2023/12/29 築地→月島→浅草を歩いたよ

今日は9時に起きた。昨晩は4時ころまで起きていたので5時間ほどの睡眠時間だ。起きた感じはまあ、いけるかと思った。

起きてからカレーを食べた。いやはや相変わらずカレーはうまいな。カレー生活もいよいよ1年を迎える。この目標は今年で終わろうと思っている。
この目標は私自身が、毎日カレーを食べても飽きないくらいカレーが好きだと自負していたが、果たしてそれは本当なのか、自分で自分を誇張して大きく見せようとしているんじゃないかと疑問を持ったことに端を発する。
一年食べてみたが、これは真実であることがわかった。余裕でうまい。
カレーを食べるためにお腹がいっぱいなのに仕方なく夜中にカレーを食べることもあった。これはカレーに対して失礼であるし不健康だ。毎日食べるのはもう今年で終わる。それでも相変わらずカレーが好きであることに変わりはないので定期的に食べる。

カレーを食べて洗濯機を回して、干して一休み。昨日お伝えの通り、今日も広島からやってきている母と会う予定だ。親思いのいい子供である。

特に何時からと決めていないのでウーバーを多少はやっておくかと思う。でもなあ、ちょっとお腹いっぱいだしもう少しゆっくりしよう。
と思っていたら眠てしまっていた。起きれば12:30頃だ。おお、ウーバーをやる時間がない。まずいなあ。なんとか明日、明後日で終わらせられるだろうか。
母から連絡が入ったので浅草で合流する。特に行きたい場所も決めていないということで、なんとなく築地に行くことにした。
築地といえば場外市場が豊洲にうつるだなんだと大騒ぎしたところだ。その前後をニュース以外で一切知らなかったので行ってみることにした。

田原町から銀座線で上野へ、上野から築地という移動だ。電車に乗って路線図を見ると、なるほどこりゃ移動させたいわなと思った。日比谷線で南へ下ると、築地の次は東銀座、銀座とつながる。銀座の土地の値段でアメリカ全土が買えるでおなじみのあの銀座だ。日本の地価ランキングトップ。芸能人がコインパーキングの値段に苦言を呈する場所ランキング一位のあの銀座だ。そりゃあ、魚に土地を使いたくないだろう。ハマチ一匹の面積の土地は銀座なら数百万はしないだろうか。いいすぎか。
確か老朽化を理由に豊洲への移転を考えているということだったと思うがその実、最高の立地に大して金を生まないモノが建っていることが許せなかったのだろう。

そんな築地へ降り立つ。大きな築地本願寺の前を通って交差点を超えればあの旧場外市場だ。テリー伊藤氏のご実家の卵焼きが有名なあの場外市場だ。
年の瀬の築地はいまでもとんでもない人出でにぎわっていた。こりゃあ人がやたらと多いな。なにが面白いんだ。私も来てしまっているが。

カニやらでかい魚やら、お正月のごちそうになりそうなものがたくさん並んでいる。店をふらふらと見ながら歩いていると店員さんの声が聞こえる「はい!いま○○が届きましたよ!見ていって~!買ってって~!」
むむむ。そうか。卵焼きやかまぼこといったものはこの店内で作っているわけじゃないんだよな。であれば、スーパーマーケットと何も変わらないじゃないかと思った。
この点はどのように説明してくれるのだろうか。魚であれば、漁師さんが捕まえて持ってくる。バイヤーが買い付ける(ここが複数になることはある)。消費者の目の前に並ぶ。消費者が選んで購入する。
この順番だろう。ここ築地市場に並ぶ品々を扱っている店員さんは両氏のようには見えない。であれば、扱っている商品は別の市場で購入してここに並んでいるということで良いだろう。スーパーマーケットと同じである。うーん。不思議だ。なぜ、人々はわざわざ築地に集まるのだろうか。

そんなことを考えていると、母は卵焼きとかまぼこを買って、私にくれた。正月らしいものの一つでも食べなさいということだ。ありがたい限りだ。かまぼこは わさび醤油でいただいても年越しそばにのっけても美味い。

築地をあとにして、歩いて月島まで移動した。我が故郷、広島は大お好み焼き都市である。そのためもんじゃ焼きを食べたことがない。それは母も同じのようだった。
何となく店に入ってまずはとプレーンもんじゃを注文して食べた。

文句ばっかり言って申し訳ないのだが、もんじゃ焼きの美味しさはよくわからなかった。決してまずいわけではない。食べられるのだが、うひょーこれこれ!とはならない。ゆるいお好み焼きだ。プレーンもんじゃにしたのが良くなかったのだろうか。
母もまた、これは美味いとは言えないなと言っていた。似たような親子である。

もんじゃ焼きを食べた後は電車に乗って浅草へ戻ってくる。私が一人暮らしを始めてから、貧乏によって魚が食べられていないということに気をつかって、母は魚を食べさせようとしてくれた。
浅草の回転ずしでも行こうとスシロー、くら寿司と見てみたが2時間以上待ちだったので断念した。

東洋館に通う人なら存在は知っているだろう。演芸ホールの向かいのローソンの地下がゲームセンターになっている。そのビルの二階にある「北の市場」に行ってみることになった。普通の居酒屋だった。

ちょっとおかしかったのが、店員さんが禁煙席に通してくれたのだが、めちゃくちゃたばこのにおいがする席だった。向かいに座る母の後ろのテーブルではタバコをスパスパふかしている。我々の二つ隣の席のおじさまもタバコをふかしている。ん、ここは禁煙席ではないのか。私も吸っていいなら吸いたいなと思って店員さんに確認した。
今座っている席は禁煙席らしかった。どういうことだ。何も分煙になっていない。私は愛煙家であるから文句は言わないが、子供連れや嫌煙家の方だとぶち切れ案件だろう。
なんやかんやあって、タバコが吸える席に移動させてくれることになった。この店は店員さんがとてもフレンドリーだ。ビルの中にある居酒屋なんてたいてい事務的な接客というか、それで十分なのだが、話しかけてくることはないのが普通だ。
いろんな席のいろんな人と店員さんが話しかけて楽しそうにしている。意外といい店じゃないか。ちなみに、ここでもタコの唐揚げがウマかった。タコうますぎるだろ。

さきほどのもんじゃ焼きでビールを中瓶で一本いただいていたので、ここでは黒霧島、いいちこをちびちびとやった。日本の焼酎は魚にあう。勉強になった。

21時ころになり、お会計を済ませて店を出た。母の泊っているホテルの方へ迷わない程度に同行して別れた。
自分の体から出てきた人間と酒を飲むってどういう気持ちなんだろうな。なんだか気持ち悪くないかなと思いながら、言葉にできない変な感じを抱えて生きるのが人間だよなあと納得したつもりになっておいた。

帰りにまたもバッティングセンターに寄って、1ゲームだけ打っておいた。昨日に続いてきたことで打撃が向上しているのが分かった。日々続けることが重要だな。
年末のバッティングセンターは酒酔いの若い衆が集まっている。彼女のバッティングを彼氏が動画におさめ、彼氏のバッティングを彼女が動画に納め、なにやっとんねんと思いながらその様子を見ていた。
打撃とは侍的な行為であるから、精神を研ぎ澄ませて1スイングを大事に取り組まなければいけないぞ。上手になれないぞ!と思った。
別に上手になろうと思ってないからいいのだろうな。

ああ、気づけばまたも3000字書いてしまった。長い。長すぎる。

帰宅してネタの準備に取り掛かる。
明日は漫才協会のほぼ全組が出演する、年末恒例の漫才大会。明後日、大みそかは作家のふかまちさん主催のアッパレライブで漫才納めだ。

明日の漫才大会は午前十時に1・2・3部のチケットが一斉に販売されるものと聞いている(詳しくは公式サイトを見てね)。皆さま、風邪をひかないように厚着をしてぜひご購入にお越しいただければと思う。我々は第三部なので、どうしても人気のチケットだから、早めがおすすめだ。

アッパレライブはまだまだ取り置き受け付けています!よろしくねー!

今日面白いと思ったことは「ハイパー眠いけども、あともう二日の辛抱だ!がんばれえい。」


こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。