えないとダメだと思い、色々な書物や文献に当たっている中で探し当てたのが、この書籍だったわけです。

そして、その他にもいくつか手元にある持久系の書籍や研究論文を参考にしながら、この半年のトレーニング計画を立てて、実行してきました。

最も革新的かつ効果を感じたのは、心拍ゾーンを5段階に分けるというフレームワークですね。興味のある方はぜひ書籍を手に取ってみてください。

これまでも心拍ゾーンはわけてきましたが、特にゾーン2(自分の心拍数でいうと136-146あたり)のキツくも楽でもないくらいのボリュームを増やすということに主眼を置いて、この半年はやってきました。

これを続けたら、4ヶ月目の3月中旬くらいから、明らかに補給量が少なくても動けるようになりました。ハセツネ30kの試走でペースはそれほど速くなく4時間30分ほどだったと思いますが、補給はジェル2つに水300mlくらいで済むようになりました。

また、心拍ゾーン3,4の強度の高い練習の効果が高まったように感じました。イメージとしては、体力が三角形の形をしているとすると、底辺が長くなって三角形の面積が広がった感じ。もしくは、野球のストライクゾーンをイメージして、トレーニングの成功がストライクだとすると、ストライクゾーン自体が大きくなって、多少の暴投(変なトレーニング)でもストライクになるような感じ。

もちろん、高強度トレーニングも大事なのですが、要するにタイミングや期間の問題がありますね。高強度トレーニング(先ほどのイメージだと三角形の頂点)ばかりをやっても、土台の練習をやらないと、だんだんと底辺は狭まってしまうので三角形全体の面積が小さくなってしまう感じですね。

最近思うのは、100マイルやウルトラトレイルに取り組むためには、最低でも1年は期間を持ち、6-8ヶ月はこうした基礎構築に割り当てた方が上手くいくのではないかということですね。

かなり気長で忍耐のいる地味な練習の繰り返しになるとは思いますが、最後にものをいうのはこうした練習にいかに真摯に取り組んできたかなんでしょうね。

さて、以下では、週単位の運動時間と心拍ゾーンの内訳の変遷を紹介します。

(有料部分は、生データや実録、ちょっとしたTIPS・秘密のようなものを書いてます。今回も半年間の集大成のようなデータなので、お値段高めです。ここまでの内容で気に入って頂けたら「スキ」ボタンを押して頂けると執筆の励みになります。また、ご意見、ご感想、議論などは、以下のFacebook投稿まで、お寄せください。)

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