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今までの経験を文章にすることで、自身の振り返りにしたいと思います。 そして、それがみな…

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今までの経験を文章にすることで、自身の振り返りにしたいと思います。 そして、それがみなさんのなんらかの役に立てれば、うれしいです。 人事部門が長く、その分野が中心となります。

最近の記事

リストラ

リストラクチャリング=再構築です。 決して、後ろ向きな言葉ではないはずですが、耳にするだけで、なんか痛みを伴うのはなぜでしょうか、、、。 実行する内容が自然と今までのことを否定するからなんでしょうね。慣性の法則で何事も現状維持になるための力が働いている。変わらなければ、そのまま同じことをしていればいいのです。楽ですね。でも、つまらないはず。 構造改革と聞くと、何かすごく良いことをやっていると聞こえます。なんか、できるビジネスマンの感じですね。 リストラ=再構築=構造改

    • ビジネス小説 「TEN」上下

      https://images.app.goo.gl/d1n1P5P8rtqNEGgN6 ビジネス小説が好きです。 以前から好きなのですが、ここ最近特に好きです。コロナの世界で中国在住の身としては、Kindleのありがたみをしみじみと感じています。Kindleがなければ、本は読めなかったのです。インターネット万歳! というわけで、読んだ感想、書評、感じたことを残していこうと思います。 第一弾 楡周平さんの「TEN」上下です。 立身出世していく主人公と関連する周囲の嫉妬

      • 社長と人事部長の違い

        今日は、少し立ち止まって、標題の違いについて、考えてみたいと思います。 文章を書きながら、考えをまとめていくので、読みづらいかもしれませんが。 自分にとってのnoteは、書きながらまとめる場所にするのがあっていると感じたからです。なぜなら、最初にいくつか書いた時は、少し時間の余裕がある時期でした。そのあと、どうしてもなかなか書けません。綺麗な文章をしっかり考えて書かなきゃと思ってしまうのです。でも、先日、考えをまとめながら、書いてたら、どんどん進みました。あ、これだ!と思

        • 速い

          今中国で仕事をしています。 今日は、速いエピソードを一つ残しておきたいです。 コロナ影響を受けているのは、中国ももちろんあります。とある小売をやっているのですが、やはりオンラインの影響をたくさん受けています。 ならば、我々もオンラインをやろうということで、改めて専任部署を設置しました。1月からスタートし、3月ぐらい春節明けにスタートすれば御の字ぐらいの感覚でいました。しかし、かなり期待したこともあり、頑張ってくれました。なんと3週間ほどで複数企業を比較し、有利な条件も引

        リストラ

          資本の論理

          現在の世の中の多くは、株式会社で成り立っています。古くは、ヨーロッパから航海に出るときに、資本家たちがお金を出し合って船を作り、航海者を雇った仕組みが最初とのことです。富の有効活用となっており、非常に合理的ですね。  当然ですが、お金を出し合った人たちの意見が優先されます。特に大きな方向性の部分はそうなります。これぐらいのスペックの船を作って、今回は、この燃料でインド洋まで行ってとかですかね。  これを100%子会社に置き換えると同じですね。親会社の意向に抗うことは基本的

          資本の論理

          キャッシュ②

          さて、あっという間に一年が過ぎてしまいました。 昨年少しづつ書き綴っていましたが、忙しくなり、ほったからしになってしまいました。 キャッシュです。 難しいと書きました。そうです、難しいのです。  どうしても頭の中がPLの利益の脳になっているからなんですね。どういうことかというと、何かを計算やシュミレーションするときに、PLの利益計算する考え方が脳に染み付いているのです。  同じような感覚の方は、いらっしゃるはずです。不思議ですよね。ここの土台がしっかりと合致した中で

          キャッシュ②

          キャッシュ

          PLの理解は、概ねできた。 あとは、少し構造変える取り組みにチャレンジしているので、結果が見えたら、一気に変更する。そうすることで、構造が変わる。構造が変わると新たな仮説が生まれ、チャレンジが可能になるはず。それを信じて実行する。 キャッシュ これ簡単そうで、一番難しい。何度も確認してもまだ肌感覚が合わない。この感覚があってくれば、ある程度大枠とらえておけば、大丈夫なのだが。 また、キャッシュ優先に対応してきた結果、少し損しているところも見えてきた。やはり極端に偏ると

          キャッシュ

          経営の実践

          ミッションを創り、ビジョンを提示し、価値観を共有し、浸透させれば組織は動き出す。 と、言葉にすると簡単なんだけど、実行は本当に難しい。この順番もそうだし、そんなにすぐ結果が出るわけでもない。でも株主から時に早急に成果を求められる。難しいですな。でも、これ以上にないやりがいを感じている。 今足りないのは、人材育成だ。しかし、人材育成なんかしている場合ではない、すぐに結果の出る取り組みをしろという声もある。確かに短期的には一理あるし、キャッシュが不安定な中短期的な成果を求める

          経営の実践

          リーダーシップとマネジメント

           よく比較される二つですね。とりわけ昨今においては、リーダーシップが重要と言われています。リーダーシップは、誰もが発揮できる力です。必ずしもリーダーが発揮するものではありません。担当者でも組織の中でも外でも構わないのです。熱いビジョンを胸に周囲の人たちを動かす力です。  リーダーシップの発揮スタイルだけで良いかというと、必ずしもそうでは無くて、やはり人は様々なタイプがいます。リーダーシップを発揮して、その影響は受けて、心で感じてくれているのだけれど、具体的にどうしたら、良い

          リーダーシップとマネジメント

          能力の積み重ね!

           会社の中で、いろんな教育を受ける機会があります。その中でも創業の精神に通ずるような内容については、やはり奥が深い物があります。 知識の蓄積が一定レベルを超えると一気に相乗効果を発揮する。 入社してすぐから、この言葉に触れる機会があり、そして教育を大事にする会社で育てていただきました。なんとなく、幅広く勉強しているとこの言葉の意味を感じる瞬間が少しづつですが、生まれてくるのです。うまく表現できませんが、全然違う分野の知識が頭の中でつながって、新しいヒントが生まれます。 今

          能力の積み重ね!

          コミュニケーションタイプ

           人は、一人ひとりが違う。それは、コミュニケーションスタイルも違うのです。しかし、ここの相違により話が進まないことが多々あります。なぜなんでしょう。  当たり前ですよね。一人ひとりは違うのだから、コミュニケーションスタイルだって、違うのです。何種類かあると思いますが、概ね一緒です。4象限に別れて、分析する形です。  明るく元気で誰とでも気さくに話しができる人、管理型で自分がなんでも知っていないと気がすまない人、とにかく他人をサポートするのが好きな人、分析して納得してからで

          コミュニケーションタイプ

          リーダーとは

           リーダーとは、リーダーシップがある人です。リーダーシップとは、必ずしも役職とは関係ありません。何かを成し遂げようとするときに、周囲を巻き込みながら、実現していく人です。  そのためには、やはりリーダーについていきたい、リーダーのために頑張りたいと思われなければ、なりません。どうすれば、そのようになれるのかまだよくわからない部分は多分にあります。しかし、多くの人を見てきた中で、なんとなく形成されつつあります。よくないパターンというのも見えてきました。  細かすぎる、何が正

          リーダーとは

          訃報対応

          人事部門で一定以上の期間在籍していると必ず直面するのが訃報対応です。  がん、心筋梗塞、腎臓病、肝臓病など闘病生活を余儀なくされ、在職中にお亡くなりなることがあります。健康的な生活を送っていて、突然の方もいれば、喫煙・飲酒など健康診断での生活習慣指摘はあるのだが、改善されていない方もいます。そして、その連絡は必ずといっていいほど、突然です。  全ての仕事は、ストップさせ対応を最優先で動いていきます。状況の把握をしながら、通夜・葬儀対応を進めていきます。弔電・供花、香料準備

          訃報対応

          歌舞伎町ゲノム

          面白い!!短編集でした。これもまた、最高。 先輩に教えてもらったジウから読み始めて、誉田哲也さんの本はすべて読んでます。特に、姫川玲子シリーズとこの歌舞伎町セブンシリーズが好きです。 少し昏いところがありますが、次を期待するワクワク感と必ず、差し込まれる伏線ストーリーが見事に収斂していくところがたまりません。 ずっと続けて欲しいですね。

          歌舞伎町ゲノム

          人事異動・・・

           春の季節を迎えて、2月決算会社と3月決算会社の人事異動の季節になりました。新年度を新しい体制で迎えるということです。この季節は、新入社員の入社も重なり、全国各地で引っ越しの季節になります。引っ越し難民がワイドショーで話題になっていました。この時期に個人で引っ越しをするのは、なかなかハードルが高いようです。企業は、引っ越し会社とかなり早い段階で想定人数や料金について、商談を重ねるので、そうなりますね。  基本的には、新年度に組織が実現したいことが先にあって、組織が作られ、そ

          人事異動・・・

          評価とは?

           人事関連業務の中で、試行錯誤するのが評価制度です。必ず何らかの制度があるのが評価になります。やり方は、無限にあって、それの制度設計となるので、人事企画としては、やりがいがある一方、その深みにはまって抜け出せなくなることも多々あります。そういう時は、本質にかえって「何のために」その評価をやっているかを考えます。そうすれば、自ずとどうすればいいか見えてきます。  点数式やアルファベット式がメジャーなやり方です。不思議なもので、この基準となっている部分を変えようとすると相当な覚

          評価とは?